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2015/06/15
すでにHPを見てご承知の方も居ると思いますが創業以来初のグレードアップ・サマーキャンペーンを実施しました。

詳細はHPトップページのWhat’s New {期間限定}グレードアップキャンペーン!のお知らせをご覧ください。
但し、条件は弊社HPから製品をご注文された事のあるID番号をお持ちの愛用者限定、製品もsuperZEROシリーズのみ限定となります。
景気も低迷し給与も思うよりも上がらない今日この頃ですが、一度でもよいから最上級バージョンの「轟」バージョンを試してみたい。または「FS」バージョンを愛用しているが出来れば一度でもよいから「極」グレードを体験してみたい。予算の関係で「X1」グレードしか使ったことが無いなど、様々な制約の中で1グレード上級バージョンを気前よく使って頂くためのキャンペーンです。
少しだけ解り難い点があるので説明します。
ネット注文で
○Z53X1グレード・4L(22790円)を注文すると、1段階上級のFSグレード(26990円)を送付します。差額は何と2279円の御買得となります。
○同様にFSグレード4L(26990円)ご注文の場合は廃盤となった「匠グレード}(34600円)を送付いたします。差額は驚くなかれ7610円もお得になります。中身は4Lです。4.3L欲しい場合は極グレード300ccが用意されていますが、こちらは極グレードのままとなります。
○同様にキャンペーン中のみ「匠グレード」34600円、ご注文の場合は「極グレード」40850円を送付致します。差額は驚く6250円のお得となります。
○同様に「極グレード」40850円ご注文の場合は「轟グレード」44000円を送付致します。差額は3150円と、一見金額的には少ないですが、実際の中身の性能はこの2〜3倍以上の金額に相当する高性能版(後で解説しています)となります。
こんなにバーゲンプライスで大丈夫かなと私自身も心配になる今回のキャンペーンです。創立25周年もアッという間に過ぎ去り28周年も過ぎ去りました。これだけ長く続けてこれたのも愛用者様の支えがあったからに他なりません。日頃の感謝の気持ちを込めて、皆様に少しでも還元させて喜んで頂けたらと企画致しました。是非、ご利用くださいませ。
一応、約1か月間の期間限定とさせて頂きますが、注文が殺到し予定数に達した場合は、1か月を待たず終了する場合があります。お早目のご注文をお待ちしております。
注文受付、伝票製作、発送で少し混乱していますので、万が一の発送ミスの場合はお手柔らかにお願いいたします。間違え発送しないように細心の注意を払います。また、キャンペーン終了後に何とかして欲しいとお願いされたとしても受付できませんので、早めの対応、宜しくお願いいたします。弊社のオイルはすぐには劣化しない特殊技術を盛り込んでいますので、数か月先のオイル交換を予定されている方も、このチャンスをご活用ください。
お電話でご注文の場合は基本は使用履歴が把握できない場合は受付できない場合があります。
弊社にてエンジンオイル交換の場合は、オイル交換工賃、オイルエレメント工賃無料なので、このキャンペーンは適応されません。但し、6月19日(金曜日)から7月19日(日曜日)までの1か月間にエンジンオイル交換に来社されたお客様はオイルエレメント無料キャンペーンを実施致します。土曜日、日曜日は非常に込み合いますので早めの交換予約をお願いいたします。夏休みドライブに向けて早めにご利用ください。
轟グレードは以前は裏メニューという話を書きました。常連さんに気楽に「作ってみるよ」と引き受けたので極グレードでもエストレモのオイル価格を初めて知ると驚かれる金額なので、どんなに性能を良くしたとしても5万円などと言えないなと商売人ではない元技術屋の私は「44000円でいいよ」と最初に言って始まったグレードなのです。だから極グレードをはるかに凌ぐ超超高性能版でも差額は僅か3150円しか無かったというこになります。
一度でも「轟グレード」を使用されて驚かされたというコメントも多数いただいているのも、知る人ぞ知るという、こんな秘密が隠されているのです。常連さんの中では、いつも「轟は凄い」と愛用されている方は意外と多いのも、こんな秘密があったのです。
現代は、オレオレ詐欺の影響もあり、なかなかネット情報や友達からのの情報でも簡単に信じられない時代になってきています。こんな時代だからこそ、騙されない信頼できる製品造りがより重要で貴重なのではないでしょうか。
私の中では、16歳から自動車一筋に53年間追求してきた成果を製品に反映させ、プロアマを問わず、製品の性能で「この凄さがどこまで解るかな?伝わるかな?」と、球を投げて試している状況です。アマの中でもプロを凌ぐ人も見受ける反面、プロの中にもアマより劣る方も見受けます。
どんなに優れた製品でも解らなければ「猫に小判」です。価値ある製品も無駄になってしまいます。だからこそ「一度アタックレーシングの製品を使ったしまうと、もう他の製品は使えない」という嬉しいコメントが沢山舞い込んできて私や社員のやる気を一段と高めてくれます。
前回に解説したように今まで使用していたバージョンから上級グレードに変更した場合、100人が100人共に、「凄く変わった」と感じないケースも出てきます。重く感じた場合の対策としては・・・
1:とにかく普通に走り込んでください。次第に馴染んできて軽やかさが日に日に増してゆきます。普通のオイルはタレてゆきますが、反対に軽く軽く回り始めます。
2:それでも重く感じる場合は、安全な条件下で今までよりも少しだけアクセルを強く踏込み油温が上昇するよう少しだけ心掛けてみてください。踏み込むほどに軽やかさが増してゆくことと思います。
3:何をやってもだめ、今までの交換距離を走行しても前のグレードが良かったと感じた場合は、今回の上級グレードが高性能過ぎて適応条件から外れたことを意味します。次回は前グレードに戻してください。
毎年、異常気象ということで記録的暑さを迎えています。自動車にとっても実験開発時の想定条件を超える事態になってきているのです。

高性能オイルは、そんな過酷な条件ほど、その隠された高性能を発揮して裏でエンジンを守ってくれます。安全安心快適なドライブを満喫してください。
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2015/05/31
毎月2回、藤沢の部屋の原稿を書くにあたり、楽しみに待っているであろうアタックファンを意識して、いつもネタ探しをしている自分に気づく。お蔭で、いつも子供のように好奇心に満ちた毎日を過ごすことが出来ている。
多趣味が趣味であるため、藤澤の部屋に書けないことも沢山ある。あまり仕事とは関係ない趣味だから。でも、いつかどこかで仕事に結びついて役に立つことも多い。
そもそも現在の住居は、子供の頃藁葺屋根だった農家の古民家に住んでいる。すでに築100年以上は経過している。使われている柱は江戸時代の家を取り壊した時の廃材(松)が使用されている。当時はそれが当たり前だったようだ。残念ながら庄屋さんではなく貧農の家だったので豪華さは微塵も無いが、古民具や骨董品がよく似合うため自然と集めるようになった。部屋に飾っても昔からあったように馴染んでいる。まるで民族博物館のような様相が訪れる方を驚かせる。海外の方が見たら、きっと感激してくれるに違いない。
骨董品と一口に言っても非常に巾広い、焼き物、掛け軸、浮世絵、根付、タバコ盆、櫛笄、看板、武具、ポスター、古民具までと幅広い。当時は職人が手造りした物ばかりなので技術的に見るべき点が多い。昔から日本人が凄いのは工夫を凝らし素晴らしい技術的レベルを誇っていて、それが自然と現代の化学製品まで脈々と続いていることである。そんな流れの中で私も生きて工夫を凝らして新製品を開発している。
前回でも少し触れたように大企業の特徴は大量生産、薄利多売に特化していることだ。ブランドバックやオーダーメイドの皮靴など、職人が手間暇を掛け、こだわって生産するため自然と価格も高価になるがクオリーティは抜きんでている。エストレモのエンジンオイル&ギヤオイルを1度でも使って頂ければ100%は無理にしても多くの方から「他とは全然違うね!」と解って頂ける。
本来なら多くの方に使って欲しい気持ちはあるが「高性能を実感できて使って頂ける方=違いの分かる方」方々が喜んだり感激してくだされば開発者としては無上の喜びを感じる。OEMでもなければ生産を他社に依頼している訳ではありません。その証としてエストレモエンジンオイル&ギヤオイルは弊社以外に生産はしておりませんので市場で見かけることはありません。
高価な理由は大きく分けて二つあります。
理由その1:添加剤として優れていますが、どうしても原材料が飛びぬけて高価なX1&X1FSを最初からブレンドしている。
理由その2:資源国でない日本は当然ながら外国から材料を輸入に頼っています。オイルの製造も当然ながらオイル製造の専門会社に当社仕様をお願いして製造納入されてきます。何も手を加えなければ普通の高性能オイルとして普通の価格で販売できますが、当社にとっては、あくまで原材料の納入という位置ずけになります。
私の前歴で解るように私はエンジンオイル開発など関わった経験のない一般整備士、レーシングメカニック経験者です。色々な開発プロジェクトを構築する上で、あえて全然関係ない仕事や部署の方をチームに加えた方が思いがけない発見や提案ができ、素晴らしい結果に繋がって行くことは一般的に知られています。

