2025/4/15
2025/4/15
※ 4/15 17:30 文章と写真を追加。

(山梨県 笛吹市)
日本列島各地から桜情報が届き、いよいよ待ちに待った春の訪れを実感しています。
新製品が多くなったため、HPの製品説明ページ及びカタログを見易く致しました。トップページからは「MVS製品ページはこちら」をクリックするだけで、藤沢の部屋からは右下のメニューから一発で見られます。

お待ちかねの放電3兄弟も、4月16日(水曜日)から注文受付開始、18日(金曜日)から発送開始致します。
全て手作りのため、1個作るのに30〜40分費やし真心込めて制作しています。微妙な仕上がりの違いはご容赦ください。
金属製品なのと放電促進のため(出来る限り尖った部分が多いほど優れる)薄い金属板になっていますので、施工時に四隅の角や側面などで手指を切らないよう充分に注意して貼り付けてください。パワーシートのブチルゴムの強い接着力と柔軟な素材のため、高温になる排気管以外は、どこにでも施工可能です。
やはりプレミアムが最上級品で、フラットプレートと組み合わせマットの下に置くだけで更なる乗り心地改善が図れる。理想的にはリフトアップして下側施工して、サンドイッチ状態で施工するのが効果的です。
排気管以外はエンジン、サスペンション、オートマ、マスターシリンダー、キャリパー等、幅広く施工できる。いきなり貼り付けるのではなく養生テープやマスキングテープで落ちないように仮止めしてテスト走行、結果を見て納得の結果が得られたら本貼りするのが正解。勿論3種類を組み合わせて施工しても良い。

基本的なエンジン施工は、放電スピードが早い真鍮板(スポーツ)は高回転まで伸びる感覚、放電スピードがやや遅い銅板(コンフォート)は低回転からトルクが出る感覚。吸気側施工は銅板で、排気側は抜けの良い真鍮板、体感が弱い方や強力な改善効果を狙う方は吸排気共にプレミアム施工を推奨致します。
ボディ施工はフラットプレートの相性が抜群なので、すでにフラットプレート施工済みのお客様は追加施工で更なる乗り心地改善や、転がり感向上が期待できます。使い方はフラットプレートと同様にマットの下に置くだけでも良いのですが、置く位置はステップ(仮止め後、結果が良ければ貼り付ける)またはステップより少し内側のシート取り付けボルト付近。ドア側ロック付近に仮止め、ドアヒンジ(ボディ側&ドア側)と探ってみる。

4ドアの場合はBピラー付近が1番弱いためBピラーの上部前後、中央ドアキャッチー付近、下部の前側&後側と6箇所を集中的に攻めて行くのが理想的。
セレナの場合はフロアー形状が特殊で(10cmほどの厚みで発泡スチロールが入れ込んである)一応定番のシートブラケット3箇所(助手席含めて6箇所)とリアスライドドアステップ左右4箇所、Cピラーの上部とドアロック付近(左右4箇所)でテスト走行実施。結果は×。
まずステップの前側、後側に仮貼りしたが、後側は移動するステップブラケットと干渉して見えない奥に消えてしまった。乗り心地も小さな凸凹を細かく拾い不快であった。

そこでシートブラケット3箇所を取り外し、Bピラーのルーフ近くから20cm置きに3箇所(左右で6箇所=画像参照)に移動した所、同乗者のコメントも「軽くスムーズだね」と良好で気持ち良い走りと変化した。
他にもボディ下側は鉄板の繋ぎ目付近、サスペンションの取り付け付近を狙ってみる。
サスペンションアーム、ショックアブソーバー、メンバーなども狙い目、FR車はプロペラシャフト・ユニバーサルジョイント付近が狙い目であるが、回転部分は脱脂して確実に貼り付けないと飛んでしまうリスクが伴う。が、効果は大きい。
ブレーキ関係は、キャリパー、マスターシリンダー、マスターバックと攻めるほど優秀なブレーキを手に入れることが出来る。最終的には転がりがどんどん良くなった対策として、いかにドライバーの意思に忠実に安定して止まれるかが重要となってくる。

