2014/06/30

早くも1年の半分が過ぎた。
子供の頃は早く大人になりたかった。だから月日の流れは遅くゆるやかに感じた。それがある一定の年齢を超えた頃から速さを増し、いつしか激流のごとく駆け抜けるように流れてゆく。だからこそ1日1日を大切にして充実した時を過ごそうと意識が変わった。

MVSの開発も終わることはない。でも今では沢山のアイテムが完成し初めの方はどれから試して良いか解り難くなっていると思われる。弊社の製品コンセプトが自動車をある程度理解している中上級者向けだから仕方がない。

オイルも添加剤にも言えることだが、新しい製品を開発してゆく過程で、今まで見逃していたり、気が付かなかった奥の奥の世界が霧が晴れるのに似てパッと目の前に現れる。これを経験と呼ぶのか新世界と呼ぶのか解らないが、新しいことにチャレンジしていると、ある日突然、未知なる領域に足を踏み入れる。

マジカルネンドも自然発生的に短期間で開発できた。何で今まで出来なかったのが出来てしまうと何で気が付かなかったのかが不思議でならない。人はいつも常識と言う見えない概念(バリアー)によって殻に閉じこめられてしまう。自分自身では、そのことに気が付いていない。バリアーを打ち砕くのは他人ではなく自分自身の柔軟な発想と思考と行動が重要となってくる。行動しなければ何も変わらない。

そこでMVS新製品のお知らせ。

マジカルネンドの発売より早く、先に新製品を発売致します。
名前は「MVSフラットプレート」
いつものように、見た目はただのステンレス平板ですので見たままのネーミング。SサイズとLサイズの2種類を設定します。めざとい方はお解りのように、型番44-PEX-S 44-PEX-L触媒やマフラーを包むように装着するパワーメタルの流用品です。装着用バンドを無くし曲面加工を施す前の平らな板のままでの販売です。
まだMVS販売協力店には連絡しておりませんので興味のある方は直接、弊社までお問い合わせ、または、ご注文下さい。

使用方法は、超簡単で、誰でも5分で施工可能な便利物です。MVSを初めて使用してみたいなと考えている方にお勧めします。また一部車種で乗り心地がひどくて悩んでいる方にも試していただく価値は充分にあります。

施工方はフロアーマットを少しめくって床下に忍び込ませ、マットを戻して終了です。大型車はフロント側左右にLサイズ(合計2枚)と後席左右にSサイズ(合計2枚)を置くだけでOK。小型車であれば前後共にSサイズで良いかもしれません。軽四輪であれば前席側左右にSサイズ(2枚)で後席はフロアー中央に1枚(合計3枚)を車体上空から見て三角形を形成するように置くだけです。来社されたパジョロミニのお客様も喜んで帰宅されました。最初は前席左右にLサイズから試しましたが強過ぎるというコメントで変えて行った結果がS3枚の三角形でした。(画像参照)

配置や変更は簡単ですから置く位置、枚数、大きさを変えてテスト走行するのが理想的です。センタートンネル部分の強度、好みで変わってくる。乗り心地だけでなく操縦安定性も変化します。

なぜフロアーに置くのか?ドライバーや助手席に体重50kg前後の人が座り、凸凹道を走行した場合、ボディの上下動に合わせ体重の数倍の荷重がフロアーに掛って振幅している。この振幅が上下動に加算され不愉快な乗り心地と人は感じ取っている。テスト結果はクラウンやレクサスの方でも乗り心地の改善を喜んでくれた。(何人かのコメントで共通していることは大きな凸部を乗り越えた際に、ドドドドッ〜ンと乗り越えた後も揺れているのに対し、ドッと1回で揺れが収まる感覚)MVSは簡単に体験できるので是非、体験して頂きたい。但し、まだMVS販売店に連絡するよりも早く、藤澤の部屋で公開している関係で、すぐに体験したい方は弊社までご来店ください。

MVSフラットプレート 型番56-FP-S 1枚 税込 7800円
MVSフラットプレート 型番56-FP-L 1枚 税込12500円
Lサイズ2枚+Sサイズ2枚のセット価格は56-FP-SET 40000円(税込)

フロアーでも置く場所により結果は異なってくる。フロント側Lサイズ使用の場合はフロアー前方に横置きで車両の外側が良い結果が得られている。後席は、フロントシートブラケットのすぐ近くが(後席前方)良い結果が得られている。理由は簡単で、自動車は1人または2人乗車が圧倒的に頻度が高い。フロントシートに乗車した人の体重を受け止めている近くが一番適していると思われる。移動は簡単なので研究心旺盛な方であれば楽しんで最適位置を見つけ出してください。

つい最近来社された方(RX-8から始まり、アウトランダーPHEV、日産フーガ、トヨタレクサス、パジョロミニ、ダイハツラパン)が購入されました。

好評に付き、アッという間に在庫分が数台分となり、急いで20〜30台分を注文しました。MVS完成まで約半月間掛りますので、注文が多ければ7月中旬頃の発送となりそうです。いずれネット注文できるように考えておりますが、当分の間、電話注文にて受付致します。

マジカルネンドは「パッケージングの経年劣化検証」のため発売を遅らせていますが、パッケージング無しでの注文が殺到しています。この場を借りてお礼申し上げます。その後、特に問題点は報告されておりません。
また併せて取扱い説明書記載の注意点をパッケージ無しに手ご購入されたお客様からのフィードバックを基にバージョンアップさせております。
本来は材質の経年劣化を検証するために数年〜5年間ほどの耐久テストが好ましい訳ですが、せっかく素晴らしい製品が開発できた訳ですから5年後に発売するよりも、この素晴らしさを一刻も早くアタックファンの皆様に体験して頂きたいと思い発売に踏み切りました。
※パッケージ無しのマジカルネンドをご希望のお客様はお電話にて注文をお願い致します。オンラインショップでの販売はパッケージが完成後となります。



アタックレーシングより「藤澤の部屋」をご覧のお客様に改めてお願いがございます。
HPのオンラインショップから買える製品はインターネットからご注文下さい。
但し、下記の場合には弊社に直接「お電話」にてお問い合わせ下さい。
1.オンラインショップに掲載されていない製品
2.掲載品と異なる仕様の製品をご希望の場合(特にMVS関連の形状・色など)
3.どの製品を選んだら良いか判らない場合


お電話でのお問い合わせを頂くことにより、疑問点等にも即座に回答する事が出来ます。
オンラインショップでのご注文は24時間対応しております。(発送以外の確認等は定休日も対応)ご注文が確定している場合に便利です。

ご理解とご協力の程、宜しくお願い致します。

2014/06/15

パワーメダル・レポートの当選者発表を行います。
自分で探し出す楽しさを私は大事にしていますが、他の方の新しい発見も、とても参考になります。
(
※レポートは当選者様からお送りいただいた原文をそのまま掲載しております。

最優秀賞:1名:メダル10個贈呈。
静岡県:T様
車種:ワゴンRステングレーNA/CVT,BMW130i/3000cc,ジャガーオープンカーXK8,YAMAHA/VMAX1200ccを所有


2個組にてワンセットとして考えると…

@エンジンとボディとを連結している編線(MVSパワーメッシュ)のボディーアース部の取り付けボルトの頭部へ1個装着。
効果: すっきりとシャープな加速と転がり感の向上、
Aエアーフィルターボックス中央部に1個
効果: トルク感upにより、らくちん走行。

@+A併用にて、パワーup感 、 大。排気系への影響なしで、パワーを欲しい人向き。

Bバッテリーターミナル前方端へ、一つつずつ計2個
ややパワー感に欠けるが、走りがスムーズになり転がり感向上。

@ABを個別に比較すると、好みにもよるが、好感触は@>@+A>A>Bの順番になる。Bのみの使用が1番マイルド使用。
@ABはブロックやナットなどで代用できるが、メダルの容量が適している。

ここからがトピックスです。おすすめ!
Cフロントガラスの上方端に一つずつ(車種により上部が良い車と下部が好感触の車種とある。視界の邪魔にならないようにピラーから内側に2.5cm付近。)
効果: ボディー剛性upにて回頭時の安定性向上
Dリアガラス下方端に一つずつ
効果: Cとほぼ同様だが、Cに比べると体感に欠ける。