オイルの経験など一切無かった私ですから自由な発想が可能となり、それが今までオイル開発者が思いもしなかった新技術開発・製造に繋がってゆきました。この証こそ5段階の(現在は匠バージョンを廃止して4段階)の性能バージョンです。実は10段階の性能バージョンでも製造できる優れた技術なのですが、5段階でも購入される方から見たら「どれを選んだらいいのか解らない」と迷う方を多く見受けます。
10段階の性能バージョンは可能ですが、現実的には、製造管理、製造コストアップ、在庫の増大、販売店の在庫量の増大、卸売店の混乱、購入されるお客様の混乱(どれを使用したらベストなのか?)等々、数々の問題点が浮かび上がってきますので現実的ではありません。
よくある質問の中に「FSバージョンだったら、X1がどのくらい入っているのですか?」という質問がたまにあります。購入者にとって一番の関心事でしょう。言えることは「添加率の違いで性能を変えられるのは頑張っても3段階ほど。エンジンオイル販売初期の数年間は、X1添加率の違いで「FSバージョン」と「極バージョン」の2種類で販売した時期がありました。この頃はX1FSの高性能バージョンもありませんでした。
新技術を開発できたのでX1FSという高性能バージョンを新発売。同時に5段階(X1−FS−匠ー極ー轟バージョン)の販売を開始しました。最初の頃は轟バージョンは裏メニューという形で、愛好者が「高くても良いから極みより、もっと高性能なオイルが欲しい」という要望に応えて販売していました。所がネット時代となり、その存在を知った方が「私にも販売して欲しい」という方が増え自然と販売店からの問い合わせや注文も増えてきたためにラインナップに加えたという経過となります。
初めての方に「轟バージョン」を販売しない理由は、3人が使用したとすると、2人が「極みも凄かったけど轟は別物だね」と大絶賛してくれるかわりに、たまに「ガッカリした回転が重く感じて俺には向いていないみたいだ」と言ってくる方がいたからである。潤滑能力の高さから摩擦抵抗が減少し、あるユーザーの言葉を借りれば「油温が約20度低下する」となるので使用条件によっては最適領域を外れてしまうことが解ってきたからである。その人にとっては「極バージョン」が最適だということになり「轟バージョン」はオーバースペックとなってしまう。
中には、このことを理解できない方は一度使用しただけで再使用をやめてしまう方もいる。エストレモオイルの真価は、交換したら「1000〜3000km走り込むことがとても重要となってくる」その理由は低燃費走行ではX1のメタルリペア作用の進行が遅くなるからである。高回転まで回して走ればメタルリペアー作用は摩擦熱に反応してどんどん進行し軽ろやかに回り出す。それでも重く感じた場合は「粘度が高過ぎるか、バージョンが良過ぎる=使用領域に到達していない=オーバースペック」と判断できる。
初めてエストレモオイルを使用する場合の順序をアドバイスすると・・・
新車の場合:保障が適応されるためと、純正仕様の確認のため純正オイルにX1(予算があればX1FS)添加で様子を見ましょう。交換する場合は純正指定粘度に合致した粘度で一番下側のX1バージョンから初め、FS-極とグレードアップして様子を見てください。
中古車の場合:1回目はどうしても汚れ劣化は早くなる傾向は避けられませんからFSバージョンから初め順次バージョンを高めて様子を見てみましょう。多くの方は「初回からベストの粘度を選択したい」と思ってしまいますが、初回の結果を検証して「よりよいバージョンと粘度を探る」が正解となる。
「使用条件より高性能過ぎる」こんなオイルが他にあるのだろうか。多分、そんな経験は無いだろうから、なかなか解って頂けないのは仕方あるまい。以前に解説したようにエンジンには最適水温と同様に最適油温が重要となってくる。同時に最適粘度も関わってくる。この最適領域から外れてしまうという現象が陰で起きているためである。ここまでの話はあくまでエンジンオイルの話に適応します。
ミッション&ギヤオイルに関しては「どんなに高性能でも構わない。高性能になればなるほど摩擦抵抗は減少し、加速、耐久性、オイル寿命もよりよい結果が得られててくる。この違いは構造上の違いや役割の違いから出てくる。このことを理解しているアタック製品愛用者はミッションにGEARU-轟またはHAYATE-轟(FF車LSD組み込み車は使用できません)、フロントデフ&リアデフには「紅」または「藍」を使用されるケースが多い。
このように「他にこんな製品は見受けない」ということが独自の製造技術の証とも言えます。説明が長くなりましたが、理由その2は、手間暇掛けた製造ということに尽きる。大量生産には向いていないので少し高く付いてしまうのが欠点と言えます。大手企業がこのような高性能&高価格帯製品に参入しない理由は儲からないからです。限られた少数の違いの分かる方にしか使って貰えないから。中小企業との棲み分けが構築されるといった利点が生れてきます。
一度も使用していない方には、なかなか信用してもらえないのが「オイルが長寿命」という長所も新技術が反映された結果、産まれてくるのです。他のメーカーと同じように製造していたら違いなど出ませんから。どこかに大きな違いがある訳ですが、残念ながら目で違いを識別できないのがケミカルの世界です。だからこそ、使ったことが無い方が今までの経験上で、ああだこうだと最もらしく解説しているものを見掛けると「一度テストしてから書いてください」と思ってしまいます。諺に「百聞は一見にしかず」というものがありますが、ケミカルは「百妄想は一度の体験に及ばず」とでもなるでしょう。
長期間持続するため、中には驚くほど長期間使用されていて逆に驚かされるケースも多々見受けます。「調子良ければ全て好し」とも言えますが、定期的なオイルレベルの確認、オイル汚れの確認、ガソリン希釈の確認を行うことが前提となってきます。減っていれば補充は重要なポイントになります。
アイドリングの安定度が少しでも崩れて一瞬でも息つきするような現象(丁度、心臓の不整脈のように爆発しない)が見受けられたらオイル劣化を疑ってください。メカニカルノイズを大きく感じる。加速が悪い。燃費が悪化した、等の現象は、アイドリングの不安定から後で発生する現象と言えます。
一般的には「安いオイルを定期的に交換することがベストだ」となります。それはそれで、とても良いメンテナンスだと言えます。但し、どんな世界でも上には上の知らない世界が存在する。今までが理想的と信じていたものが一瞬で吹き飛んでしまう瞬間が訪れます。
ある意味では知らないで一生を終るのが幸せかもしれません。一度知ってしまった方からは「もうアタックのオイルでないと走る気がしない」とまで嬉しいことを言ってくださいます。
その言葉を裏切らないための努力はこれからも惜しみません。

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2015/05/15
今回もオーディオ続編をお伝えしましょう。
和紙で自作した和紙エッジは三作目の1層(1枚)貼り合わせで無事に良い音を聴かせてくれました。どれだけの耐用年数があるのか解りませんが、使用した和紙はすでに100年以上の年月を経過した帳簿用紙ですが、まだまだ丈夫さを保っており100年くらいは大丈夫そうな感じです。半分でも50年、ウレタンエッジの耐用年数は3〜10年と言われていますから安心度が違います。
音の感じを表現するのは至難の技。エッジでも変わるかもしれませんが、そのスピーカーの持つ音からは大きく変化するとは思えません。充分に聴ける音でした。勿論、内部の配線やアッとネーターのコイル、スピーカーにMVSパワーシートを貼りつけています。前回はスピーカー施工の画像掲載が抜けたので参考までに掲載いたします。

自動車のオーディでもお客様数人から貴重な結果報告が3件寄せられていますのでご紹介します。
1:愛知県からミッションオイル交換でBMWで来店されたY様。MVSパワーシートS1枚をとりあえず、ルームミラー・ステー部分に養生テープで張り付け帰って行きました。しばらくすると電話がありました。「凄い結果が出たので戻ります」と言ってきた。
帰ってきたので「何がどうなったの?」と期待を込めて聞きました。すると「オーディオの音が凄く良くなってビックリした。パワープレートを2枚買って帰ります」という答えが返ってきた。
それから数日後、今度はフーガの常連さんも「いやー、オーディオの音が凄く良くなってビックリ!」と言ってきた。BOSEのオーディオが装備されていてツィーターもAピラー下側、ダッシュ盤中央にもスピーカー装備、ヘッドレスト両側にもスピーカーが付いているという豪華仕様である。MVSパワーシートは「ミラーステー部分に貼るのとダッシュ盤上部に貼るのでは音質が違う。ダッシュ盤の上側の方が音質がマイルドだ」と言ってきた。
同様に、オーディオに一時凝ったという三菱アウトランダーPHVの常連様は「ホイール用の1ピースをダッシュ盤上部に貼って良かった」と言ってきた。オーディオの音の評価も、自動車の操縦性と同じように興味を持って色々と経験を積んだ方ほど反応が鋭いように感じた。中途半端な知識の方ほど「デジタル時代だから数値で表現せよ」と自分の音感を棚にあげて指摘してくるが、そもそも音質を言葉で表現したり伝えてもあまり意味がない。数値でデーターを示しても好みの問題もあるが本当に良い音かどうか解らない。本当に良い音なら誰が聴いても無条件で「いい音だね」となるに違いない。
信じる信じないは別にして、前々からオーディオに凝っている方はMVSを使用されて色々と追及されていた。音感に敏感な方は「ホイール用1ピースを床に置いただけで音場が変わる。MVSに音が吸い寄せる効果を持っている」と不思議そうに語っていた。また「以前から音場を変える商品は販売されていてアタックさんより効果は弱く値段も高い」と笑って語ってくれた。
私はどちらかというと鈍感な部類に属するので、それほど劇的な変化は感じられなかった。ルームミラーステー部よりもダッシュ盤中央のエアコン吹き出し部分辺りが良さそうなので、とりあえずテストしている。気がつくとダッシュ盤中央に仮張りしたパワーシート(画像参照)から音が聞こえてくるように感じるから不思議だ。