新発売を記念して、当分の間、10%割引価格(税込)にて販売致します。
放電プレート・スポーツ【真鍮】[型番-88]
5720円 → 5148円(新発売記念10%割引)
放電プレート・コンフォート【銅】[型番-89]
6050円 → 5445円(新発売記念10%割引)
放電プレート・プレミアム【真鍮・銅 2層】[型番-90]
6600円 → 5940円(新発売記念10%割引)
2025/3/31

(神奈川県 南足柄市)
ようやく待ちに待った桜開花&満開情報が各地から届き始めました。
最初の画像は、ソメイヨシノよりも一足早く満開を迎える春めき桜(南足柄市)を背景に入れてパオ号を撮影(3月28日)。画像では明るく見えますが、平日夕方になって運良く入ることが出来ました。テレビでも放送されたため、通常は外国人も含めて大混雑になっています。

15日に告知した放電プレート3兄弟!
いよいよ4月中旬〜下旬頃から新発売致します。作る手間が大変なので遅れます。
パワーシート・ブラックに貼り付けた真鍮、銅、2層の違いにより、利き方は微妙に異なります。また、エンジンに施行する場合、ボディに施行する場合、ブレーキ関係に施行する場合でも体感は異なってきます。
基本的構造はパワーシート+パワーアルミテープ黒色+金属板の3種類または4種類(プレミアム)の組み合わせとなる放電作用力のため、今までのMVSと異なる効果も期待できる。ブチル接着剤は強力なため、高温に晒される排気管以外は手軽に施工できるメリットがある。
どれを購入するか悩ましい所ですが、お勧めは3種類2枚づつ購入して養生テープやマスキングテープで落下しないように仮貼りして結果を検証。3種類の異なるフィーリング(複合施工も良い結果を得やすい)を検証して「これだ!」と思った良い結果が得られたら貼り付ける。ただし、落下しやすい場所やリフトアップを伴う場合は仮貼りは難しいので、貼り付けてテスト走行を実施。
エンジン関係は、やはりプレミアムがおすすめで、ボディはプレミアム、コンフォート、スポーツ(乗り心地が固くならない)を組み合わせて施工することで新たな領域を開拓出来ます。
ブレーキ施工箇所は、マスターシリンダー、マスターバック、キャリパーと幅広く施工できます。3兄弟の構造の違いでブレーキ特性も変化しますので、仮貼りして、施工位置、改善効果を確認して自分好みの特性が得られたら本貼りするのが理想的です。
自分は体感が弱いかもと思う方や面倒なことは嫌いという方は、やはりプレミアムを複数施工するのが1番分かり易いというか手っ取り早いと思います。
チューニングはセッティングが重要なので、異なるアイテムが多いほど最善の結果を追求出来ます。

価格(税込)は・・・
放電プレート・スポーツ【真鍮】[型番-88]
5720円 → 5148円(新発売記念10%割引)
放電プレート・コンフォート【銅】[型番-89]
6050円 → 5445円(新発売記念10%割引)
放電プレート・プレミアム【真鍮・銅 2層】[型番-90]
6600円 → 5940円(新発売記念10%割引)
2025/3/15

(静岡県 河津町)
新製品・パワーシートブラックを新発売致します。
パワーシートSサイズ&Lサイズは価格的に購入しやすく、施工できる場所も排気管関係以外は広く、荒れた鋳物部分等にも貼り付けるだけで簡単に施工できるためアルミテープと共に売れ筋アイテム。
但し、大きな欠点として、黒いブチルゴム系接着剤が切断面よりはみ出てきて手等に付着する。また経年劣化により汚れや歪みが発生するため見た目が悪い。また愛車入れ替えの際に剥がして再利用することが難しい。
そこで上記パワーシートの長所を活かし欠点を大きく改善したのが、今回のパワーシート・ブラックです。
Sサイズ、Lサイズ共に大きさはパワーシートと同じサイズです。
Sサイズ=25ミリ×40ミリ
Lサイズ=50ミリ×40ミリ