*2個組でワンセット、見栄といい、パワーの容量、厚さからいってもCのフロントガラスに貼るのが、このメダルの売りになるんじゃないかと思われる。

※藤澤コメント:フロントガラスは車検で不適合とみなされますので、貼り付けるのではなく、養生テープなどによる仮装着が望ましい。悩んだ末に最優勝に選んだ理由は、フロントガラス装着という盲点を見つけ出した点を高く評価しました。フロントガラス&リヤガラスもボデイ剛性の一部を負担しているということをプロでも見逃しがちではないでしょうか。その他の装着もバッテリーも私にとっては予想外の装着位置でした。この方は職業柄、鍼を刺すツボ(バイタルポイント)をフィンガーテストという方法で瞬時に見つけることが出来ます。MVSに興味を持ち、何度も来社され4台の車バイクにMVSを装着されました。数回、来社された時に「車の弱いツボが解るようになった!」と言われビックリ。どこに、どの位の強さのMVSを装着したら良いのかを短時間で探し出すことが出来る達人。私もそれが縁で鍼でお世話になっています。


優秀賞:2名:メダル6個贈呈
青森県:A様。
私の古いモビリオスパイクもあまりにも速く安全な車に仕上がったためつい最近になってフルキットにホイールもインチアップしました。
エストレモのオイル・MVSを使ってからエンジン音が「カッコイイ・しびれる」と好評です。(走り屋さんより)
1:●平成16年式ホンダモビリオスパイクCBA−GK2・L15A SOHCVTEC ・HMMS−CVT7スピードモード ・デュアルポンプ式4WD
 ●家庭用主電源ブレーカー
2:車の装着箇所
 ●足回り
 ホイール、ロアアーム、タイロッドエンド、ドライブシャフト、スタビライザー、ダンパーとその頭部、コイルスプリングの下部と頭部、フロントブレーキキャリ  パー
 ●ボディー
 ルーフ3か所(ルームランプ本体を一旦取外しルーフ内側から施工)ABCピラーのルーフ付近とそれぞれの中段下段、シートブランケット4か所、リアスペアタイ ヤ収納部の真ん中、フロントドアキャッチャー付近、ボンネットキャッチャー付近、リアスライドドアは上中下段にレールがあり、中段のドアとレールを固定する金属部品(通常ドアキャッチャーがあるところ)

 ●エンジン関連
 サブフレーム(上部の中央、左、右)バッテリーマイナスとボディーアースの接点、ラジエーターホース、エンジンコンピューター、EGRバルブ、燃料ホース、ス ロットルボディー、インテークマニホールド、オルタネーター、スターターモーター、パワステモーター、エンジンオイルパン、ミッションオイルパン、ミッション クラッチ周辺、CVTウオーマのホース、前輪後輪のDFケース下部と横面、O2センサー、マフラーエンドのタイコのエンジン側、イグニッションコイル上部、イ ンジェクター上部、ヒューズボックスの蓋、エアコンコンプレッサーとエアコンの低圧側配管、

3:足回りを施工した後にルーフとシートブランケットに施工すると四輪のバランスがとれて、ますます路面に貼りついて走行しているような状態になりました。
 その後、ルーフを外して走行したら違いが明らかになった。まるでルーフが全てのバランスを制御しているかのようでした。
 リアのスペアタイヤ中央部に貼るとリアの安定感が増しました。
 ホイールに関してはスポーク部分の他に、センターキャップ内側に8ピースを均等に貼り付けたところ更に転がり抵抗がなくなりました。

 インテークマニホールドとヒューズボックスに貼ったときはまるでスーパーチャージャーが付いているような加速になり驚きました。(個人的にMVSチャージャー と呼んでいます)、しかも 燃費が良いのもいいですね。

 何故かわかりませんが、フロントルームランプの裏にホイール用のMVSを4ピース貼っていたのですが、MVSパワーメダルも追加したところ走り・燃費・パワー 全てにおいてワンランクアップしました。

 MVSは凄いの一言です。こんないい商品は「いつかは使ってみたい」と言って終わる人もいるけど時間は戻ってきません、私は良さを実感できてとても感謝致して おります。

 MVSは車にもいいから家の電気はどうかなと思い、家の主電源ブレーカーにMVSパワーメダルを貼りつけたところ、家じゅうの電化製品の効率といいますか、性 能といいますか良く表現できませんが、調子が良いです。 特に顕著な例では電気ポットの沸騰するのが速くなりました。
 そして何か家にいて落ち着きがでてきました。きっとMVS様のおかげです。

藤澤コメント:長年に渡って弊社製品愛用者。たくさんの効果的装着場所を探し出して頂きました。その中で「バッテリーマイナスとボディーアースの接点」装着はT様のパワーメッシュ・ボディ側取り付けボルト頭部装着と同じ装着方法と言えます。その他にも、パワステモーター、エンジンオイルパン、ミッションオイルパン、ミッション クラッチ周辺、CVTウオーマのホース、その他と、どこでも何らかの効果が得られることがレポートから窺えます。

広島県:D様。
C4ピカソ
フロントストラット式、リア トーションビーム式。まずは、前後4本のコイルスプリングにパワーシートを施工。1本のバネに付き、パワーシート大を16等分。
バネ1巻きに対し、3枚から4枚均等に貼っていく。
コーナリングでのグリップが上がり、コーナーを吸いつくようにクリアしていく。
ブレーキをストレートで終わらせて、コーナーに跳び込む。ステアリングを切るタイミングと、アクセルを開けるタイミングを同じにすると・・この乗り方で、アクセルを倍ほど開けても怖くなくなった。そして、限界付近で、何故だか乗り心地が良い。しかし、普段の乗り心地で、どうしても段差などで乗り心地が悪い。時間の経過とともに改善していくが、2割ほど悪化しているような気がする。

そこで、フロントストラットのお皿の上にパワーブロック大を置いたところ、乗り改善して、さらに、コーナーでの追従性も向上した。
これは、予算の都合で、パワーメダルでも有ではないでしょうか!パワーブロックを置けない場合、下側に張り付けることも可能かと!?ただ、それ以外のこともしていますので、それがすべてではないと思いますが・・・
ちなみに、フロントアッパーはアクセスしにくいので、何もしていません。
スタビ等施工しましたが、こちらのほうが効果的でした。


10日後に続編が届く。
フロントスプリングにパワーシート、ストラットのお皿にパワーブロックを施工して効果的だったので進捗してみる。
リアスプリングにパワーシートは施工済み。

次に施工するのは、スプリングを受けているお皿にパワーブロック大。
施工ポイントは、リア左を後ろから見て、L型になっている角の部分。
潜ったついでにリアスプリングのトップのボディの接続ボルト付近にパワーシートを施工。

改善点は、驚くほど乗り心地が良く、スタビリテイが高く、路面を舐めるように通過していく。乗り心地に関しては、後席の改善が素晴らしく、「ガツン、ガツン!」と来ない。走りの印象として、スプリングがかなり柔らかく感じられるが、コーナリングのスピードは落ちていない。よって、走りと乗り心地を両立できるようになった。ただ、リヤが良すぎるため、フロントの不快な動きがリアに影響を及ぼしている。

フロントも改善が必要。
フリント上部へのアクセスが難しく、そのあたりがカギを握っているような?走りと乗り心地のバランス取りは、スプリングの施工度合いで調整が可能なようだ。
Lの字の下側(スプリング下側の受け)は片持ちなので、そのあたりが剛性不足なのでしょう。しかし、そこの部分の変形がなくなれば、スプリング自体のストローク量は、減少して固く感じるはず。だと思っていたが、答えはまるで反対。

見解的には、L型の変形軌道とトーションビームの支点からのスプリングの軌道との相違により、スプリングの下側半分くらい!?本来の動きをしていないため、ノーマルでは固く感じられたのではないかな???