室内側ではパワーシートだと見た目的には悪いので、パワープレート、パワーメダルなどが美観上は優れている。フロントガラス内側に仮張りすることで操縦性向上と同時に音感向上と二度おいしい施工ができるかもしれません。興味のある方はお試しください。
昨日、新車のボルボV40のお客様が6000kmでエンジンオイル交換に来社されました。最近のお決まりは「オートマオイル(正確にはフルード)は無交換、エンジンオイルは純正以外は保証しないということでした。
「純正オイル以外を使用すると耐久性、燃費、環境保全に悪影響を与え保障の対象となりません」といった感じの内容(厳密には細部が違うかも知れませんが)が書かれていました。本当は「純正オイルより性能の低いオイルを使用すると耐久性、燃費、環境保全に悪影響を与えます」と記載されれば良いのですが・・・。市販品全てが粗悪品的に受け取れかねない文章に見受けました。
ちなみに国産フィツトの場合は、もう少し柔軟な記載がされていました。
推奨エンジンオイル
Honda純正エンジンオイル
API SM級またはSN級以上かオイル缶にAPI CERTFICATION(エーピーアイサーティフィケーション)マークの入ったエンジンオイル
とマークと共に記載されている。
新車の内は純正指定粘度と同じ粘度を使用すること。様子を見て走行距離が増えてからオイル消費やメカニカルノイズ、燃費、ブローバイ、タレ具合などを考慮して少し粘度を高めて結果を検証する。
どこのディーラーも純正以外を強く否定する傾向が強まってきていますが特に輸入車の方がこの傾向を強く感じています。そもそも日本は湿度も高く寒暖の差が激しく渋滞や信号が多く異常気象の影響で酷暑が続く特別な環境です。だから日本では5万km走行でATF交換が望ましい。エンジンオイルも標準的には1年間1万kmで交換したい。ターボ車、直噴車、シビアコンデションの場合は6か月5〜6000km交換で行い方が後々で性能劣化が避けられる。
メーカー保証とは走行中に重大なトラブルが発生した場合であり、メカニカルノイズが煩く感じる、オイル消費が多くなった、燃費が著しく悪化した、加速が悪いなど、明らかに壊れていない限り、なかなか保障で直してはくれません。いかに初期性能を維持するかはオイル交換、オイルの良し悪しにかかってきます。資金的に裕福で絶えず新車に乗り換える方であればメーカー保証で純正オイルで問題はありません。
問題は「気に入った車だから末永く乗りたい」「予算の関係で中古車を購入した」場合です。保証期間とは非常に良く出来た制度で、保証期間を過ぎた頃から急激に故障リスクは高まり整備代も高く付く重大な故障が発生するリスクが高まってくるのです。
いつも感じることなのですが・・・
「お金に余裕のある金持ちがアタックオイルを使用する」
「俺は金が無いから、そんな高いオイルは使用できない」
これは大きな勘違いに思うことが多い。
お金持ちの行動を見ていると・・・
「パワーがないから車を買い替えた」
「1年で新しい車に買い替えた」
こんな状況では純正オイルで充分と言える。
予算が苦しいから10万km走行した中古車を購入した。そんな場合は保証期間はとっくに過ぎているため売る方は故障リスクを考えて買い替えている。オートマもいつ壊れてもおかしくないし、エアコンだってやばいのだ。エンジンに関しては、よほどオイル管理が悪くなければ壊れるリスクは少ないが・・・
「メカニカルノイズが大きくて気になる」
「何だか燃費が悪いようだ」
「オイル消費が多い」
「加速が重く感じる」
等々、何かしらの性能劣化が発生していることが多い。
中古車を購入する場合、エンジンオイル交換、ATF交換+X1添加、デフオイル交換などの予算を10万円ほど予算を先に取っておいて来社される方も多く見受ける。弊社工場で全オイル交換やX1添加すると「音が静かになった」と感激される。「一回り走ってきて感想を聞かせて」と送り出すと10分程して笑顔で帰ってくる。「やっぱり全然違うよ!」と感謝感激してくれる。これの繰り返しである。
当たり前のことだが「良い物は良い。解る方には通じる」いつもそう感じている。

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2015/05/01
月末から月始めは何かと多忙をきわめ、この「藤沢の部屋」アップも1日遅れとなってしまったことを深くお詫びいたします。
ゴールデンウィーク前、夏休み休暇前、年末年始前の連休前はオイル交換、MVS施工のお客様来店及びNET注文、卸売と、お陰様で大盛況でした。休みのドライブを新しいオイルで楽しみたいと考える方が多いためと思われます。連休に突入すると卸売業者も休みに入るのと、お客様も休暇を満喫されたり家族サービスとなるため比較的、暇になります。
今回の話題は再び、オーディオ関連の話から始めましょう。
私のテーマとして「何かに興味を持ち始めた場合、中途半端では終わった場合は、何もしなかったのと同じこと・・・。やるからには徹底的に行うことで初めて見えてくる世界がある」時間とか年月とかではなく「短期間でも、いかに打ち込んで夢中でやるか」と捉えている。
ゴルフにしても、1年間に2〜3回しかコースに出ない人と、月に5回はコースに出る方であれば、5年間の経験でも大きな差が出てくるのは必然である。そういう私は1年間にコースは2〜3回の部類である。4月22日に日産レース関係者のコンペに約1年ぶりのゴルフと参加してきました。結果は最初のハーフが55、後半は44でトータル99と、100を切り練習の成果が出ました。パー4の第2打、残り127ヤード登りで2打目7番アイアンでベタピンに付いて嬉しいバーディも取れました。
スピーカーはエッジと呼ばれる部品にウレタン製が盛んに使用されている。軽量でレスポンスに優れ音質的に優れていることと製造コストが安い利点で盛んに用いられてきた。しかし「加水分解」と呼ばれる現象で短期間(1年から10年と言われている)で劣化が進行しボロボロに切れ最後は砂のようになってしまう。私から見たら「何とかしないの?」となってくる。
勿論、中にはラバー性、セーム皮製、布製など耐久性に優れた素材も高価ではあるが販売されている。優先されるのは耐久性もさることながら一番は「音質が良いか悪いか」に尽きる。
そこで「和紙で作ってみたらどうだろうか?」と考えた。ネットで検索してみると意外と多くの方が和紙のエッジ製作に挑戦していた。私が造るからには手先の器用さを生かして「見た目からエッジ製品」として造りたいと挑戦してみた(画像参照)
大型スピーカー・パイオニアCS-A99はお客様がエッジが壊れて粗大ゴミとなっているスピーカーを無料で譲ってくれた物で自分でエッジ交換しました。ギャラリーがオーディオルームに変身している。

和紙は昔の古い和紙ほど物が良い。明治43年の骨董品の帳簿が手元にあったので、その紙を利用する。すでに100年が経過しているが丈夫なものだ。これをハサミでなく手で切り取り使用する。手で切ると切り口に繊維が出てくるので貼り合わせても境目が目立たない。これは古文書を修復するテクニック。
第一作目なので糊で重ね貼りした直後は柔らか過ぎると判断して5層貼りとしてみた。結果は、乾燥した後では固く硬化してきて低音が出にくく失敗作となった。2作目は3層重ねとしたが、まだ少し硬い感じがする。2層辺りが良さそうな感じだが、この原稿を書く時点では作れていない。
オーディオのスピーカーに効果があったということは・・。自動車のオーディオにも応用可能です。スピーカー施工はそれほど難しい作業ではないので興味のある方は一度試してみてください。パワーシートSサイズが1枚あれば左右のスピーカーに施工できます。2枚あれば前後4スピーカーに施工可能です。