パワーシート・ブラック Sサイズ「型番-86」 2200円(税込)
パワーシート・ブラック Lサイズ「型番-87」 3960円(税込)
※パワーシートのような10枚組はありません。
画像や名称が示すように真っ黒な見た目です。パワーシートの上側からアルミテープ・ブラックを貼り付けました。画像では分かりませんが、アルミテープは裏側まで(約1〜2ミリ)折り曲げて接着剤が表側に出てくる弊害を防いでいます。従って、パワーシートのように自由に切って使用するメリットはありません。
四隅の角も丸くカットして剥がれを防止すると共に、見た目のクオリティアップを図っています。エンジンカバーや吸気管、アンダーカバーなど黒い部分への施工は忍者の黒装束に似て目立ちません。
パワーシート+アルミテープの合体製品なので、性能的にはパワーシートより強力です。アルミテープはLサイズで55ミリ使用(約825円分)します。このように捉えれば価格的にも、そう高くはありません。自作しようとチャレンジすれば、いかに難しい作業で時間が掛かるかが解ると思います。
発売時期は3月19日(水曜日)から受け付け開始して、発送は21日(金曜日)からとなります。
同時に、パワーシート・ブラックSサイズを更に改善した放電プレート3兄弟(真鍮板貼り付け=〝スポーツ〟、銅板貼り付け=〝コンフォート〟、銅板+真鍮板2層=〝プレミアム〟)も4月頃から発売開始予定で準備を進めていますので、Sタイプ購入はじっくりご検討ください。
放電菊座金、ダブルメッシュ(放電てるてる坊主含む)、新発売のパワーシートブラック、4月発売予定の放電プレート3兄弟活用で、MVSによる改善効果は、まだまだ伸び代があります。

【パオ号レストア奮闘記】
第五章ー3 日本一速いパオを目指して
2024、9、15
・ヘッドガスケット交換手順――その1
水漏れやオイル漏れが見つかれば車検で受からない。ヘッドガスケットからのオイル漏れは液状ガスケットを塗布することで治っていた。アールズコネクターからの冷却水漏れも、走行後に小さなモンキーレンチで増し締めを行いほとんど治っていた。迷いに迷ったが思い切って車検前にヘッドガスケット交換、同時にシリンダーヘッド&インマニ交換を行うことを決断する。
工場のリフトを利用する点とヘッド脱着する際に2人作業のため、青木氏と日程を調整、9月17日に実施することにした。ちなみに車検は23日に予約済み。

難しい箇所は、右側エンジンマウント・ブラケット取り付けボルト3本の取り外し及び取り付けである。勿論、慣れていないと、タイミングベルトを規定位置にはめ込みテンショナーでベルトを張る重要な作業も難しい。1山ずれればバルブとピストンが干渉してエンジンが壊れる恐れもあるし、調子良く走らない。
クランクプーリーボルトは緩めず、下側カバーは脱着しないで上側カバーのみを外し、テンショナー固定ボルトを緩めておいてエンジンを少し回転方向と反対側に回してからテンショナー固定ボルトを締め付ける。これでベルトに遊びが出来るため脱着しやすくなる。要領が掴めないと苦労する点だ。
恐れていたように右側エンジンマウント取り付けボルトの取り外しに苦労した。ここはタイミングベルト交換作業でも必ず脱着する所であるが、何度行っても厄介な作業である。「2度とやりたくない」と叫びたくなる。
排気管接続部のナット2個を緩めて、真っ先にエキマニを取り外す。燃料ポンプはホースを外さないまま取り付けナット2個を緩めて取り外す。デスビも1個のナットを緩めて取り外しておく。次にエンジンマウントとベルトさえ外れれば、ヘッドボルトを規定順序で緩めて外すと、シリンダーヘッドはあっけなく取り外せる。
2025/2/28