藤澤コメント:ドイツ車、フランス車も国産車に比べてボディ剛性が高いと思う。また車格の割に乗り心地ホールド性の高いシートで乗り心地にも貢献している。構造上、MVS装着にしても日本車よりも簡単に装着できないケースが多い。チューニング部品も少なく、あっても高価であるのでMVS施工が理想的。

佳作賞:メダル2個贈呈。
ホンダシビック・タイプR/型式EK9
東京都:Y様
バッテリーの長い方の側面中央、左右に装着。
体感で解る走りの軽やかさ。

藤澤コメント:最優秀賞のT様とは装着場所が異なります。並んでいるセルに対して作用する位置と推定できます。T様の位置は上部のターミナルに近い位置なので、ターミナルに対しての作用と推定できます。従って、両方の位置に(合計4個必要とするが)装着するのがベストか?これも今後検証してベストを探ってみます。

まだまだ質問として「どこにつけたら良いですか?」「ここにつけたらどうなりますか?」といった質問が多く寄せられます。「人が良いというのも参考になりますが、試してみたら自分の好みではない、ということも多い。まず第一歩は「試して見る。結果を検証しダメだと判断したら場所を移動、追加してみる。
チューニングとは最高に楽しいゲームだ。










 

2014/05/31

早くも5月が終わります。と、言うことは2013年10月31日の藤沢の部屋で告知したように「MVSパワーメダルの施行にて著しく良好な効果が体感できた事例」に対して下記の賞を授ける募集期間が本日で終了しました。6ヶ月間は早かった。

最優秀賞:1名 
MVSパワーメダル10個(35000円相当)
優秀賞:2名
MVSパワーメダル6個(21000円相当)
佳作賞:5名
MVSパワーメダル2個(7000円相当)

応募された内容は次回(6月15日)の藤澤の部屋にて発表する予定です。応募された方は商品の到着を楽しみにお待ちください。近日中にヤマト運輸・メール便にて送付致します。

マジカルネンドの引き合いも多く、パッケージングが完成する前に多数の方に購入頂きまして、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。購入された方々より、翌日には驚きとお礼の電話が何本も掛ってきました。

「ヒューズに施工しようとしたら、上手に付かないで落ちてしまう」という問い合わせがあり施工方法を聞き出すと、1個1個のヒューズに小さくして載せていると言う。そこで「棒状に長く伸ばして上に載せ、指で押し付ければ、横に広がって上手に付く」とアドバイスした。このような問題も工夫一つで解決できるでしょう。

マジカルネンドの正式発売は、当初の予定よりも大幅に遅らせて9月頃を予定しております。その最大の理由は材質にあります。金属と異なり温度に対して敏感に反応するためです。特性としては温度が低い冬季は硬くなり(硬化ではありません)気温が上昇する夏場は柔らかくなるためです。耐熱温度は50〜60℃ほど。粘土だけに、材質固有の性質を大幅に改善することが非常に難しいために、様子を観察したいからです。

ターボ車など1部車種に於いてエンジンルーム内が非常に高温になる車種がありエンジンルーム内の施工では粘土が溶け気味になることが解りました。ヒューズBOXもエンジンから離れた場所にあれば良いのですが、エンジン近くにある車種では同様にべたっと溶解(流れ落ちるほどではなかったが・・・)していました。

これから更に気温が上昇し、どのような問題点が発生するかの確認を行う必要性を強く感じましたので、メーカーの責任として、しっかりと継続してテストを重ねてゆきます。それでも早く欲しいという方も多く、パッケージング無しで販売させて頂いています。

ひとつだけ言えることは材質が粘土で柔らかいことに密接に関係しますが、使用する側も思考回路の柔軟さが要求されます。簡単に言うと「応用力が試される」アイテムなのです。だから、柔軟な対処が出来る方からは「この製品は素晴らしいね」と評価される半面、対処出来ない方からは正反対の低い評価となることが容易に想像できます。

そのまま使用するよりもサランラップで包む、アルミホイルで包む、養生テープで包む、アルミテープで包む、ビニールで包む、はたまたビニールチューブの中に押し込む、何かのキャップの中に詰め込む等、自由な発想と遊び心満載で、ベストの方法を探し出して楽しんで欲しいと願わずにはいられません。

逆に、チタン製パワーブロックの長所を再認識できますが、どちらが良い悪いという比較の話ではなくMVSは「装着場所を含めて、最適な物を選択できる」という利点を見て欲しい。これはMVS全ての製品に共通して言えることです。人間で言えば、1人1人の性格が異なるように、パワーシートにはパワーシートの長所と短所があるのでそこを捉えて最適な使用位置や使用方法を考える。

ドライブシャフトは以前はパワーシート施工で好評でしたが、パワーラップが完成してからはパワーラップSタイプ施工がベストとなりました。このように回転する部分に装着する場合は使用できるアイテムが限定されてきます。

チューニングの話になると必ず出てくる言葉として「トータルバランス」があります。MVS施工も最終的にトータルバランスを取ることが重要となってきます。
ホイール、サスアーム、メンバー、ボディの個々の剛性から始まり、常にトータルタルバランスを意識して装着、移動、取り外し、追加を繰り返すのが理想的。

最後に、パワーメダルやマジカルネンドをフロントガラスに施工した場合、車検では不適合として取り外されますのでご了承ください。

化粧箱廃止に伴う簡易包装の対策として、熱収縮ラップを採用し、1L容器は完全ラッピング、4L容器はキャップのみバージンシールを兼ねたラッピングを施し5月20日分より出荷を開始致しましたので、ご報告させていただきます。

2014/05/15

前回お知らせしましたMAGICAL NENDOの概要が決定しましたので詳細をお知らせ致します。

品物は完成しましたが現在はパッケージデザイン中です。MVSではなくマジカルシリーズと致しましたので、パーッケージもマジカルストップと同じブリスターを採用しました。
(プロトタイプですがパーッケージの写真を掲載します。)

灰色と白色の2色を設定。容量は20gで税抜5000円+税400円=税込5400円

いつものことで価格的に見ると「何で粘土なのに、こんなに高いの?」と思えることでしょう。実際に試して頂ければ多分、驚くことが容易に想像できます。その性能は、いつものように開発段階で試してゆく段階で私自身が「エッ何でこんなに効くの!」と驚いたくらい・・・。

容量20gと書いても文章では「どれだけ?」と想像できないでしょう。長さ約150mm×直径8mmほど。丁度、ボールペン1本弱と思えば遠からずでしょう。

マジカルストップの筆が入っている所にほどよく収まるように致しました。ボディに使用した場合、6等分にちぎればパワーブロック約6個分に相当する効果が得られます。但し、実際にはパワーブロックが点を中心にして効果が広がるのに対し、粘度は細長く整形装着が出来る利点から面で効果を発揮する感覚なので「意外といいね」と好評価になるかもしれません。パワーブロックが欲しいけれど高価で購入をためらっている方であれば検討に値いたします。

20gあるとエンジン側では例のヒューズBOX施工で半分の10gを使用し、残りの10gはボディ使用を推奨します。ボディのお奨め施工過所はこれも定番に近い、ストラット部分又はAピラー部分と言えるでしょう。但し、あまりにもけちって少量での施工は、せっかくの効果を半減してしまう恐れも出てきます。最初は、ヒューズBOXに20g全量を施工して様子を見て頂ければ、その効力を体感できるでしょう。それは明らかに10gの体感とは違ってくると思われます。勿論、車種や施工方法でも違ってきます。

ヒューズBOXも1か所の車もあればエンジンルーム2か所、室内側に1ヶ所など、車種により大きく違ってきます。どこのヒューズBOXが効果が大きく出てくるのかも違いますので、あくまで最高に効く場所を探し出すことが重要ポイントなってくるのは、いつも言っているチューニングの神髄となります。

ストラット部分は、前側から見ると上部から5cmほど下側(車種により異なる)にスポット溶接が横に並んでいる車が多いので、このスポット溶接に沿って5〜10cmに施工できるように細く伸ばして施工する。注意点は、ホコリや汚れを綺麗に掃除して乾かしておかないと接着がうまくゆかない。特に白色は手の汚れやボディの汚れなどが吸着して汚れてしまうので、灰色の方が無難です。吸着力も灰色の方が強く感じます。

経年で硬化するタイプではないので、5年から10年間は大丈夫とは思われますが、裸のままの放置すればホコリなどで汚れてゆくので、サランラップやアルミテープなどで上から保護することで長期間の使用が可能となってくることでしょう。ここがチタン製品のMVSとは大きく異なる点です。

このように粘土と同じように柔軟な発想で使用方法や施工方法を探し出してください。ちぎったり、広げたり、押し込んだりと素材自体が柔軟ですから・・・。思考回路も柔軟に対応してください。(笑)


追伸:MAGICAL NENDO(但しパッケージ無しの状態)は出荷可能です。少しでも早く欲しいという方は、弊社まで「電話にて」ご注文下さい。

60代の主婦のダイハツタントのストラップ部に約6gほどを半分にして細長く伸ばして左右施工。本人には、どこに施工したか一切解らない状態で車をテストして頂いた結果は・・・

「貴婦人のような走りになった」と言ってきました。「エッ!」と思って更に尋ねると「ブレーキとアクセルが非常に滑らかになった」と言ってきました。車に詳しい人より、車を何も知らない人の方が違いを分かり易いことも多いです。

ブレーキ時もアクセルを踏み込んだ際も、ボディは歪んでいるので、ボディに芯が出来ると力が逃げにくくなりブレーキとエンジン駆動力が無理なくタイヤに伝わったと推定できます。これと同じ現象は「ヤマハV-MAXの大型バイクが片手でスタンドを立てることが出来るように変わったという」事例報告や「楽器のチューバ(約10kg)が軽く感じる」事例と同じ理屈と考えられます。