いつも思うことは・・・
私が自作した和紙エッジの画像を見て頂ければ、一目見ただけで作りの優劣が伝わってくれると思う。これがケミカル類、化学製品に属する添加剤のX1やエンジンオイルであれば「性能は使ってみるまで解らない」となる。そこが一番残念に思う所です。
ネットに溢れる情報は誰でも簡単に手にすることが出来るが有益で正確な情報を見分ける判断力が求められる。物事を深く理解すればするほど他の人に伝える場合、言葉を慎重に選ぶようになる。簡単に断言する難しさを痛感させられることも多い。
テレビ番組「キッチンが走る」に出演してくる料理人にしても達人と呼ばれる方々は「引き出しが多い」ことが伝わってくる。素材が変わっても、調理場所が変わっても臨機応変に対応でき、見事な料理を作り出す。アレンジも即座に出来る。豊富な経験とセンス、応用力の差が出てくる。ある意味、チューニングにおいても同じことが言える。
MVSパワーシートSサイズを細かく12等分にハサミで切り取り、画像で示すスピーカー裏面のリブ部分に貼り付けてみた。お客様を含めて複数人数で比較検証したみた所、雑音が低減し、透明感が得られる音質に変わった。後は、好みの音かどうかで自己判断すればよい。費用1050円で変わればオーディオ投資費用としてはコスパに優れている。今後も引き続き、色々とテストを重ねてゆく予定。
話題を変えて誤ったネット情報が多く氾濫しているので少しだけ紹介すると・・・
×:オイルなど化学製品は大会社でないと製造できない。
○:いえいえ日本を支えているのは中小企業の技術力です。
×:そんなによければ大会社が採用する。
○:いえいえコストを優先するため、あまりにも高額な物は使用しません。ブランド品は、ほとんどが小中規模の会社で製造されています。
×:オイルでチューニングなど出来ない。
○:常識的にはそうですが、色々な製品を一度使用してから語ってください。何事も断言するのは間違いの元です。
×:こまめに交換すれば純正オイルが一番安心できる。
○:純正オイルしか知らない人で、純正オイルで事足りる方も多いです。世界は広い。貴方の知らないことがまだまだたくさんあるのです。
×:デジタル時代なので、走りが変わると言うのなら何馬力アップと数字を出して言いなさい。
○:一般道路の走りは最高馬力で走行していません。アクセルを踏んだ瞬間の応答性や感覚で解る話です。前にも書きましたが馬力を追求し過ぎるほどレスポンスやトルクは低下して遅い車になってゆきます。必ずしも馬力=速さとはならないのがチューニングです。
×:X1の素材は輸入されて日本で混合されている。
○:当たり前のことですが日本の科学製品の素材は、ほとんどが輸入品です。単純にブレンドするだけではありません。
ほんの一例を挙げました。
私の作り出す製品は「常識を打ち破る」をテーマに、長年の経験と革新的思考錯誤の結果、生み出されてきました。大会社であろうと中小企業であろうと、そんな規模は関係しません。ある意味では大会社の組織で社長、部長、課長の決済が降りなければ、どんなに優れたアイデアであっても開発は出来ません。中小企業の方が小回りに優れているという長所もあるのです。
エンジンオイルひとつ取り上げても、大会社と同じ製造方法を採用していれば同等品は生み出せても、それ以上の製品は無理でしょう。それ以上の製品を作り出すには「常識を打ち破る技術革新」が不可欠となってきます。レースの世界でも同じことで「人と違うアイデア(技術)を盛り込まない限りライバルに勝つことは出来ません。そんな世界で長年生きてきたので自然と常識破りの発想が湧水のごとく溢れてくるので、それをいかに製品に反映できるかを試行錯誤しています。
X1,X1FS,D1,D2,LX、エンジンオイル、ギヤオイル、私が生み出す製品には、常識破りの技術が全て盛り込まれてきています。残念なことは「何をどうして性能を高めているのか?」については全て企業秘密として語っていません。
その一番の理由は、絶えず改善して、いつも同じことをしていない。少しでも改善出来るのであれば改良したい。その熱い思いがあるからです。また、日本ではノウハウの価値が低く、マスコミでも映像として見る機会が多いですが、ノウハウはもっと大事に扱わないといけないというのが私の持論です。
だから「一度使えば違いが解るはず」というのが創業以来のスタンス。だからこそ「結果が出る製品造り」を最大のテーマーとして挑戦してきました。
多くの方が語っているように「アタック製品は実際に使用してみないと、その性能は絶対に理解できません」
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2015/04/15
今回は久しぶりにエンジンオイルについて詳しく話をしましょう。
ご承知のようにGPX1&AZX1&ZEROシリーズは、フルモデルチェンジして頭にsuperが付きました。オイル規格もAPI(米国石油協会)規格:SN/CF最新規格/ACEA(ヨーロッパ自動車製造協会)規格A5/B5規格同等品となりました。
弊社エンジンオイルの歴史も25年を積み重ね多くの愛用者様に支えられ進化発展して現在に至っております。初期の頃はモータースポーツ愛用者も多く「レースで使用するのには5Wはタレが早いので10Wにして欲しい」というご要望が圧倒的に多かった。世の中に0W低粘度オイルが発売され純正オイルも燃費優先の風潮を受け次第に極低粘度オイルに突入し現在に至っています。
純正オイルの極低粘度化に合わせ、お客様の要望も0W−20や5W-20の要望が寄せられたため弊社初の低粘度オイル「5W−20economia」を新発売致しました。純正指定の5W−20低粘度オイルから10W−30粘度に交換した場合、どうしても冷間時の加速などに重さを感じて不満が出てくる対策のためでした。また燃費を最重要項目と捉える流れと合わせて技術的進歩の恩恵も受け極低粘度オイルが主流となってきました。
前側の0Wや5Wはエンジン始動直後の5分間のフィーリングに大きく影響してきますが温まった後でも多少は重さを感じてしまう場合も出てきます。技術的な進歩が後押しして5Wになっても以前ほどタレないオイルの進歩から弊社も「5W−20economia」を発売した訳ですが、他メーカーと決定的に違うのは高価なオイルという点に尽きます。
「高価なオイル=長期間使用したい」というのが使用する側の人情です。超低粘度オイルはどうしても油膜が薄くなり叩くようなメカニズム(タペット機構)に対する打音を打ち消す能力に弱点を露呈してしまいます。オイルを使用する中で燃料による希釈、ブローバイガスによる汚れや劣化により潤滑能力が低下してゆく中で、薄い油膜は更に保護性能を低下させてゆきます。粘度が高ければ余裕度も高いのですが低粘度になるほど余裕度が低くなるのは避けられません。
だから、オイルが解る方は「2000km走行しただけでガシャガシャでダメだ。すぐに交換してくれ」とオイル交換に来社されます。オイルに無関心の方や「純正は指定オイルだから間違いがない」と信頼しきっている方は気にしないで平気で乗り回しています。
物事を深く知る場合に重要な点は・・・
「一つの方面から見るのではなく高い所に登って景色を見るように、色々な角度から掘り下げてみる」ことが重要だと考えています。そんな目線で「低粘度・純正指定オイル」を考察してみると・・・
ユーザーの最大の関心事は「カタログデーターに記載されたJC08カタログ燃費と実燃費の違い」となるのではないでしょうか。
以前にも解説したようにJC08燃費は正確に書くと「JC08モードによって測定された燃費」となります。10-15モード燃費と実燃費の差があまりにも大きかったために「実際の走行パターンに近づけた」と言われていますが最高速度は70km/hから80km/hと10km/h引き上げられたに過ぎません。まだまだ実際の使用環境とは大きな隔たりが生れてきます。一般消費者のほとんどは「カタログ燃費=実燃費」と誤解されていますので購入してから「燃費が悪い」と文句が出ます。
大きな視野で捉えると「自動車の製造販売が経済を左右する」ということは先進国では当たり前かもしれません。だから一度購入した自動車を20年も30年も愛用されたら自動車メーカーも販売店も死活問題となってきます。「新車購入から3年〜5年で買い替えて欲しい」と願っていることでしょう。だから純正低粘度オイルで保証期間を無事に経過することが重要となってきます。
日本の物造りは優秀なので極低粘度オイルを使用継続していたとしてもディラーできちんと点検整備を受けオイル交換を実施しているのであれば、そう簡単にエンジンが壊れることはありません。多少の性能低下など誰も気が付かないことでしょう。
大きな違いは「保証期間が終了してからどうなるか?」経済的に余裕のある方は3年から5年で買い替えてしまうので大きな問題とはなってきません。問題は中古車を購入した場合ではないでしょうか。それまで「どんなメンテナンスを行ってきたか?」「どんなエンジンオイルを継続使用してきたか?」などにより性能も調子も耐久性も大きく左右されてきます。
長年、自動車製造、整備、チューニング、各種オイル開発販売を経験してきた私の結論は・・・
「最低でも5W-30粘度を使用した方がメカニズムに優しく高性能を長期間維持し耐久性(オイルもメカニズムも)にも貢献する」ということを日々痛感してきました。その点を踏まえて「5W−20economia」の販売終了を決断致しました。
その対策として「30番粘度では柔らかい気がするし、40番粘度では少し硬い気がする」と悩む方の要望に応えて弊社の新発売するオイルは「混合可能」な設計を採用しています。
例えば・・・
GPX1(5W30)とAZX1(10W−40)を半々で混合すれば7.5W−35番となります。
同じくS53(5W−30)とS14(10W−40)と半々混合すれば7.5W−35番
同様にS13(10W−30)とS54(5W−40)と半々でも7.5W−35番
S53(5W−30)とS13(10W−30)を半々では7.5W−30と前側冷間時粘度のみ固くなります。以前にも書いてきたように前側粘度の数字が大きいほど寒冷時は重くなる替りにタレ具合が遅くなります。S54(5W−40)とS15(10W−50)半々混合で7.5W−45番
superZEROも同様に粘度調整可能となっています。
なぜこんな複雑なことを提案するのかと言えば「少しでも最善の結果に結びつけるためとことんこだわる」ただこの一点に尽きる。「こだわれば最適粘度が見つかり、その結果も見るべきものがあるから」
私の願いは「世の車好きに喜ばれる製品を開発提供すること」に尽きます。だから誰も作らないアッと驚く素晴らしい製品を開発リリースすることが生きがいのひとつなのです。
但し、BRX1は混合使用できません。SPORTSも他のオイルとの混合は出来ません。単独使用となりますが「X1」「FS」「極」「轟」バージョンの混合は同一オイルの中ではOK。
superGPX1,superAZX1,superZEROはブレンドOKです。このように文章で書くと難しく思えますが理解が進めば、それほど難しくありません。
効かない添加剤を何種類か使用して「添加剤は効かない」「オイルに最初から入っているので必要ない」「バランスをくずしてしまう」「オイルシールをだめにする」等々、世の中の全ての製品を試した結果のように断言する誤った情報が溢れている。
ある程度、物事の理解が進めば進むほど、そう簡単に決めつけた言い方は出来なくなってくる。添加剤だって、エンジンオイルだって、ギヤオイルにしても市場に溢れている製品を全て使用するには生涯を掛けても難しいのが現実だ。私は会社の定休日でも走り回っているが、それでも全製品はテストできない。
そこでどうするのか?
来社するお客様から色々な情報を絶えず仕入れることとなる。弊社製品に来社されるお客様なら、弊社製品に到達するまで各種製品を試した結果、辿り着くケースが非常に高いからである。
自動車の潜在性能(メカニズムの)を引き出すための3要素、それは・・・
1:燃料(G9FS,V7FS)
2:液体(エンジンオイル、ギヤオイル、X1&X1FS、LX、D2)
3:電気(MVS)、
この3要素の眠っている性能を無理なく引き出すアイテムの開発をこれからも突き詰めてゆく。