(神奈川県 小田原フラワーガーデン)
長らく在庫が切れていた私の著書「日産大森ワークスの時代」が入荷致しました。
内容的には私の自叙伝となっています。サイン希望者はオンラインショップ下側の希望欄に「サイン希望」と記入してください。
昔よりも車が年々速くなっなってきたように万事が忙しく過ぎ去ってゆく現代。あらゆる面で効率が求められる時代となり、さらなる速さを競う時代になっている。
こんな時代だからこそ空を見上げて、ゆっくりと流れゆく雲を見る。何も考えずに過ごす時間も時には必要かもしれない。
現代はパソコンや携帯で検索すれば瞬時に答えが見つかる。AIも進化を遂げ、すぐに身近な存在となってくることでしょう。
これはこれで必要不可欠な便利アイテムと言え、耐えず進化を遂げてゆく。しかしながらファインチューニングの世界で言えば、瞬時に答えがわかることが必ずしも正解とは言えない、というのが私の考え方だ。
その理由は、試行錯誤を繰り返す時間が、私には1番楽しい時間なのだから・・・。
特にMVSのような製品は「○○に何を付けたらどう変わるのか?」と想像を膨らませ装着→試走→結果を検証。結果が駄目な場合は悩みながら施工箇所を変更したり追加したりを繰り返す。
かえって悩んだ末に良い結果が得られた時の喜びは何物にも変え難く、思わず「やったー!」と声が出てしまう。失敗を重ねることで知らず知らずの内に技術の蓄積が可能となってくる。無駄な時間も実は無駄な時間では無いのだ。
よくある質問として「○○を○○に付けたら、どうなりますか?」と聞かれるが、1番楽しい時間である探る楽しみを捨ててしまっていて、「もったいない」と感じてしまう。
また他の方のレポートを参考に試すのも良い結果を短時間で得られやすい反面、車も違えば使い方も異なり、価値観(燃費重視、乗り心地重視、走り重視、その他)も異なるため必ずしも評価は一致しない。
そんな場合は、少しだけ位置を変えたりアイテムを変更したり装着数を変更することにより、自分好みを探し出すことが出来る。このメリットこそMVS最大の長所と言える。「面倒なことは嫌いだ」という方は、もちろんレポートを参考にするほうが短時間で良い結果に辿り着くのはたしかだ。

最近の車はボディ下側が全面樹脂カバーで覆われている車種が多くなり、ボディへの施工が難しくなっている。そんな場合は樹脂パーツに施工することで「エッ」と驚く効果を得ることもあるので試して欲しい。
TOYOTA、日産(e-power)、HONDAのハイブリッド車は構造&システムが異なるため施工場所も異なってくる。年々進化を遂げてくるコンピューター制御満載の新車でも、MVSならトラブルを心配しないで簡単に装着→探求できる。
MVSのような製品は走り屋向きと取られがちであるが、意外と軽四輪で通勤に使用する一般用途の方が、燃費や操縦安定性&ブレーキ強化(安全性向上)など多くの恩恵を受け易い。
新車購入後、良い車だと感じても、暫く使用していると不満点は必ず出てくる。そんな際はMVS装着で短期間で改善できてしまうことが多い。「本当かな?」と疑っている方は一度試していただければ、「もっと早く使えば良かった」と思うくらい効果を体感していただけるはずだ。
【パオ号レストア奮闘記】
第5章ー2 日本一速いパオを目指して
2024年8月
「ヘッド&インマニ予備部品準備」
エキマニのアールズコネクター接続部からの冷却水漏れ対策として、インマニも中古品を入手し、事前に水漏れ対策を実施した。