世の中には実に様々な方が居て弊社製品に興味を抱いた人が次々とご来店下さるので、新しい発見がいつも待っています。それらの新しい発見をつなぎ合わせてゆくと、ある程度見えてくるのですが、その違いを数値や評価試験で表す難しさに絶えず直面することも事実です。

車を何も知らない主婦でも違いが手に取るように解る方が多いので、後は、どのような測定を行えば、より明確に違いを数値化できるかだけにかかっています。実際には野球やレースの結果と同じで、「装着した・・・変わった」となるので完全に数値化しなくても、効果や結果が変わることはありません。ただ、このような製品を信じられない方は数値にこだわることも無理からぬことです。

弊社に来社された、お客様には、仮装着-テスト走行で違いを実感して頂いています。更に、装着した品物を取り外し、再度、テスト走行することで、プラシボーではなく変化を体験した上でご購入いただいております。

短時間で簡単に装着、移動、追加、取り外しが出来ることのメリットはMVSやMAGICAL NENDOの最大の長所に他なりません。

2014/04/30

弊社にオイル交換に来社されるお客様は連休前半が多く混雑いたします。できるだけ事前予約の電話連絡をされてから、ご来社下さい。事前予約されている方から優先的に作業を行います。ご理解とご協力をお願い申し上げます。

あくまでも弊社のサービスとして行っています。そのために昼休み時間(12:00〜13:00)は休憩時間となります。作業時間を考慮致しますと受付時間は下記の通りとなります。
午前中受付時間:10:00〜11:00
午後受付時間:13:〜18:00
但し、お買いものして持ち帰る場合は10:00〜19:00対応致します。

来社された、お客様に聞くと、中には10連休、12連休の会社もあるようです。弊社はゴールデンウィーク中も皆様のお役に少しでも役たてばと通常通りの営業(水曜定休)です。この習慣は創立以来変わらないスタンスです。連休を利用されて初めて弊社まで足を延ばされるお客様も毎年見受けます。



さて新製品お知らせです。MVSのディフュージョン・バージョンをマジカルシリーズより発売致します。

名前は「MAGICAL NENDO」に決定しました。

その名前が表すように「粘土」です。ドラッグワンの時と同じようにアタックを知らない人から見たら「粘土でどうするの?」となるでしょう。子供の頃に戻って粘土遊び感覚で楽しんで頂く趣向です。

見た目は、何の変哲もない、ただの粘土にしか見えません。ちなみに金属など仕込まない、見た目通りの、ただの粘土。勿論、開発当初は仁丹より細かいステンレス球やアルミ粉などを練りこんだりと、色々と試行錯誤を繰り返して販売に向けた製品開発を行ってきています。

すでに完成され、いつでも発売出来る状態になっていますが、メーカーの姿勢として、経年劣化、使い勝手、使用注意点、使用できる場所や効果など幅広く検証中です。

一番の検証は金属と異なり、経年劣化が避けられない材質ですので、それを確認するための期間が必用となり、現在はすでに実車走行テスト中。この点さえクリアー出来ればいつでも販売可能です。

使用方法としては無限の可能性を秘めています。勿論、他のMVS同様にエンジン、ボディ、人間、その他まで幅広い応用が可能です。
エンジンは高温になりますので排気関係やラジエター関係、その熱の影響を受けやすい個所には使用が難しい。排気管で燃えることがないことは確認できていますので、排気管以外であれば自己責任での使用であれば色々と探る楽しみもあります。

弊社のテストでは下記に示す施工場所が効果的でした。

1番効果的な所は、ヒューズBOX。すでにパワーシート施工済でも、その上から更に粘土を載せて広げると、2倍、3倍の効果に増強されます。シートの厚み1mmに比較すると2〜4mm厚みとなるため数倍の効果が得られても不思議ではありません。また、リレーや大容量ヒューズの上など、全部の上に帽子をかぶったように載せることで有効に作用します。

2番目の効果は、ボディのAピラー(フロントドアが取りついている柱)の上から下側まで細い棒状に伸ばして貼り付け、指で約1cm幅に押し広げることで、面での補強が出来るためグンと効くので効果的。

3番目はフロントガラスなどに飴玉の大きさくらいに丸めてポンと押し付けるだけで操縦性など変えることが可能です。試した人の中には「地デジのテレビの映りがトンネルで映らない場所で途切れなくなったと」という報告がありました。多分、フロントガラスに地デジのアンテナがあるのではないかと推測しております。

粘土ですが時間経過と共に硬化しないタイプを採用していますが、まだ何年間持つかは解りません。作用する期間よりも先に材質的に劣化するのではないかと予想できます。その場合は粘土の上からアルミテープなどで保護することで長期間の使用に耐えられると思われます。

このように材質的に耐久性に少し難がありますが、メリットして自由自在に変形させたり、ちぎったりすることで、必要とする強さを調整出来ることや、開いている穴や隙間に押し込んだりと、他の製品では出来ない使い勝手の良さも得られます。
パワーブロックが理想的ですが予算的に購入できない方など、費用対効果は抜群です。

まだまだ細かい煮詰めを行って行きます。

色具合は今の所、白色と灰色の2色を予定しています。

5月15日の藤澤の部屋で仕様&価格等、発表できたらと考えています。
材質が粘土ですから、他の製品よりは安く販売できる予定です。見た目と違って実際に使用すると効果の高さに驚かされることでしょう。どうしても「人間は見た目で判断することは避けられない」宿命が浮き彫りとなってきます。

約10gあればヒューズBOX施工が可能です。

自動車メーカーが莫大な開発費を掛けて発売してきた新車が、たった10gの粘土を5分間で施工して、見違える走りに変わったら・・・・。

夢物語のような話だが、新発明は得てしてそんな物、コロンブスの卵と一緒なのです。今までの常識を打ち破る、これこそアタックレーシングの製品の特長を顕著に表しています。



ご期待下さい。


014/04/15

MVS発売から早くも4年間が経とうとしている。多くの方が実際に装着し体験され素晴らしさを実感されてきた。また、新しき発見が次々と訪れるが文章で他人に伝える難しさも感じる。

そこでポイントを少しだけ解説し、これからの施工装着の指針となれば幸いです。

ポイント1
まず一番重要な点は「何が変わるんですか?」ではなく「何が不満であり、どのように改善したいか?」が出発点となる。

ポイント2
2番目は「ここに○○を装着したらどのように変わりますか?」ではありません。
チューニングとは「調律」であり「セッティング」である。一番効果的な装着場所とアイテムを探し出す作業である。だから楽しく、おもしろい。「私が良いと感じるのではなく」購入されたお客様が「いいね」と満足する体感を探し出すこと。

ポイント3
MVS施工効果は下記に示す様々な条件で変化してゆく。
1:予算:3000円なのか1万円なのか5万円の予算なのかで大きく変ってくる。装着できるアイテムや個数などもおのずと大きく変化する。一度に沢山装着するケースと、少しずつ装着して1週間から1か月間経過を見てから不満点やバランスを考慮して追加をしてゆく方法でも結果は変わってくる。

2:車種:非力なノンターボ(NA)エンジン搭載の軽四輪と高額な上級車、また輸入車では変化が異なる。元が悪いほど効果を強く感じ易くなるが元々の完成度が高ければ変化率は低くてもより高次元を追求できる。

3:新車なのか中古車なのか。これはX1添加やオイル交換の際にも言えることだが劣化具合がひどければひどいほど、回復率が高まる訳だから体感度も大きく出てくる。どんなアイテムでも元々の完成度が高ければ高いほど改善代は少なく難しくなるのは共通点。排気量が660ccの軽四輪と3000ccターボ、5000cc大排気量では軽四輪の方が劇的に変わり易い。

4:ヒューズBOXのMVS施工に関しても、パワーシートSサイズ1枚を蓋の表側に貼っても「いいね」と効く車がある。蓋の裏側に貼る方法、蓋を開けてヒューズの上側に乗せて留める方法もある。この施工方法の違いと1枚より2枚、2枚より3枚と増やしていった場合でも、得られる効果に大きな違いが出てくる。

「チューニングの神髄とは、この例が示すように、トライ&エラーを重ねながら最善の結果を探し出す作業」なのである。

5:最終的に、ドライバーの感覚が大事になってくる。音感でも絶対音感の方から音痴の方まで100段階あるかもしれない。私自身は、それほど敏感ではないので標準的かもしれない。開発はある意味では鈍い感覚の人が「いいね」と開発した方がより多くの方に評価されると思われるので鈍感が必ずしも悪いとは言い切れない。但し、装着場所が悪かったり、アイテムが適切に装着されていなければ効果は出にくい。敏感な人ほど良い装着場所を探し出す術に長けている。