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2015/04/01
イベント情報でお知らせしたように3月21日〜22日の2日間 富山県プロジェクトK「春の大感謝祭」出店に参加するため出張してきました。
昨年も一昨年の参加した恒例行事です。私が行くのを待っていてくださるアタックレーシング愛用者が多数来店下さいまして、この場を借りて厚くお礼申し上げます。
神奈川県から富山県高岡市まで長野道経由で行っても東海北陸自動車道経由で行っても、総距離は約500kmとなります。3月の時期は、長野道経由なら妙高高原付近の雪が気になりますが道路上は皆無で、道路の両側には除雪された雪が2〜3メートルうず高く積まれていました。東海北陸自動車道経由だと「ひるがの高原サービスエリア付近」が妙高高原と、ほぼ同じような状況でした。
500km走行は途中のトイレ休憩、食事を含めると約8時間掛ります。プロジェクトKの店舗のすぐ前を開通したばかりの北陸新幹線が走っています。新高岡駅まで5分、高岡駅まで5分と言う立地条件。高岡市は珍しい路面電車も走っていました。

今回のイベントは主にMVS試着。持参したLPレコードにMVS施工による音の変化も体験して頂きました。少しだけ解ってきたことは「LPレコードを掛け、スピーカー上部にMVSを置いた時の音の変化を聴き分けて頂いたときに・・」敏感に音の変化を解る方は自動車にMVSを施工した際も、敏感な反応(違いが解る)を示すようだと思いました。もちろん決めつける訳ではありませんが、そんな傾向を感じられました。
今回の目玉は「フラットプレート」と「PTブロック試着」です。水平対向エンジンやロータリーエンジンのPTブロック施工は補機類でエンジン上部が覆われている関係で短時間のお試し装着は非常に難しかった。試着の場合は当然のことながら、一度装着=テスト走行=取り外し という二重の手間が掛るためだ。
GDBレガシーの場合は水平対向エンジンでも吸気管付近にPTブロックを貼り付けられる3cm×6cmほどの平らな部分が両側にある。アクセスは先細のロングノーズプライヤーを用いて何とか仮装着できた。試着後の走行テスト結果は体感できたようで、お買い上げ頂いた。
弊社の周囲には来社された方なら、ご存じのように、少し急な登り坂、凸凹路面、蒲鉾形状の凸部、ゼブラゾーン、急な下り坂からヘアピンコーナーと、テスト走行にうってつけの路面条件が揃っている。

ここから比べるとプロジェクトKさんの周囲の道路条件は平坦であり違いを感じられる道路条件、路面条件が皆無に近い。後で解ったことだが「平坦で比較的綺麗な路面で違いを体感するのは意外と難しい」ということが浮かび上がってきた。
そんな条件で、インプレッサのお客様もPTブロックをお買い上げ頂いた。レガシーと違ってインマニ付近にアクセスする隙間はほとんど皆無である。そこで「左右シリンダーヘッドカバー中央付近」に仮装着して体感して頂いた。
アーシングなど多くのチューニングは、当日よりも翌日になって初めて体感効果が向上してくる。10分間前後の短時間の試着で違いを体感していただくのは通常はほぼ無理なことなんである。それでも多くの方が装着効果を体感して頂ける最大の理由は何か・・・
「MVS潜在性能が極めて高い=高性能」だからである。PTブロック、フラットプレートなども当日より、翌日と1週間ほど、次第に変化してゆく。
変化して「最初は良かったと思ったが日にちが経ったら良くなかった」反対に「最初はだめだと思ったが日数が経過したら良くなった」という2パターンを感じるようである。
今回のイベントでも好評でお買い上げ頂いたアイテムは「フラットプレート」と「PTブロック」であったが、最近のMVS売れ筋をご紹介すると・・・
○パワーシートSサイズとLサイズ=コストパフォーマンスに優れ、どこにでも手軽に貼って効果を確認できる(排気管やラジエターなど高熱部分は適応外)
○パワーブロック大=手軽に針治療で言う所のバイタルポイント(ツボ)をワンタッチ装着で探すことができる。
○パワーラップSサイズ=やっぱり転がりの良さが走りの良さや燃費に繋がってゆく関係で、ドライブシャフトに巻き付ける利便性が受けている。ホイールと合わせて藤澤のお奨めアイテムの一つである。コストパフォーマンスにも優れている。
○ホイール用=施工はめんどうであり時間も掛り、どの位置に貼るか悩まされるが「やればやっただけのメリットが返ってくる」「乗り心地が硬く感じるのではないか?」と危惧される方もおられますが、凸部通過は逆で、けっこういなしてくれるので衝撃が和らぐ。私はカムリのコイルスプリングにパワーシートを細く切って一巻に対して1枚づつ貼ってみたが、これも逆に少し柔らかく感じた。人によっては嫌う感触かもしれない。
○この時期になってくるとエアコン用が売れ始める。注意点は最近のドイツ車で、低圧パイプの太さが更に太く変更になっているためチタン製では装着できなくなった。アルミ製なら何とか装着できるかもしれないがNET注文の場合はドイツ車と教えていただければ特注で大きなサイズの物を送ります。
○MVSを初めて装着される方は基本セットからの購入がお得になります。常連さんはすでに多くの方が購入済です。バラ買いする方であれば、1:バッテリーパワーリング 2:ラジエタホース用 の2点装着から初めてください。
エンジンオイルもsuper・ZERO,superGPX1,superAZX1に変更になり使用されたか方も増え、大変好評です。最近の傾向としては純正粘度が0W-20という低粘度が主流となってきているため、Z53(5W-30) superGPX1(5W-30)が売れているのも時代の変化ですね。中にはGPX1とAZX1を混合して「7.5W-35」粘度狙いの方も増えてきています。またS53(5W−30)とS54(5W-40)ご注文のお客様も増加中。こちらもS53とS54混合で「5W−35」粘度狙いの、お客様が増加中。
どんな場合もメリットと背中合わせにデメリットが隠されている。その事に想いを巡らし有効な対応策を取ることが「最善の選択」と言える。だから私は0W-20など極低粘度オイルは使用しない。それを知らない方々は「純正適合」とか「純正指定」が最善と思い込み使用を続ける。
エンジンメカニカルノイズが気になれば「防音材が少ない」とか思ってしまい、中には防音材を施工したり敷き詰めたりする。それって「臭い匂いに蓋をする」対策でありダメージは蓄積される。「臭い匂いは元から断つ」対策が最善策であり、それは簡単で「少し硬い油膜の厚い5W−30粘度のオイルに交換する」だけで事足りる。どんな分野でも少しだけ勉強して賢く生きて行かないと損をする。
景気が悪くなると一番下のグレードである「X1グレード」が売れ始める。好景気の時には一番高価な「轟グレード」が飛ぶように売れる。一番下のグレードと言っても断然高性能だと私は思っている。走り燃費、オイルライフサイクル、車の耐久性など総合的に見て行くと「やっぱりやみつきになる」と嬉しい言葉を掛けて頂くことが多い。「つかってみないと決して解らない」それがエンジンオイル、ギヤオイル、MVSなのではないでしょか。
桜の花も各地で満開!エストレモアイテムを満喫できる季節が到来しました。
本日は年度末のため、これから棚卸作業が待っています。誤字脱字などありました際はお許し願います。
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2015/03/15
今月は自動車の話題から大きく外れてオーディオの世界の話をしてみよう。
「なぜオーディオなのか?」以前にも触れたようにMVSバッテリーパワーリングを装着しただけで「オッ!FMの音が良くなった!」と驚かれる方をたくさん見受けた。また、最近になってMVSフラットプレートを装着された方も「何だか音が良くなったみたい」とコメントしてくる。
これらのコメントで解るように音質向上にも大きく貢献することが発売直後から解っていた。だがMVS自動車施工に対しての開発及び商品設定及び販売を優先したためオーディオは弊社の業務内容と懸け離れるため詳細かつ深い追求は行ってこなかった。
自動車のオーディ関係も取扱っているショップには音質向上アイテムとして販売したことも幾度となくあった。こんな経過を踏まえ個人的に「LPレコードを聴いてみたい」という思いが浮かんできた。日産自動車に入社した頃は戸塚にある独身寮に入っていた。4畳一間に3人という今から見ても凄い環境だった。3人が布団を敷くと足の踏み場も無かった。更に勤務時間はバラバラで夜勤の方も居た。地方から入社した人が仕事環境の両方で耐えられなくて、すぐに退社した関係で2人になって少しホッ出来たが、相方はラジオ1個持っていなくて部屋の中はガランとしていた。
この頃でもオーディオ好きな方はコンポを購入したり、凝る人はオープンリールデッキがステータスだった。一時的に黛ジュンの「霧の彼方へ」が大流行して各部屋から流れてきた。私はレースに熱中していた関係と新しい職場に溶け込むことに精一杯でオーディオに打ち込むことはなく、愛車願望の方が強かった。
自動車と似ているのは趣味の世界だから大金を投入して「良い音」を手に入れるべく情熱と資金を投入する。自動車と大きく異なるのは馬力とか燃費とか数値には表れないでひたすら「好みの音」を追求する。操縦性や乗り心地も好みの部分が大きいので共通している部分もある。
チューニングと同じで自分好みの良い音を追求するがオーディオの場合も金額イコール結果ではなく10万円投資しても、ある意味では違いは僅かであることの方が多い。チューニングでも同じことが言える。
昨年の10月頃からLPレコードを聴き始め、すぐにMVS装着が音質に対してどのような効果があるのかの検証を開始した。ただ言えることは、オーディオの世界は音を聴き分けるレベル(音感)に大きな開きがあるという事実。自動車の操縦性や乗り心地などの評価試験と似ている。残念ながら「私は音感に対して、それほど自信がない。ハッキリ書けば鈍感(笑)な部類」
それでどうしたか?会社のギャラリーにプレイヤー、アンプ、スピーカーを1セット用意した。アンプは1979年頃に発売されたテク二クスSU-8055(36年前:発売価格51800円)、プレーヤーはDENON DP-37Fフルオートプレーヤー、カートリッジは標準のMMタイプDL-65(1984年発売・定価54800円) スピーカーはBOSE121 高さ168×幅270×奥行180重量4.2kg1WAYバスレス型(2台1組で42000円前後)という組み合わせ。自動車で例えれば中古車20万km走行・軽自動車といったところに相当するかな?
途中からアンプをSANSUI AU-707 (1977年頃発売・93800円)を使用した。更にスピーカーコードを手持ちのSONY/OFCケーブルに交換した。
弊社に来店される常連さんから初め無差別に20人の方にMVSを施工して違いが解るか検証実験を行った。その結果は・・・
A:違いがハッキリ分かり違いを言葉で表現できた人:12人=60%
B:まあまあ違いは分かる人:6人=30%
C:まったく違いは分からない人:2人=10%
上記に示すような結果が得られた。
但し、もっと検証を進めれば多少は変化するものと思える。また実際には10段階ほど分けられるかもしれない。
どのような部分にどのアイテムを施工したのか参考画像を載せてみますが、これはあくまで一例であり、MVSアイテムの違いや施工方法の違い、システム構成、部屋の構造、音質の好み、聴き分けるレベル、聴くジャルンの違いなど各種条件の違いによって大きく異なってくることでしょう。
自動車にMVS施工した場合とよく似ている点は、やっぱりオーディオ履歴が長くて色々なアイテムを変更しながら「効き比べ(比較)試験を豊富に経験」された方の方が違いを分かり易い。また、音感に優れた方であれば間髪を入れずに言葉で違いを表現してくる。例えばスピーカーケーブルにMVSワイドリングというアイテム(8mmナットと同等のサイズ)を装着した場合の音の違いを「音の大きさが増す。但し私のシステムでは音の奥行、音像が少しぼけて不鮮明に聴こえる」と解説された。また他の方は「アッ!音が大きくなった。高音、中音、低音まで全域で澄んだクリアーな音になった(弊社システム試聴)と、まったく逆の表現をされた。
このように評価は大きく分かれる部分と同一の部分とある。同一な部分は、パワーステーションやパワーブロック、PTブロックなど、MVSの中でも強力に作用するアイテムでのテストでは「MVSに音が吸い寄せられる」などと感じるようだ。強力なアイテムはスピーカーより前方に配置すると人によっては違和感を感じると感じる方が複数居ました。結果的に左右スピーカーの中央の後方に置くのが好評だった。ほとんどの方が「音に奥行が感じられるように変化した」と評価された。中には「前に置いた方が好みだ」と言う方もいる。
ベテランのオーディオマニアさんが言うには「MVSと同じような(効果は弱いが)アイテムは昔から売られていてMVSよりも高価である」という話でした。自動車用でも「ダッシュボードの上に置くと、そこから音が聞こえてくるアイテムがある」と、お客様が教えてくれた。
何でも、やり過ぎては逆効果になるが、音の変化(自動車だと操縦性や乗り心地等)が解る方であれば自分好みの音質に、ある程度変えられることが検証できた。どこで満足するかは人により大きく異なる。スピーカーケーブルだけでも凝れば百万円、スピーカーだって数百万、アンプも数百万、セットで500万円など上限は限りない。ここも自動車と似ている。
私は始めたばかりだが、MMカートリッジだけで、すでに15個持っている。ほとんどが中古品。その比較試験も行った。MCカートリッジも新品で購入すれば最低で2〜3万円、中級クラスで5〜10万円、上級クラスになれば20〜30万円となる。それで、どれだけ音が違うのか?となれば私などにとっては猫に小判だと思われる。MVSホイール用やパワーシートなのの半端物で気楽にテストしてみて頂きたい。
画像説明
上左:レコードプレイヤーアーム中心付近にMVSホイール用を一巻き装着してみた(オーディオマニア様はホイール用半ピースが自分には良かったとコメントされた)鈍感な私的には違いはスピーカーやスピカ―ケーブルほど判別出来なかった。違いが解る方であれば好みのセッティングが可能となろう。
上中:レコードプレイヤーのターンテーブルを取り外し、駆動モター軸中心付近にMVSホイール用を6ピース施工してみた。(オーディオマニア様のコメントでは、MVSを施工することにより雑味が除去されると言うことでした)
上右:MVSとして初期設定した商品の中で皆様に紹介していない3-M6W(パワーリングワイド:税込1個6500円)の品物を画像のように施工しました。穴に通す方法と、穴の中を一回転クルリと回す施工方法が考えられます。音に敏感なお客様3名の意見を参考に色々なサイズを試した結果、一番好評なMVS製品がパワーリングワイド6mmと決定しました。下手にスピーカーケーブルを色々と試すよりも私的には効果は捨てがたいと思われました。
下中&下右:画像ではMVSステーション、PTブロックを紹介しますが、この他にもパワーブロックなど色々と試すことができます。上部や下部、又はスピーカー前側に置くだけでOKです。耳の良い方なら置いた瞬間に音の変化を言葉で表現してきました。解る方は置き場所やMVS製品の違いをすぐに言葉で表現されますが私など鈍感な部類は、置いてみたり外してみたりを何回も繰り返すことで次第に違いが見えてきます。また、スピーカーBOXにパワーシート施工、更に上級者は中身のマグネット部にMVS施工でパンチ力のある音に変わると情報を得ています。
下左:バッテリーパワーリングやフラットプレート施工されたお客様の中にも「何だか、最近、音が良くなったように感じる」と言ってくる方を見受けます。MVSを発売した直後からバッテリーパワーリング装着だけでも「音質が良くなった!」と驚かれる方は多数でした。
その他:MVSPTブロック、パワーブロック、フラットプレートなどの強力なタイプをパワーアンプの上部または下部を移動して最適位置を探します。勿論、自動車用オーディオでも同様に効果ありです。
オーディオの世界は金額的にも音感的にもピンからキリまで自動車と同じように広い。MVSがどんなに効果的でも、性能の優れた品物には届かないのは明白です。でも、自動車と同じように「少しでも手軽に改善出来たら」と考え実行してみるのは自由です。良いか悪いかは他人が評価するのではなく「自分好みの音を追求する」ことと「自分好みの車に仕上げる」ことと同じことです。皆様も参考例を見て、自分なりの工夫を盛り込み最善を探す旅に出るのも楽しいのではないでしょうか。
富山県高岡市のプロジェクトK・神岡選手のショップイベント(東北新幹線開通イベント)に21日(土)22日(日)に参加致します。MVS施工ポイントや無料体験、オーディオ機器一式持参で皆様にMVSオーディオ効果も体験して頂きたいと準備中です。レコードなので最近の歌でなく30年ほど前の古い盤ばかりになりますが、楽しみにお待ちください。
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2015/03/01