鉄製のメクラ蓋部分の凹みにボンド充填、キャブレターとインマニの間に入るスペーサー(冷却水が来る)とパイプを新品購入。勿論、ガスケットも用意した。
どんな整備でも初めての整備と2回目ではコツが掴めてくる。キャブレター取り付けボルト4本も下側から長いボルトで固定しているため、最初はリフトアップまたはジャッキアップしてから行う作業と思った。慣れればそのままの状態で(エアークリーナー本体を外し、冷却水を抜いてから)左右から何とか4本のボルトを緩めることが出来る。
インテークマニフォールドの脱着も同様で、キャブレターを取り外さないと上側中央の2個のナットを緩めることは出来ない。上側4箇所、下側2箇所の合計6箇所の8mmナットを緩めるとインマニを取り外せる。
一番大変なのはインマニを取り外した際、ヘッド側に貼り付いて残っているガスケットを綺麗に剥がす作業となる。ガスケット剥がし工具が無いと難しい。時間が掛かっても少しづつ剥がすしかない。
用意したインマニを再生整備したシリンダーヘッドに取り付け、キャブレターも先に取り付けておき2人作業でポンと乗せれば作業が簡単になると、この方法を選択した。幸いなことにヘッドガスケットの位置決めは両端のヘッドボルト穴にガイドが設けられているため位置ズレしないため大丈夫と判断した。
2025/2/15
※ 22:45 レポート送り主様の県名が間違っていたため修正。大変失礼いたしました。

(広島県 厳島神社)
新年を迎えたと思ったら早くも2月中旬となりました。雪国の方々は大雪で大変な日々を過ごしておられます。人も車も無事に春を迎えられるよう願っています。
前回告知した「放電てるてる坊主・完成品」は19日水曜日から発売開始致します。
パワーバンド&パワーラップ施工済みの方は【ダブルメッシュ4cm】を組み込むことで簡単に施工できます。今回の完成品はサスペンションやボディ&エンジンの余っているボルトネジ山などに固定出来ます。
また排気管ボルト部に菊座金を装着済みの部分に、更に装着することで、放電ダブル効果で更なる性能向上が図れます。凄く効いた箇所をダブルで攻めるのは鉄則です。
取り付け部分が10ミリボルト径に対応。勿論、取り付け部の端子もMVS処理品なので更なる向上を探求できます。
重要なのは・・・
1:装着場所
2:装着個数
3:効果的な場所を探る
上記3項目は全てのMVSアイテムの装着に当てはまります。
今回の製品の特徴として、車体下回りの走行時に風が強く当たる箇所(サスペンション&ボディ下部)への施工が理想的と言えます。また、排気管を攻めるのはいつも有効で、他のMVSとの併用も装着効果を倍増させます。特にダブルメッシュ4cmと組み合わせての施工が理想的。
価格は1個3500円(税込3850円)。新発売を記念して当分の間、10%割引価格(税抜)にて販売。
3150円(税抜)→3465円(税込)
為になるレポートが届きましたのでご紹介します。
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岩手県 T・S様
22年使用し錆朽ち果てたサンバーの後継車は、バネットバン(NV200_GX、FF、CVT)となりました。
納車後の一走りで不満爆発したので(笑)、今までのノウハウを糧に一気にMVS対策しています(サンバー、電気NOTEから剥がした再利用品が大半)。
(MVS装着車を基準として)ファーストインプレッションは、当然商用車まんま(ガサガサした感じ)でハンドリングも普通(悪くはないが楽しくない)で、MVS盛りサンバーとはずいぶんと違う。
施工第1週、上限3,000rpmで
1.操縦系
・ネオジムをフロント足回りのボルト頭、リア足回り支持部と板バネへ
→ロールに不安がなく、動きが正確になります。特にリアは、板バネとは思えないくらいアタリも柔らかくなりました。
ステアリングもどっしりと落ち着きます。サスペンションタワー施工は硬めに感じたので、今回は保留。
2.エンジン、動力伝達系
・パワーラップをドライブシャフトへ
・PTブロックをエンジンブロック、CVT 周り(新規)へ
・31ラジエターホース、LX(抜き取り困難でリザーブタンクにも投入)
→加速が良くなり、流れに乗るのに2,500rpm位で済む(MVS未施工時は3,000rpm)。
3.吸気系、排気系(エンジン寄り)
・パワーメッシュ、パワーバンド、空中アース、パワーシートを分岐点や径変化点へ
→トルクアップした模様(MTではないのでわかりにくい)
4.電気系
・パワーシートをヒューズboxカバー、イグニッションの一次側コードへ
→同じくトルクアップした模様
・バッテリーパワーリング(+-)
→セル音が明らかに力強い。
※施工ツボについて。自分だけ知っていてもしょうがないので・・・
排気系
・径変化点(太→細)の場合、変化点から内径(細)分後方へずらしたあたり。
・径変化点(細→マフラー等)の場合、変化点から内径(細)分前方あたり。
・曲がり部は、ガスが直進して管に当たるあたり(中半~後半)
※「ガスの速度変化、圧力変化、乱れがあるところ」に効くと解釈しています。
吸気系
・形状変化点の前後。
・アースはよく効くので、パワーバンドをアースケーブルで連結しボディに落とす。
最近試した空中アースもよく効いています(ありがとうございます)。
※「曲がったり、分岐で滞留したりで空気抵抗が増えるところ」に効くようです。
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【藤沢談】
吸気排気の施工のツボを知ると、より素晴らしい結果を得ることが可能となってきます。貴重なノウハウ伝授ありがとうございます。是非参考に施工にチャレンジしてみてください。このレポートはまだ一部のため次回も続きます。
2025/1/31