ポイント4
MVSをどこかに装着して試運転を行い、違いが解らなかった場合は、そこに取り付けたアイテムが合致していないと判断できる。ただこの法則はエンジン関係とボディ&サスペンションでは大きく違ってくる。
ボディ&サスペンション編
多くの方が体験していることだが、ボディのどこかにMVSパワーブロックを数個装着して走行した評価で「硬く感じる」と拒否反応を示すことが多い。この乗り心地が硬く感じる感覚は「まだまだボディ&サスペンションの、どこかに弱い部分があって、そこの歪みが硬く感じてしまう原因を作っている」という現象が解ってきた。その弱い部分を探し出して施工することでサスペンションが機能して乗り心地が良くなり硬さが取れてくる。ボディで大事な所は、基本はやはりAピラー周辺からステップまでが重要となってくる。

ポイント5
「トルクを増やしたい」「加速を良くしたい」等の改善は比較的簡単ですが、一番難しいのが「燃費を向上させたい」になります。これはX1でも、G9FSでも、エンジンオイルでも共通して言えることですが一番難しい問題。その理由は単純明快で「高性能な製品ほど今までより加速が良くなる」からです。施工前と同じ量だけアクセルペダルを踏めば施工前より良好な加速が得られます。燃費を良くするためには、この改善した部分を殺す運転をしなければなりません。多くの方は加速を良くするために高性能製品の導入に踏み込みます。せっかく良くなった部分を殺す運転をしたら高性能製品を使用するメリットが薄れます。今までよりも少ない踏み代で同等の加速が得られますが、良くなった加速を犠牲にすることが我慢できれば燃費は向上します。多くの方は燃費向上よりも、気持ち良い走りを得るための目的で高性能製品に辿り着くのですが・・・。

燃費測定を絶えず行っています。
○気温が低いと暖気のためにエネルギーを多く消費します。特にHVは暖気(フィット3HVの場合は水温55℃に達するまでエンジン始動)
○冬場はヒーター使用でエンジン熱を室内に放出する関係で燃費悪化する。夏場もエアコン使用で負荷が増大し燃費悪化します。
○急加速すると燃費は見る間に低下し、数回の急加速で使用した燃料を取り返すためには、その後20〜30km我慢した運転を行って、やっと回復してきます。だから急加速さえ我慢できれば高燃費がマークできますが、車の楽しさは気持ち良い加速を味わう点も否定できませんので「燃費が・・」と言われると「難しいですね」と答えてしまいます。エンジンオイル、ミッションオイル、デフオイルなど使用で、自然とフリクションロスは低減された結果、気にしていなかったとしても、どこかで「エッ!」と驚く好燃費を自然とマークしたりするのですが・・・。

エンジン編
バッテリーパワーリング、ラジエターアッパーホース(基本セット)、ヒューズBOXの順序から始めるのが正解。次はエアコン施工となる。パワーバンドは吸気側と排気側同時装着を推奨する。ターボ車などは特に排気側が重要となってくるので予算が許せば触媒、マフラーに装着。一番のお奨めはパワーワイヤーを吸気側スロットル付近からボディにアース。排気側も排気管からボディにアース(落とす)と低速から高回転域までアクセルが軽く気持ち良く快感。

ポイント5
MVS常連さん達が口を揃えて言ってくる言葉がある。
「MVSは生き物みたいで装着して日にちが経過するほど変化してくる」
MVSをボディやサスペンションに装着して、走行によって繰り返し衝撃が加わることにより、まず変化を始める。この変化は日にちの経過と共に、握り合った手と手の結びつきが強固になってゆくのと同じような感覚で強くなってゆく。この感覚が解る人は、修正するために追加施工を施す場合が多い。私と同じように鈍い人は「慣れてしまって違いが解りずらい」と言ってくるが、買い替えなどでMVSを全て取り外したら「別物に戻ってビックリした」と言ってくる。簡単に取り外せるので外して違いを見ることをお勧めします。

常連さんが多数来社され、追加施工を実施して新しい発見をし、お客様共々、驚いたり喜んだりを繰り返していますので、遠方のお客様も一度時間を取って遊びにきてください。電話で伝えることが難しいので一度来社されて施工ポイントが掴めれば自分でも、ある程度施工が可能となってきます。ポイント3で解説したように、同じ車種は大きな参考になりますが好みで分かれてくる部分多くありますので、あくまで参考程度で自分好みを追求しましょう。

MVS開発、販売、施工で見えてきたことがあります。

昔、ガソリンCMで「クルマはガソリンで走るのです」みたいのが流されていた記憶がありますが・・・

「自動車はガソリン(燃料)と電気と液体(エンジンオイル、ミッションオイル、デフオイル、パワステフルード、冷却水、ブレーキフルード)で走っている」というのが正解。だからこそ、この3要素を効率良く改善し高めることで高次元の走りが得られるというのがマシン・バイタル・コンセプトの真の狙いなのです。

燃料:G9FSまたはV7FS添加、燃料ホースMVS装着。
電気:バッテリーパワーリング、アースボルト交換、バッテリーにパワーメダル装着、電子スロットル&アクセルセンサーにパワーシートまたはパワープレート貼り付け、ダイレクトイグニッションにパワープレート貼り付け、プラグコードにパワーシート巻き付け、ヒューズにパワーシート施工、HVミッションケースにパワーシート貼り付け、その他。
液体:エンジンオイル交換、オートマ&CVTにX1&X1FS添加、デフオイル交換、冷却水にLX添加、ブレーキフルードにD2添加、その他。
更にプラスして
走行抵抗、転がり抵抗低減:ドライブシャフトにパワーラップ巻き付け、ホイールにMVS施工、その他。

最後に、MVS新アイテム開発中!夏頃の正式発売に向けて開発中です。素晴らしい結果が得られていますが実用新案取得に向けて準備中です。楽しみにお待ちください。遊び心満載のアッと驚くアイテム?

長くなるので、今回は、これで終了。





2014/03/31

春の訪れと共に桜の便りが届くのは嬉しいことですが消費者には絶対に来て欲しくない増税が明日から始まります。

しかしながら弊社はHPや藤澤の部屋ですでに告知させて頂きました通り、商品のパッケージ簡素化・ラインナップの調整により、税抜き本体価格を値下げすることで、
結果として増税後も、増税前の税込価格と同じ価格を維持致します。ご安心下さい。また一部のお客様にはご迷惑をお掛け致しますが、生産終了予定製品をご愛用のお客様は以後、代替製品をお使いいただけます様お願い申し上げます。


さて、消費税率アップ+石油石炭製品への新たな課税(環境税)によって、燃料が5円程度値上しレギュラー170円台、ハイオク180円台が訪れる事が容易に想像が出来ます。

対抗策は
1:少しでも燃費に優れるHV車などに代替えする。
2:急加速、急ブレーキを避けた省燃費走行を心がける。
3:X1、X1含有オイル、MVSといったマシンバイタル製品で摩耗劣化を予防し、眠っていた性能をフルに引き出す。
などの対抗策が有効となってきますが、我慢するにはいつか限界が来ます。
単純に、目先の燃費だけではなく結果的に耐久性が伸びることで大きな実利を得られる実例を紹介します。

3月中旬にひょっこりと日産プレサージュのオーナー様が手土産を持参して来社された。HP掲載されている驚きの走行距離を更新されている方です。以前から「廃車する際にはエンジンとメーターを譲って欲しい」とお願いしていました。技術屋の端くれとして内部の状態がどのようになっているか興味は尽きません。その期待とは裏腹に帰ってきた言葉に驚かされました。

「走行距離は72万km走行で日産ノートの下取りに出した」と言うので駐車場を見ると確かに日産ノートが鎮座していました。「ディラーから書類も出して欲しいと言われたので廃車するのではないらしい」という返事を聞いて2度ビックリ!