今回はMVS発売から4年間蓄積してきたMVSボディ下回り施工ポイントを公開しましょう。MVS愛用者並びにMVS施工代理店の方々にも大変参考になると思われます。
自動車の下回りに施工する場合は、安全性・作業性の面からリフトにて自動車を持ち上げたい。ガレージジャッキでは万が一の場合に危険性が高く、あまり勧められません。ご自分で施工する場合はスロープまたは木片などをタイヤの前にスロープ形状に敷きつめて最終的にはブロックに乗り上げて作業空間確保が安全である。
弊社にオイル交換に来社されるお客様の半数がMVS施工を申し出る。どっちみちリフトアップを行う関係で、施工がやり易いからである。それに施工工賃は無料であるし、貼りつける施工ポイントも個人で行うよりも4年間の貴重な蓄積があるため最適施工が望める。
MVS施工も、個人個人の望みがあり、約半数は、ある程度施工が進むと「理想的な車に仕上がった」と、それ以上の施工はしなくなる。残りの約半数の人は「変わるからおもしろい」「まだまだ進化できる」と追及の手を緩めないでMVS施工効果を楽しまれる。
効果が出ない所や、結果が悪く出る場所に施工しても「もったいない」「ツボにハマれば安い費用で高い効果が得られる」効果の高い物は「良くも悪くも両方出てくる」解ってくればこれが真実。
今回は多くの検証により効果的な施工場所、施工方法を画像で紹介しよう。
どうしても施工しやすいボディ上側から施工することになる。トータルバランスから考えれば・・・
1:ボデイ上側
2:ボディ下側
3:メンバー
4:サスペンション関係
と、全体的にバランスを見ながら施工しなければならない。
今回は「2」のボディ下側施工に的を絞るって解説しよう。
施工画像の解説