(神奈川県 寄ロウバイ園)
静電気の発生が、多くの方が思っている以上に性能をスポイルしていることが明らかになってきました。
今年の新製品は静電気放電向上に向けて更に取り組んで行きます。もともとMVSが驚くほど効果が得られるのも静電気放電のお陰もあると思われるのですが、今後は更なる性能向上に向けて開発を進めています。
ひとつには、違う金属や材質を組み合わせることで放電が一層強まることです。更に形状も非常に有効な役割を果たしています。
ご愛用者の中には、すでにMVSパワーラップ装着済みの方も非常に多いです。取り外す際はニッパでタイラップを切断すれば簡単に取り外しできます。

再装着は付属のタイラップまたは市販のタイラップを元部分に刺し込んで完了です。放電てるてる坊主・ダブルメッシュ4cmを真ん中に挟み込んで元通りに締め付けて取り付け、ダブルメッシュ両端をラッパ状に広げて完了(画像参照)です。
ダブルメッシュが長いとドライブシャフトやプロペラシャフトなど高速回転する部品では各種トラブルの原因となるため。長さ4cmが適切な長さとなります。
MVSパワーバンドを装着済みの場合は、パワーバンドの締め付けを少しだけ緩めて、ダブルメッシュの片側を挟み込みだけの簡単装着となりますが、排気管など高温に長期間晒されるとネジが固く焼き付いています。CRCまたはネジ緩めスプレーなどをネジ部分に吹き付けてから緩めることがポイントとなります。

画像のような「放電てるてる坊主」の完成品を近々(2月中旬〜3月1日)販売開始する予定で準備を進めています。端子は金メッキ製品が入手困難な状況で諦めました。取り付け穴径は10.5ミリ。カシメ部分を覆う黒いカバーはパワーバンドからの排気熱で損傷するため販売品では装着しません。
驚きのレポートが届きましたのでご紹介致します。
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北海道 K・S様
自作の放電パワーラップ、空荷状態では気付かなかったのですが、120kgほど荷物を積むと車体が沈んで持ち上がった両端が車体に接触するので、横のタイラップを2本にしました。
何年か前の道東での写真です。
シャーベット状の雪道を走行→氷点下15~20°C以下で連続走行これを繰り返すと、ホイールキャップに放射状に氷柱見たいのが出来て後輪がこうなります。
菊座金に似ているような・・・
札幌ではまず見ない光景です。
パオ号ヘッドガスケット交換準備見ました。
自分の車も2021年(走行約15万キロ)に水の流れる音が発進時に鳴り始め、リザーバータンクの冷却水が増えたまま戻らない症状が出たので自分でヘッドガスケット交換をしました。
(サービスマニュアルは持っていました)
JB23W(旧型ジムニー)のエンジンであるK6Aはスズキ初のメタルヘッドガスケットで全くのドノーマル車でも抜ける例があるみたいです。
(自分の車はECU書き換え)
大抵、車乗り換えかエンジン乗せ替えになるそうです。
冷却水の吹き出しやオーバーヒートは無かったので、面研はせずバルブ擦り合わせやタペット調整もしませんでした(本来はすべきですが何ヶ月も掛かりそうだったので)合わせ面のオイルストーン清掃はしました。
開けて吃驚したのはエンジン内がとても綺麗だったことです。
エストレモオイルの効果ですね。
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【藤沢談】
走行15万kmで新車に近い最高に綺麗なシリンダーヘッド内部を初めて見ました。レース用エンジンで1〜2戦でエンジンOHした時の綺麗さに匹敵します。一般走行ではパオ号のシリンダーヘッドのように、かなり汚れているのが普通です(パオ号購入当時は、まだエンジンオイル開発に着手していません)。
エストレモオイル+MVS装着により完全燃焼に近づき、ブローバイガスも減少し、オイル汚れが減少したこととエストレモオイルの優れた洗浄作用との相乗効果と推定出来ます。
驚愕以外の言葉が見つかりません。
2025/1/15