こちらも聞きたい所が沢山あったので次々に質問・・・
Q:「エンジンはOHしなかった?」  A:「先にボディが腐食してダメになった」
Q:「エンジンオイルはAZX1極を使用していたよね?」 A:「最後の方は交換しないで補充補充で持たせてた」
日産ノートが納車される前日にコンビニでバッテリー上がりでJAFに救援を依頼してブースターでエンジン始動後に走行距離を見て「こんなの初めてです!」とJAF隊員がビックリしていたと言う話でした。

「バッテリーは7年間使用。最後の方はだましだまし使用していた」と言っておられました。毎日使用している環境が最適なのですが、複数台を所有して場合だと定期的に乗る回数も減り結果としてバッテリーは2年も持たないこともあります。

これから書くことはHPに掲載しあることと多少重複することをお許しください。

本人はレポートを書くの苦手というタイプで口は重い。元々が弊社に来社することもなく弊社販売店でオイル交換やX1を添加していたというので販売店の店主に色々と尋ねてみました。
すると「あの人は有名でプレサージュの前は日産テラノ・ディーゼルで新車からアタックのHDX1を使用して100万km走行した人だよ。本当はプレサージュも100万km走行が最初は目標だったらしい。」と驚きの返事でした。
お客様から「アタックのオイルで凄い距離を走っている人が居る」という噂は以前から聞いていました。

プレサージュは新車からAZX1極を使用してオイル交換サイクルは最初は1万km交換、途中から2万km交換、更に3〜4万km交換と伸ばしていった。新車時点で、パワステ、エアコン、オートマにと全てX1を添加したことが確認できました。

弊社に初めて来店されたのは走行距離511591kmの時、その後2009年5月に走行57万km、次が611277km、途中からオイル消費が多いというのでZ50極を勧め、2010年6月来店時634834km、2010年10月来店時663716kmと
直接顔を見せるようになって少しづつ詳細を訪ねました。(レポートHPのスペシャルレポートに掲載)

走行57万km来社時に「オートマを52万kmでリビルト品に交換したら燃費が13km/リッターに向上した」ちなみにカタログデーターは9.2km/リッター。この燃費は72万km時点でもあまり変わっていなかった、ということでした。

本人は「丈夫なエンジンだった」という感想を述べていましたが、私の見解は3要素が全て揃った結果だと結論できます。

エンジンの燃焼の3要素として・・・
1:良い混合気
2:良い圧縮
3:良い点火
の3要素が重要であり、この3要素が完璧に揃うことで最高の性能を発揮する。

今回のテーマーである耐久性の3要素とは・・・
1:良い設計=丈夫な設計。
2:良い運転=車に優しい運転と毎日使用する良い使用条件。
3:良い潤滑=摩耗劣化させない高度な保護性能。
と言える。この3要素が揃ったことで驚異的な耐久性が達成できたと結論できる。

タクシーなどは50〜60万km走行車も珍しくない。観光バスや大型トラックも100万kmは珍しくない。そこには定期的にエンジンオイルやミッションオイル、デフオイルの交換を実施するというメンテナンスの技があってこそ達成できる。会社によって多少は違ってくると思われるが1か月に1回の割合でエンジンオイル交換が一般的方法。秘密はメンテナンスにお金を掛けている。

運送会社のディーゼルターボなどは「車検の度にターボをOHしてシャフトとベアリングを定期交換した方が壊れてから高額なターボ交換をするよりも安く付く」と言っていた。

目標100万kmが達成できなかった原因は住んでいる地域や走行する地域の積雪が多く、道路に散布される塩カリの影響で、テラノもプレサージュもボディが先に腐食したそうです。プレサージュもスタッドレスタイヤに交換する際に、ジャッキアップしていたらジャッキアップポイント部分が「グシャ」と潰れてしまったために買い替えをしたそうです。

72万kmの証拠写真は携帯で撮影したと見せて頂きました。一応、「差支えなかったら送付してくださいますか」とお願いはしておきました。あまり期待できませんが届きましたらHPスペシャルレポート欄に掲載致します。(662716km掲載中)

この他にも熊本県の方で日産スカイラインで20万kmから使い始めて現在34万kmというコメントもオイル注文時に伺っています。30万km過ぎの方はたくさん居ます。



弊社はには多くの方から様々な結果が報告されます。中には「弊社エンジンオイル使用でオイルシールからオイル漏れが発生したと」というネガティブな問い合わせも入ったこともあります。「交換で取り寄せたオイルシールの色が変わっていた」ということは途中で材質変更が行われている可能性が大ですが本人の言い分として「エストレモエンジンオイルが合わなかった」と判断する方も見受けられます。

走行距離が増えると5万km位でもオイル漏れが発生することは多く見受けられます。最近は輸入車でも耐久性が増したメーカーもありますが1万km走行でデフからオイル漏れなど以前には当たり前のようにありました。

確かに高価なエンジンオイルを期待して購入された方にとって全ての不具合を予防してくれるという期待感の中で発生した愛車のトラブルにガックリする気持ちは充分理解できます。しかし、弊社エンジンオイル使用で34万km超え、今回の72万km超えと多数存在することで解るように、どんなに優れたオイルでも3要素の1:良い設計や2:良い運転のどちらかが悪ければ防げないこともあるのです。だからこそ最良のオイルを使用したいとプレサージュの方は「FS」ではなく「極」にこだわって使い続けて下さいました。他にあまりお金を掛けないで(基本はノーマル仕様で)オイルだけは最良と思った製品を継続して使用する・・・このお客様なりの優れた選択肢です。

また、私の愛車のタイミングチェーンが3万km走行で伸びエンジン警告灯が点灯したためディラーに持ってゆくと「スラッジが酷いので使用していたオイルに問題がある。スラッジの影響でチェーンが伸びた」と言われました。勿論、弊社のオイル使用で定期的なオイル交換を実施していました。「それはオイルではなくエンジン設計の問題では?」と私が問いかけてもオイルが悪いと譲りませんでした。結果として仲介したディーラーは当方に責任が無い事を理解し、無償修理に応じてくれましたが、その後、ディーラーとメーカー間でどのような話になったかまでは聞き及びません。そして、最終的には数年掛かってようやくタイミングチェーンはリコールとなりました。
スラッジが多いのは燃焼解析が最適に行われていない、燃焼室及びピストン頭部形状やインジェクター装着位置や角度や精度、コンピュターデータなど総合的に煮詰めが甘いまま(耐久テストも満足に行われないまま)で販売してしまったのが問題であるというのが私の判断です。
また折角のユーザーやディーラーからの声を真摯に受け止めない(もしくは発生件数が顕著でないので見て見ぬふりをした)メーカーの体質にも問題があるでしょう。

私は実践主義の技術屋ですから「結果が全てで結果を最重視」致します。長年レーシングメカニックとして働いてきましたが、ワークスチームということで目標は絶えず「優勝」を求められました。2位3位で「負けました」という立ち位置で20年間働いてきました。そのままアタックレーシングを設立した訳ですから全ての弊社製品はトップの性能を狙って開発し、お客様にご満足頂けるようにしっかりとしたロングランテストを行った上で販売するのは当然のことです。

「最善の製品を提供して最善の結果を求める」は設立から今日も明日も不変のテーマ。だからこそ「一般使用の車での72万km達成」こそ最善の結果と受け止めています。
正誤が不明な多くの情報が飛び交う昨今、より「答えは机上ではなく結果から導きだされる」事を痛感します。

このような走行距離の方に燃費を訪ねると、「年々燃費は向上してゆく」という答えが返ってきます。「本当の調子は8万km過ぎてから、だから新車に替えると最初から馴らしをする必要があるので考えてしまう」という方までいらっしゃいます。
私のテストでも1万km過ぎから軽やかに変化する感覚。高度な潤滑が行われた場合、果樹が育ち良い実が収穫できるのと似て、エンジンが育ってゆく感覚が感じられます。72万km走行時点で13km/リッターが私の推測を裏づけてくれた。調子も燃費も良好で気に入っている車なので乗り続けた結果でしょう。

廃番予定商品の在庫状況は、●RX2=2ストオイル:残り数本 ●economia:残り僅か ●GEAR80W-90:残り僅か ●HDX1:少なくなってきています ◎紅:まだ充分な在庫あり ◎S13,S14、Z30:まだ充分な在庫あり
在庫が底を付きそうな時点でHPでの購入を停止させて頂きます。

マイナーチェンジするZEROシリーズは、現在鋭意開発中です。グレードはAPI(アメリカ石油協会規格)=SN/CF並びに、ACEA規格(ヨーロッパ自動車工業会規格)に適合するよう頑張っています。(詳細部分は予定)
当然ながら実車テストなども行いますので予定としては夏休みに間に合うようにしたいと考えています。アタックファンの皆様方が納得できるよう、性能には当然こだわっています。楽しみにお待ちください。 


今後のエンジンオイルの粘度を整理してお伝えします。

SPORTSオイル
油温が上昇するような過酷な使用、空冷、軽四輪、過給器付、高回転多用、サーキット走行、レース走行、シビアコンディション、過走行車向きです。
●5W-30 SM/CF
●5W-40 SM/CF
●10W-50 SM/CF
上記をブレンドすることで粘度調整が出来ます。ZEROとはブレンド出来ません。