左側:フロント部分の穴あき場所にパワーシート施工。
ほとんどの車は水抜き用の穴が画像のように開けられている。中にはグロメットで塞がられているケースも見受ける。私がレーシングメカニックの頃は内張りを剥がして軽量化目的でホルソーカッターで沢山の穴を開けていた。「穴を開ければ弱くなる」この当たり前のことは気にも留めなかった。それよりも1グラムでも軽くした方が馬力アップと同じ効果が得られると信じて行っていた。その理論は現在でも生きている。重い物体を動かすよりも軽い物体を動かす方が少ないエネルギーで行える。
この穴が頭で思考した以上に乗り心地や操縦性を悪化させている元凶になっていることが解ってきた。そこで画像のように穴の周囲を囲むようにパワーシートを施工することにより、操縦性や乗り心地の改善を行うことができる。
画像中央:ボディ下側には動物の骨格に相当する太い柱が前方から後方にかけて左右に設けられている車種がほとんどである。しかしながら、前方から後方まで継ぎ目なく一体でプレスされたコの字形状の構造は少ない。車両の中間付近で画像にあるように繋がれているケースが多い。車種によっては継ぎ目は2か所あったりする。継ぎ目の接続はスポット溶接だから、この継ぎ目でボディが歪むことは容易に想像できる。そこで画像に示すようにパワーシート施工により歪み抑制効果を狙って施工する。
右側画像:スタビライザーブラケットにパワーシート施工。
最初の頃はスタビライザーを強くしてMVS効果を出そうとしてスタビライザー本体に施工したりした。解ったことは画像にあるようにスタビライザーを支えているブラケットにパワーシートSサイズを縦に二つに切って、左右に貼り付けることだった。オイル交換で来店されたお客様にサービスで施工したところ、体感度はほぼ100%に近く「いいね!」コメントを頂ける。
MVSは開発当初から「施工する前に頭で考えて良さそうな所に施工」は、半分以上が外れの結果と出た。例えばバッテリーターミナル施工はプラス側よりもマイナス側、エアコン施工は高圧パイプよりも低圧パイプ側、ラジエターホースもエンジンに吸入されるロアよりもエンジンから出てくるアッパーホース側がより強く効いた。これこそが「トライ&エラー」で最善を探し出す真のチューニングと言える。「ここに付けたらどうなりますか?」ではなく「実際に施工して、良いか悪いかで決める」それがチューニング(調律)だに尽きる。
そんなトライ&エラーの繰り返しを重ねる中で「上記3箇所は見逃せないベストポジション」が浮き彫りとなってきた。これからMVS施工を考えている方、すでに施工済の方で追施工を考えている方は是非、参考として頂き施工してみてください。スタビライザー前後でSサイズ2枚、左側画像施工は左右で4枚、中央画像左右で2枚で合計枚数は8枚〜10枚あれば施工可能です。
自動車のチューニングアップで1万〜3万円で何が出来るかを考えた場合、MVSの費用対効果は抜群に優れています。新発売したPTブロック使用したお客様より「ミッションのギヤの入りが更に向上し、2速〜3速のギヤ比が離れ過ぎて気になっていた車が、そこも改善出来て気持ち良く走れるようになった」と喜んで頂けました。
次回は車から離れたオーディオのMVS施工の結果報告を予定しています。ご期待ください。
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2015/02/15
前回紹介したカムリハイブリッドの画像を掲載します。

後続可能距離:544km 走行距離TRIP-A593.9km=合計予測走行距離1137.9kmとなります。燃料計は真ん中より1目盛上を指しています。
条件は:常に3人乗車、エアコン常時26℃設定オート(外気温3〜10℃くらいなので暖房)タイヤはミシュラン・スポーツ3が摩耗したため、最初に交換してすぐに取り外してしまった、BS/REGNO RZ-XTに組み替えた。空気圧は少し高めのフロント2.8kg、リア2.7kg。ホイールはレイズ軽量ホイール+MVSホイール用の組み合わせ。
藤澤の部屋で解説してきたように、純正タイヤから、すぐにレイズ+BS RZ-XTに交換した。このタイヤは乗り心地と静かさで高い評価が見受けられたために選択した。しかし、私の使用条件ではハンドルを切りこんだ際の「たわみ感」が柔らかくフワフワして気持ち悪く感じた。サイドウォールが柔らかく乗り心地と操縦性とのバランスが悪く感じた為に、すぐにミシュラン/スポーツ3に交換した。
この頃は、まだMVSを開発販売した直後であった。今であればタイヤはそのままでもMVS施工により、希望の味付けに改善できるのだが、当時は、そこまで解っていなかった。オーディオのスピーカー銘柄選択と同様に、タイヤ選択には、いつも悩まされる。それだけタイヤは重要でありタイヤによって大きく変化する。一度購入して装着してしまえば3万km前後は使い続けることになる。自分の予想と違った場合、MVS施工が威力を発揮してくれて助けてくれる。
カムリもMVS実験車としてたくさんのMVSを装着してきた。マジカルNENDOも左右ステップ回りやAピラーに沢山施工、フラットプレート装着も効果が高かった。BS/REGNOに戻してもハンドリングに不満は出なくなり長所である静粛性・乗り心地の良さの恩恵を感じ始めた。これはエルグランドでも同様のことを痛感している。ここまで変わると正直な感想としてMVSを知らない人が可哀そうに思えてきてしまう。
圧雪路の走行が多い豪雪地帯のお客様でもMVS装着の恩恵を感じている方も多いと思います。フラットプレート装着、ホイール装着、スタビライザーブッシュブラケットにMVS施工により、凸凹した圧雪路走行での突き上げ軽減による乗り心地改善と、操縦安定性の貢献を強く感じることが出来ているでしょう。
積雪地域にお住まいの方は、スタッドレスタイヤ使用中のことでしょう。車庫に保管されている夏タイヤのホイールにMVS施工をする絶好の時期です。暖かいストーブの近くでホイール内側を綺麗にしてMVSホイール用施工を行い、もうすぐ訪れる春の到来をワクワクして待ち望んでください。桜吹雪の舞い散る中を颯爽と駆け抜けるシーンを思い浮かべて・・・。私もフィットの夏タイヤホイールに昨日追加施工を終了し、3月中下旬に交換致します。

湘南地方は雪国より早く春を迎えます。熱海桜は本土で一番早く咲く桜で1月下旬から咲きだし今が満開で見頃は長持ちすします。海に近い公園の桜を見に行ったらメジロが群れになって桜の蜜を吸っていました。気がつくと公園には5匹の野良猫が居ついていました。「あれ!」いつの間にか1匹の若い猫が桜の木に登ってメジロを狙っています。飛びかかってもつかまりません。メジロは安全な距離間を巧みに保ちつつ蜜を吸っていました。20分ほどメジロに遊ばれた猫が諦めた瞬間のポーズをカメラに収めました。
春は確実にすぐそこまで訪れています。
先ほどの「暖かいストーブの近くで・・・」にヒントが隠されています。両面接着テープの説明書には幾つかの注意点が書かれています。まず、1:油分・水分・汚れを綺麗にする。2:気温10℃以下では接着力が低下するのでドライヤーなどで温める必要がある。3:接着後24時間経過して初めて強力に接着する。
「剥がれた」というトラブルは注意事項の3点のどれかが不十分だったことを意味しています。ストーブの近くなら10℃以上あり、過ごし易い環境であれば丁寧に掃除ができ、貼り付けた後で1晩過ぎれば24時間経過で強力に接着するという全ての条件を満たしてくれるのです。
走りと燃費は両立できる・・・
ホイール施工(ホイール用)、ドライブシャフト施工(パワーラップ巻き付け、ミッション&デフオイル・エストレモオイル交換又はX1添加又はPTブロック装着、エンジンオイル・エストレモ交換又はX1添加、エアコン・X1添加&MVS装着とレベルアップしてゆくことで無駄(摩擦ロス・転がりロス・伝達ロス)が減少してゆき、無理なく力がタイヤに伝達され駆動力として生かされてきます。すると日常の運転で、気が付かいないうちに、自然にアクセル踏込量が減少してゆきカムリのように燃費向上に繋がってゆくのです。
話は変わって3月14日北陸新幹線が開通します。この開通に合わせるように3月21日〜22日、富山県プロジェクトK(代表:神岡政夫氏)において恒例のショップイベント開催に参加してきます。毎年、弊社製品愛用者の方がわざわざ来店頂きまして楽しいひと時を過ごしています。本当に有り難く感謝感謝です。昨年のイベント終了後の帰路、ひるがの高原までが凄い吹雪で楽しいやら緊張する走行を強いられながら無事に帰ってこれました。今年は長野道経路で行こうかななどと思案中です。
PS:私がメニックを勤めたことがある元大森ファクトリーの歳森康師さんが2月8日ご逝去致しました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
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2015/02/01
新年を迎えて早くも1か月が過ぎようとしています。
陽光の輝きが増し春の到来を予感させますが急激な気候変動も影響してか風邪が流行っているようです。私はいたって元気で過ごしております。
新しいアイテムを開発するたびに新たな発見を体験し驚くことの繰り返しの中から自然と車の奥深さが見えてきます。何事も経験に勝るものはないという思いを強く感じている今日この頃です。技術屋の端くれとして、まだまだ生涯が勉強の繰り返しだと痛感させられています。
メーカーは燃費競争で効率追求に莫大な開発費、新技術、多くの人材を投入し、年々燃費は向上してきました。良い物は変えないで、悪い物は改善して欲しいと願うばかりです。そんな中で樹脂製パーツが増えてくることは車好きとしては、あまり歓迎出来ません。錆には強い反面、経年劣化は予測が難しいからです。
ここに来てガソリン価格が急激に下がってきて、今日、満タンに給油したら、なんとハイオクタンで132円でした。安くなるのは嬉しいことですが、何事も大きく変動することは、あまり歓迎できません。その理由は反対も有り得るからです。
弊社は今年で早くも創立28周年を迎えます。皆様、驚かれるかもしれませんが、X1発売から価格は変わっていません。但し、消費税導入によって250mlが10500円と消費税が500円加算され現在の価格になっています。価格は大きく変わりませんが、見た目で解らない中身の性能は年々向上させてきました。
ほんの少しでも向上できるのであれば少しでも良い製品をお皆様にお渡ししたいという技術魂は消えることはありません。向上させるコストは無料では出来ません。何かしらの代価を支払って初めて可能となります。そのためには性能に影響しない所でコスト低減を図る必要が出てきます。
発送した荷物を開封されて気がつかれたかと思いますが、高価な製品の割には新聞紙などを緩衝材として使わせて頂いております。中には「けしからん」と思われる方が居たとしても不思議ではありません。梱包材の役割はあくまで製品が破損しないで無傷で無事に、お客様に届けられることです。また、リサイクルや環境を考慮した場合、自然に優しい素材でなければなりません。コスト的にも高価であればあるほど製品価格に反映されてしまいます。
こんな厳しい条件をクリアーしてくれるのが新聞紙であり、優れた緩衝材に早変わりしてくれます。いつも思うことは「添加剤やオイルの性能は実際に使ってみないと解らない」点に辿り着きます。ホイールなどデザイン性や作りが眼で確認できる製品であれば、一目で良さが解って頂けるのに・・・と思ってしまいます。
HPや公告宣伝で幾ら性能を伝えようと表現したとしても正しく伝わりません。皆様が体験されてきたように、どんな性能の製品でも販売するためには良いことしか言わないからです。その点を踏まえて「興味を抱いて一度でも使って頂けたら解ってもらえる製品を作ろう」と情熱を傾けてきました。「一人でも多くクルマ好きを感動させたい」「車好きでエストレモを知らない、使わないのは、本当にもったいない」と思ってしまう。愛車との至福の時を過ごすことができ、いざという危険な状況下に陥った際はドライバーの意思に瞬時に反応し危険回避に貢献してくれる私にとっても何物にも代えがたい宝物です。