ただいま2025年新商品開発に向けて着々と準備中です。
ご期待ください。
年始年末特別キャンペーン【次回注文金額より3%割引】は今月末で終了となりますが、2025年の購入者様にはさらに、先着10名様にお年玉〝新発売・放電てるてる坊主(ダブルメッシュ=詳しい説明は後述)〟を1本プレゼントしています。特に事前連絡はしていないため、荷物を開けてのお楽しみ・・・。告知が遅くなりましたので、これも残り僅かになりました。
ひとつお知らせです。
今月から購入代金3149円以下の場合、送料が940円、代引き手数料363円に変わります。
購入価格が3150円〜10499円までは、代引き手数料363円が無料。
購入価格10500円以上は従来通りに送料・代引き手数料ともに無料で、商品代金のみとなるのは変わりません。
そして、MVSパワーバンドSサイズ[型番34]及びMサイズ[型番35]は、『MVS放電パワーバンド』に変更・改善致します。値上げばかりの世の中ですが価格の変更はありません。新製品は2025年1月販売より実施致します。

この〝放電てるてる坊主〟は、ダブルメッシュ4cm(型番80のダブルメッシュよりも横幅が16ミリと若干狭いが、直ぐに20〜25ミリに開く)が付属しますので、画像のように片側をバンドに挟んで固定し片側(車両の後方に向けて)をラッパ状に開くだけです。パワーラップの場合は中央を挟み込み両端をラッパ状に開きます。
すでにパワーバンド及びパワーラップを装着済みの方に向けて、同じ〝放電てるてる坊主〟ダブルメッシュ4cm[型番84]を1本1000円(税込1100円)で16日より販売開始致します。3cmだと網が解け易く5cmだと見た目的に大袈裟な感じになるため、中間の4cmに決定しました。
参考になるレポート J・K様
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1号車・・・あちこちに仕込んだ放電MVSが浸透してきたようであります。
70㎞/hを超えたあたりから全開域の最後まで効果が顕著に出てきました。加速が軽い!!!これが「帯電による抵抗」が剥がれていく?カンジなのですね(^^)
低速域でも各ギアを引っ張ってシフトアップする際(高回転域)も今までにない「すっ」と伸びる感あり。今まではシフトアップする瞬間にわずかな「溜め(=わずかな回転の低下?と言いますか伸びない感じ)」があったように感じていました。これも帯電によるブレーキだったんですね。各ギアを引っ張ってシフトアップする際に回転の落ち込みはほとんど感じなくなり、より気持ち良いシフト感になっております( ̄▽ ̄)。
上等なお醤油とかを味わった後のような、「知ってしまったらもう戻れない♥」世界観、たまりませんね(笑)。ほんとうに有難うございます。
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【パオ号レストア奮闘記】
・第五章−1 日本一速いパオを目指して
2024 5/31〜7月
「ヘッドガスケット交換準備」
再車検に向けてフルレストアを行ったために大きなトラブルは起きなかったが、実際に道路を走っていないため細かなトラブルは発生した。この現象と対策は第4章で詳しく解説した。
車検取得後、パオに乗る機会は新工場と旧工場の往復が主であるが、最短路を走ると片道2kmしかないため遠回りすると往復20kmほどと長くなる。遠乗りは江ノ島と箱根芦ノ湖など数回しかない。遠乗りでもフルレストアのため故障の不安感は少なく走りを楽しめた。走行距離は1年間で2400kmと少ない。