ZEROオイル
潤滑の最高性能を求めたestremoの最上級オイル。省エネ走行からサーキット走行まで幅広く対応します。SPORTSとは味付けが違い、あくまでジェントルなフィーリングでストレスなく走行できることを目指しています。
最終的にはSPORTSとZEROの、どちらが好みかで分かれてきます。
●5W-30 変更後(予定)SN/CF
●10W-40        SN/CF
●10W-50        SN/CF
上記をブレンドすることで粘度調整が出来ます。SPORTSとはブレンド出来ません。

BRX1オイル
半化学合成でバイク、旧車など愛好者は多い。こちらも省燃費走行からサーキット走行まで幅広く対応可能です。
●10W-50 SJ/CF4

同じ粘度の10W-50でも3種類、あくまでたとえ話ですが、カレーライスなら甘口、中辛、激辛とあり、人によって好みが分かれることに似ています。
甘口がBRX1,中辛がZERO,激辛がSPORTS?でしょうか?。本当は、もっと複雑なのですが、3種類で各々に同じ粘度をラインナップする意図をご理解頂ければ幸いです。

ですのでお客様からすれば、「どれが良いの?」と悩まれる方もいるでしょう。もちろんどのオイルも最高の性能を目指して開発していますので、最終的にはお客様自身で比べてみて自分の好みにあったオイルを見つけ出してください。
成分の調合が全然違う3種類。選択肢で変わるのがご理解頂ければ、きっとオイルの面白さに気が付いて頂けると思います。






2014/03/15

3月8日〜9日開催のプロジェクトK(富山県高岡市)・スプリングフェアに弊社も出店致しました。その残務整理と、土曜日の千客万来で藤沢の部屋が遅れました。

富山県は行きも帰りも難しい空模様でした。神奈川県から富山県方面に行く経路は長野道方面と高山方面の2系統がある。長野方面は、上信越道の妙高高原、高山方面は、東海北陸道の、ひるがの高原が地理的条件から積雪が多く、どちらのルート選ぶか迷うところ。

長野方面の詳しい経路は
大井松田IC−東名高速道ー御殿場IC−富士五湖有料道路−中央高速道−岡谷JCT−長野道−上信越道−妙高高原−上越JCT−北陸道−小杉IC経由。

高山方面の詳しい経路は
大井松田IC−東名高速道−新東名高速道−東名高速道−豊田JCT−東海環状道−美濃関JCT−東海北陸道−ひるがの高原−能越道−高岡IC経由となる。

どちらを選んでも距離的には500km少々。問題は積雪の量が、妙高高原と、ひるがの高原を比較して、どちらが積雪が多くその距離が長いのかとなる。高速道路情報をどれだけ検索してもチェーン規制の区間は表示されるが実際に通過して見ないと刻々変化する老ロ状況の本当の所は解らない。

私の選択したルートは、行きも帰りも高山方面ルート。行きはチェーン規制の割に走行車線どころか周囲の景色も何も雪が見えず拍子抜けするほど。愛車は積雪考慮と荷物積載の関係でエルグランド4WD+スタッドレス仕様。荘川を過ぎ多数あるトンネルを抜ける度に周囲に雪が見え出して、ひるがの高原SAで最後の給油をする。何とセルフ給油でハイオク1リッター:177円という価格に驚いた。

ひるがの高原を過ぎたら急激に天気は変わり雪が降り始め走行車線も積雪が積もり始めた。その時の車内からの撮影(助手席乗車に依頼)した写真をご覧ください。




翌日の8日(土曜日)フェアー1日目
フジツボさん、HKSさん、ブリッドさん、オカダプロジェクツさん、タカマさん達とフェアを盛り上げてきました。

天気がころころと変わる中で連日、多数の方が駆けつけて下さいました。日頃から何らかのestremo製品をご愛用くださっている方も多く、MVSの仮装着を体験して頂き、予想を遥かに超える多数の方が購入してくださいまして、この場を借りて厚くお礼申し上げます。この日はMVS試着体験者も多く、昼食を食べたのが午後3時過ぎとなってしまいました。サーキットでは普通なので昔を思い出しながら楽しく過ごしました。

神岡さんが元スバルラリードライバーだったという関係でスバル車の割合が圧倒的に多かった。MVSヒューズ仮装着と、フロントガラス上部左右(室内側)にMVSパワーメダル仮装着でBRZ3台の方が「ハンドルを切った際の反応が良くなった」と、お買い上げくださいました。ポイントは、ボディや足回りにMVSが沢山装着されていない車の方が体感でき易いのかなと思われます。つまりガラスの負担分が低減されているのでガラス装着の効果が少なく装着が少ないとガラス剛性負担分が増加するため体感度が増すと推定できる。

9日のイベントも土曜日に勝る大勢の方が来店されMVS試着され購入して頂きました。ありがとうございます。新型クラウンの方もラジエター用チタンとヒューズ・パワーシートS4枚装着で「変わった」と笑顔でお買い上げ頂きました。

イベント終了時間が迫るほど天気は急激に悪化してゆき、ついにはボタン雪が舞うようになりバタバタと片づけ7時少し前に店を後にして家路に付きました。やはり、ひるがの高原に近づくほど積雪と降雪は激しさを増し、速度を上げると大きなボタン雪がウィンド目がけて飛び込んできて目がおかしくなるほど、ガードレールも白線も見えない状況、おまけに照明設備は無く、危険な道路状況でした。

途中から遅い車が邪魔をしてノロノロ運転、一時渋滞したりする状態で約10kmほど走行し積雪路を通過して雪が無くなると通常通りの運転に戻る。最後に東名高速に入るとトラック集団に何回か追い越し車線を塞がれる状況でしたが2時前には家に無事に到着出来ました。

イベントで顔馴染みのフジツボさんに新型フィット3HVのマフラーがあるのか尋ねてみたら「在庫あり」の返事を頂き、イベントを盛り上げる意味もあり注文しました。

早くも11日にはフジツボさんからマフラーが届き、即座に装着(写真参照)装着後の素直な感想は、一番変わって大満足なのは写真でも解るように2本出しテールで見た目は大事です(笑)次は耐久性。特に軽四輪や大衆車のマフラーはコスト低減でオールステンレスではないので、私のような短距離チョイ乗り主体な使い方だと内部に貯まった水は蒸発することなく内部隔壁を腐食させ、どこかで異音や排気音が高まる。交換することで排気音は変わらなくても内部構造の違いから隔壁が無いので安心できる。ちなみに取り外したマフラーを逆さにするとコップ1〜2杯の水が勢いよく出てきました(走行距離5400km)。

現在は排気音の規制が厳しいため特に排気音が高くなることは無かった。元々がHVは静かさがメリットなので好きな音楽を聴きながら走ることも多いために私は好みだ。また走りの変化はHVは絶えずモーターがアシストする関係で大きく変わったという変化も無いので激しく走行してみないと解りにくい。写真でも解るように無限のリヤスポイラーと2本出しマフラーで後ろ姿は完成されて満足度は高い。

フィットHVにはSボタンがあり、これを押すと高回転までエンジンは回るようになり、小気味よい走りが得られる。ただ大きな欠点はSボタンの設置位置が押しにくい位置にある。そこでSボタンを購入してハンドルを握った運転姿勢のままで瞬時に押せる位置に移設する計画である。部品は届いたが配線のコネクターを手に入れるのが難しい。

3月3日にリコール3回目の診断を受けた。結果はOKでミッション載せ替えではなくソフトのアップデートで済んだ。一番変わった点は、停止してバックする場合、ギヤをチェンジして動き出すまでオイルが冷えた状態だと8秒〜10秒も掛り、車が近寄ってくる場合、やり過ごしてからバックする状態だった。これが3〜5秒ほどで今までのオートマ車に近い感覚になり使い易さが普通になった。

納車からギヤ抜けの感覚はあまり感じなかったことと、走行1500kmの時点でHAYATE轟に交換していたので、リコールにあったギヤスリーブの動きの悪さは感じなかった。「MTの構造上、当たり外れが普通のオートマやとトヨタのミッションより多くなるだろう」というのが私の個人的感覚だ。X1&X1FSによるトラクション作用でシンクロ作用を向上させることでギヤの入りを良好な状態で維持することが重要。その理由は自分がシフトするのであればギヤチェンジの感触で良い悪いが判断できるが、あくまで機械任せだから、その感触は伝わってこないからだ。