藤沢の部屋の原稿、特に月末は多忙の中で書いています。請求書発行や支払他まど社長業は超業務多忙、更には土曜日でもあり来客の対応などに追われいます。言い訳になってしまいますが、何度も見直しできないために、時に誤字、脱字など発生してしまいます。その際は前後の文章から読み取って頂けたら助かります。
MVSの進化とオイル類の進化、施工ノウハウの向上などにより、寒さの影響を吹き飛ばして燃費向上しています。カムリハイブリッドはタイヤ交換してから信じられない満タン走行可能距離1100km以上を表示中です。いつも3人乗車、エアコン(暖房26度設定)ONの条件です。現在600km走行で燃料表示は真ん中レベルより1つ上の目盛を刺しています。残り後続距離500km以上です。前は500km走行で半分を表示していました。今日は忙しいので、機会があったら画像UPしたいと思います。
カムリは新型クラウンハイブリッドと基本的システムは同一です。FFかFRかの駆動方式など異なります。「燃費が良い」ということは、皆様ご存じのように「走りも良い」ということでエストレモ製品であれば両立可能です。逆に両立しないほうがおかしい。その理由は「全ての部分の無駄の排除=効率追求」だから・・・。無駄に消費するエネルギーを改善し、走りに貢献させてゆくことに繋がって行きます。問題は現実離れすればするほど使用していない人には簡単には信じてもらえないことかな。
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2015/01/15
新年を迎えて皆様いかがお過ごしですか。早くも半月が過ぎました。
新しい年を迎えると、今年1年間の目標を大なり小なり立てられる方が多いかと思われます。それほど大袈裟な目標を立てなくても、新しいことに挑戦してみようとか、新たな気持ちが湧いてくる時期です。これを「のほほん」と逃すのは「もったいないと」というのが私の持論です。
「鉄は熱いうちに打て」という諺は、人の気持ちにも同じように言えるのではないでしょうか。
私の個人的な目標は、幾つかありますが。
1:ゴルフ経験は40年ほどになりますが、どうしても車の方が好きなので(予算的にも)ゴルフに行くよりもドライブに行ってしまうので、ゴルフは上手くなりません。そこで基本に返ってゴルフレッスンに通い始めています。今年1年間は続けて「80台のスコアで回りたい」が目標です。何事も(チューニングも)良き先生に巡り合うことが重要で、良きレッスンプロに出会いました。これも弊社製品が引き合わせてくれました。
2:若い頃はレースに明け暮れていたのと、子育てのために趣味の予算はあまりありませんでした。当時は安いコンポ(チューナー、カセットデッキ、レコードプレイヤー、アンプ、スピーカーのセット)を独身男性は購入して楽しんでいました。余裕のある方はオープンデッキを購入していました。現代はCD、ハイレゾ、昔のLPレコードなど、何でも試せる時代になってきました。そこで、古いレコードを聴きたいなと環境を整えてゆきたいと思いました。LPレコードを楽しみながらデジタル化に挑戦したいなと思います。今になってMMカートリッジ、MCカートリッジがあり、銘柄を変えることで音の違いを追求できることを知りました。また「真空管アンプの音はいいよ」とか「真空管にMVSは合わなかった、アンプは迫力が出て良かった」など、オーディオ好きのお客様から情報を頂き、MVSを試してみようと思いました。
MVSは自動車以外にも、ゴルフクラブ、オーディオなど幅広く遊べるようです。自動車と同じように「何が変わるか試してゆく過程が凄く楽しい」良い方に変われば一番理想的ですが、何かが変わるという現実が楽しいのです。「どうして変わるの?」という疑問が出てきますが、あまり深くは追求しません。追求したとしても結果が変わる訳でもありません。それよりも「どこに、どう装着したら一番効果的に良い方向に変わるのか?」のかが私にとって一番重要なことなのです。

個人的なことは、このくらいにして話題を製品の話に変えましょう。
MVS新製品 57-PTブロックが完成致しました。名称は告知通りのPTブロックにしました。PTの意味合いは駆動系を主体に装着するアイテムと言うことで命名しました。
2個1セット 販売価格:17000円(税抜) 18360円(税込)と、告知より安い設定と致しました。
すでに弊社テスト及び数人のお客様が使用開始されました。主にデファレンシャル、マニュアルミッション、オートマです。装着後、すぐに変化を感じる部分と、時間経過(日数経過)と共に次第に変化するケースがあります。
ポイントは、装着により歪具合の変化が変わると、今までのアタリ具合が変化するため、マニュアルミッションのシフト具合が一時的に少し重く変化する車が見受けられました。その変化も走行を重ねる内に、短時間(または数日)で、前よりも気持ち良く入るように変わったりします。車種や、内部のヘタリ部分など各種要素で変わるので一律には言えませんが・・・。
また、装着場所、装着個数などにもよりますがボディ剛性の変化まで感じる場合もあるようです。デファレンシャルにしてもミッションケースにしても各種リブが多く設けられているため、平らな装着場所を探すことから始めます。ケースのどの辺りに過大な荷重が掛っているかを想像して貼り付けます。装着にあたっては次の点に注意してください。
1:10度以下の低温では、接着力が落ちますので、走行後が理想的です。但し、排気管など高温となる所に触って、火傷しないよう注意して装着してください。
2:できるだけ平らな面を探し出し、油分、水分、汚れを綺麗に除去してください。
3:2枚1セットの理由は、大きな部材を両側から挟み込むように装着することで理想的に内部に作用させるためです。出来るだけ左右、同じ位置、または上下同じ位置に装着してください。多少のズレは問題とならないでしょう。
4:シリンダーブロックやシリンダーヘッド、メンバーなど、大きな部材に装着するためのアイテムです。排気管は温度的に適しませんので絶対に装着しないでください。勿論、温度的な部分や、装着可能であれば、ボディ、その他にも、ご利用できます。新しい装着場所で効果的な発見が得られましたら、是非、報告してください。私も探ってみます。
両面テープは −30℃〜200℃ 厚み2mmを採用しました。
装着後、2週間〜1か月経過しても「大きな変化を感じられない、または悪い結果が出た」そんな万が一の場合を考慮して、貼り直し用のスペアー両面テープを付属で付けることにしました。最初から良い結果が得られた場合は、紛失しないように大事に保管することで愛車を乗り換えた際の移植用にご利用ください。
MVSの、ドライブシャフト、ホイールなど効果的な装着により、今まで以上の高燃費をマークしています。要因は、その他にもタイヤ、空気圧も重要、それにハイブリッドはハイブリッドに合わせたアクセルワークも重要となってきます。当然ながら燃費悪化要因は・・
1:暖気時間(短距離主体)
2:急加速、急減速
3:渋滞などの悪条件(エンジン停止が理想的)
走行性能向上と燃費向上は弊社アイテムでは両方に貢献してくれることが浮かび上がってきています。基本的に「ファインチューニングとは効率追求」ですから、無駄を排除してゆくことで自然に燃費にも貢献してきます。新たなアイテム、PTブロックも効果的に作用する予感を感じさせる。初期ロットが完売すると、次の製作まで多少の時間が掛りそうです。
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2015/01/01
新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。2015年が皆様方にとって健康で幸多き年になりますよう心より願っております。

東日本大震災の影響で日本列島全体に大きな歪が発生し、予期せぬ出来事が私たちの平穏な生活を突如として襲ってきます。日頃から防災に関する心構えが重要となってきます。
どんな時代でも「好きなことに夢中になれる」ことが一番幸せなことだと痛感させられます。自動車は単なる下駄代わりに重宝する部分だけでなく、見知らぬ世界や見知らぬ土地にいざなってくれます。私にとっては人生の大事なパートナーであり恋人同然です。
estremo添加剤、エンジンオイル、ミッションオイル、MVSなど弊社製品に出会って感激したというお便りやレポートが山のように増えてきます。忙しい身ですので、一人一人に返信が出来ませんが、私にとって何よりの結果であり、大事な宝物です。
今年も皆様のハートを少しでも揺さぶり感動させられるよう、なお一層の精力を傾けて行きますので、アドバイス、ヒントなどのご協力をお願い申し上げます。
2015年、最初の新製品は昨年末に公表した「MVS PTブロック(仮称)」となります。

初期ロットは50セットとで確認のため6セット。社員も含めてテスト致しますので残り44セット。すでに3セットの予約を頂いておりますので残り41セットとなります。早めに欲しいと思われたら、早めの予約をお待ちしております。
どこに使用するかは、自由です。パワーブロックと異なる点は、強力接着剤により貼り付ける装着方法です。試着は出来ません。主な使用場所は、デフやミッションケース、トランスファー、シリンダーブロック&ヘッドなど、大きくて頑丈な構造体に貼り付けて歪みを抑制し、伝達効率向上を図る目的で製作したアイテムとなります。
強力両面接着材は、-30℃〜200℃ 厚み2mmを予定しています。
完成は1月中旬。多少前後致します。ご期待ください。
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