月日の流れは早いもので、再車検取得から1年半が経過した。
普通であれば走行距離も少なく何の問題も無さそうだが、実は大きなトラブルを二つも抱えていた。
1:ヘッドガスケットからのオイル漏れ
2:インマニのアールズホース接続部からの冷却水漏れ
ネットで検索すると。ヘッドガスケットからのオイル漏れはパオのウィークポイントで、燃料ポンプと並んで多発しているようだ。30年以上経過した古い車ゆえ仕方がない。最初はミッションからのオイル漏れを疑ったが、インマニ側中央付近から下に漏れている。
ヘッドガスケット交換は大仕事なので、ヘッドを降ろしてからヘッドOHを行うと工場のオイル交換作業に支障をきたしてしまう。そこで先にヤフオクで中古ヘッドを入手した。
MT用はまず出てこない。出ても走行距離は20万kmオーバーの品物となる。違いはないので、AT用10万km前後のシリンダーヘッドを手に入れた。
バルブ取り外しは専用工具なしで行う。燃焼室内側にウエスを詰め込みバルブスプリング頭部のリテーナーにプラグレンチを当てがい、ハンマーで強く叩く。するとコッタが外れる。強く数回叩くのがコツとなる。
出来ればバルブを新品に交換したいと思ったが、残念ながら、すでに廃盤となっていた。ネット検索するとバルブ製造工場から修理工場が購入していることを発見、連絡してみると在庫があるそうで無事に購入出来た。
バルブシート部分は目で見た限りではそれほど磨耗していないが、シートカッターもあるので軽く修正、ついでにカーボンを落としながら軽くポート研磨を実施した。

組み立てはバルブオイルシールを新品打ち込み、ここで少し裏技でチューニングする。東名自動車から出ているバルブスプリングシート(RB20用)0.5mmを購入して純正シートと組み合わせることで、若干だが強化バルブスプリングに近づく。

購入したシリンダーヘッドはスラッジが大量に付着しているため、除去するのに手間暇が掛かった。
バルブスプリングを組み込むには、専用工具のバルブスプリングコンプレッサーを必要とするが、どこを探しても見当たらないため隣のショップから借りて実施した。ヘッドさえ準備できればヘッドガスケット交換も楽に行える。
カムシャフトがAT用とMT用では作用角など異なる可能性も考えられるため迷ったが、そのままAT用を使用することにした。
2025/1/1

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
2025年も、新製品開発、販売に向け頑張ってゆきます。

旧事務所の後片付けをしていましたら、昔のアタックレーシング・ステッカー(長さ=約9cm×幅=3.5cm)が見つかりましたので、注文された方全員にプレゼント致します。

愛車パオ号も今年の2月で35周年を迎えます。車検取得から早くも2年以上経過しました。快調に楽しんできましたが、何分にも古い車ゆえ、幾つかの問題点を抱え調整や分解整備などしてきましたので、
【日本一速いパオを目指して】
という題で、1月15日から月1回の連載を再開いたします。興味のある方に見て頂けましたら嬉しいです。
【藤沢の部屋】
2024年
前半 ・
後半
2023年
前半 ・
後半
2022年
前半 ・
後半
2021年
前半 ・
後半
2020年
前半 ・
後半
2019年
前半 ・
後半
2018年
前半 ・
後半
2017年
前半 ・
後半
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