基本的な構造がMTでツインクラッチでコンピュター制御をしているオートマ車ということを理解できるかどうかだ。この構造のメリットを最大限に生かす運転方法は「メリハリのある運転」と言える。踏むときは踏み、離すときはサッとアクセルを離す。一定で走るときはあまりアクセル開度を変えないで維持する」という運転方法が適する。

HVなので燃費重視で少しの範囲で踏んだり離したりするアクセル操作は一番苦手とする。構造が解れば4速走行中に5速にギヤを入れクラッチを切った状態で待機中、速度が下がれば5速ではなく3速が要求されたらギヤを入れ替えなければならない。「踏むのか踏まないのか?」コンピューターは判断に迷うことになる。それが解ってくると難しい制御をよくここまで煮詰めてきたと私は感嘆する。

何速で走行中なのかメーターに表示してくれれば一番良いのだがその表示は出ない。私の車はHV−Sバージョンでパドルシフトが付いている。EV走行中でもエンジン始動走行中でも、右側のアップ側レバーをチョンと操作すると、ほんの数秒間だが、何速で走行中か表示される裏ワザが見つかった。

驚くことにEV走行中でも7速で走行していたり5速で走行していたり4速で走行と絶えず変化していることを発見した。燃費重視で7速に入ることが多い。これから気温上昇に伴って燃費も向上してくると期待できる。









2014/03/01

関東地方には珍しい大雪で首都圏、高速道路は稀に見る混乱が長期間続いた。湘南地方に位置する当社は小田原、湯河原、熱海に続く比較的に温暖な地域に属する。積雪は年間で数回ほどで積もっても10cmを超えることは滅多にない。初回の積雪は20cmほどで駐車場の除雪を2回ほど実施して翌日には綺麗になっていた。
(弊社テスト車両 02/08 横浜市内)

2回目の雪は、昼過ぎまでみぞれ混じりのお蔭で積もるほどではなく翌日でも8cm〜10cmと予想より少なかった。所が、少し離れた御殿場、横浜方面は記録的な積雪情報が入る。富士五湖地方、甲府地方は孤立する集落が沢山あるとテレビラジオから情報が入る。首都圏に通じる重要な幹線道路は、ほとんどが通行止めとなる。私の人生でも初めて経験する非常事態であった。
(弊社テスト車両 02/14 横浜市内)

当然ながら来客予定の方もキャンセルになり開店休業状態。こんな時は、ゆっくりと新製品製作に没頭できる? MVSパワーラップを製造、3月8日〜9日のプロジェクトKにて行われるイベントの準備や3月末の決算準備など仕事は山ほどある。決算と4月1日からの消費税8%に向けて、データーベースの切り替え準備などでスムーズな移行をテストしたりすることに余念がない。

「大雪で片持ちのガレージの屋根が破損して駐車していた2台の愛車が破損した」等の情報が寄せられていますが皆様方におかれましては無事に過ごされましたでしょうか。

個人的な話で恐縮ですが、約1か月前に伊香保温泉に親族旅行目的で18日宿泊予約を入れてあってキャンセルするか迷っていました。経路に当たる関越自動車道路は東松山IC−水上IC間が大雪のため通行止めが続いていました。愛車はエルグランド4WDで昨年からスタッドレスタイヤを装着したままの状態。

キャンセルを見送り18日の朝、6人乗車で5時には家を出発。まだ関越道は封鎖のままなので東北自動車道から北関東自動車道に入り伊勢崎ICで降りて下道の国道17号で伊香保に向かう予定だった。所が出発前にネット検索すると、厚木ICの先で事故発生、中井ICからすでに渋滞で真っ赤な表示。予定を変更して小田原ー厚木道路で厚木に向かう。

案の定、途中からピクリとも動かない。丁度、合流前のICより30メートル手前だったので下道に降りて横浜町田ICに向かう。東名高速道路なら30分少しで到着する距離を3時間40分掛った。そのお蔭もあってか関越自動車道が開通しているのが解り関越道ルートに変更。

渋川・伊香保ICには午後2時20分頃に到着。伊香保温泉(高地に位置する)に向かって坂道を登ってゆくと積雪は更に増えて両脇に1メートル以上高く積まれている。
何台かは庭先で雪に埋もれたままの車を見受ける状態。結果的には一部路面にも積雪がある状況下でスノーモードは一度も使用することなく普通モードで、しかも古いスタッドレスタイヤのままで一度もスリップすることなく、確実に路面をグリップして安心して走行できた。改めてMVSの威力を体験できた。旅行をキャンセルしなかった理由のひとつは厳しい条件で確認テストできることを密かに楽しみにしていた別の自分が居た。
 (佐渡にて)


来客されるお客様や電話注文されるお客様から「藤澤の部屋を楽しみに見ている」と声を掛けられることが増えていて大変嬉しく「ありがとうございます」と、この場を借りてお礼申し上げます。

パワーメタルのアンケートは現在4件(3名)から届いています。5月末日が最終締め切りです。合計8名の方にパワーメダルをプレゼント致しますので、振るってご応募下さい。今の状況は全員が当確。なかなか興味を引く使い方が寄せられていますが発表は5月末日の締め切り後にHP上に掲載致しますので楽しみにお待ちください。

と書いたが、待ちきれないお客様の方々に、新しく寄せられた中から一つだけ、ご紹介しましょう。前回も「ボディ剛性」という表現は間違っていて「トータル剛性」が重要で、「その中にボディ剛性が含まれている」と伝えました。自動車を構成する全ての部品の、一つ一つの剛性が一体となって「剛性」を身体全体で感じ取っているということになります。

ハンドルを握っている指先や手首や腕に伝わってくる感触で「ステアリングホイール、コラム、バルクヘッド等の剛性」を感じ取り、ブレーキを踏む足先から「ブレーキペダル、バルクヘッド、キャリパー、ブレーキホース等の剛性」を感じ取り、シートに腰掛けた身体で「他の全てのトータル剛性」を感じ取っていることになります。本当はこれが真実。

MVS開発や装着で浮き彫りとなり解ってきたことは「やればやるほど愛車の奥が見えてきて付き合い方が濃密となり日増しに深まってくる」という車好きなら知らず知らずの内に、思わず頬が緩んでしまう世界がそこにはあった。多くのアタック愛用者が私に投げかけてくる言葉「アタックを知らない人が可哀そうに思えてくる」に凝縮される。

「3人寄れば・・・」という諺の通りで「トータル剛性」と提案していた私でも見逃していた部品が「ウィンドガラス」だった。寄せられたレポートの中に「パワーメダルをフロントガラス&リアガラスの上部左右に貼ると、コーナーを攻める際の挙動が安定する」というのがあった。早速、フィツトHVでフロント側だけ試してみたが私のレベルでは、大きな違いを感じ取っていない。位置が少し違うだけで結果は違ってくるので継続してテストを続ける。

ただ車の奥が見えてくれば来るほど、フロントガラスも接着剤でボディに貼り付けられていてので、ボディに大きな入力が加わり変形した際に、ガラスにも大きな力が掛っているということは誰でも言われてみれば気が付くと思う。衝突が酷ければガラスが割れたり亀裂が入ったりすることでも明白なのだが・・・。本当の問題は「コロンブスの卵」の例えのように「ほとんどの人は言われてみるまで気が付かない」で日常を過ごしている。言われてみて「何〜んだ、そんなこと子供でも解るよ」となる。

クィックブレーキ・ドラッグワンにしてもブレーキフルードに添加するドラッグ・ツーにしても上記と近い発想で産まれている。私がよく言う「常識が邪魔をする、常識を超えた時に新しい発見をする」ということだ。自動車整備を学んだ頃は、くどいほど言われた「ローター表面とパッド表面の脂分は絶対厳禁で脱脂する」その基本や習慣を180度覆し、保安基準で最重要と言えるローター表面にグリス状の液剤を塗りつけることなど私が言うのもおかしいが常識を超えた発想。

開発中に相模原にある車検場の事務所にドラッグワン(まだ名前は無い)を持ち込んで「ブレーキローターに塗る薬を販売したいが保安上、何か問題がありますか?」と問い合わせした。

「エッ!」ビックリした顔をして現物を持って奥に行き上司と思われる方々と打ち合わせしていた。内心大丈夫かな?とドキドキして待っていた。
意外にも「大丈夫です」というあっけない返事が返ってきた。

発売から20年以上が経過した現在でも、初めてドラッグワンの存在を知った人から疑いの目で見られてしまうようだ。これも「常識」の枠から飛びぬけているためだ。

一般論として「時代を一歩リードした品物は受け入れられ販売も伸ばせるが2歩、3歩と、あまりにも時代を先取りした製品は受け入れられない」と言われている。そんな視点で弊社の製品を見て頂ければ、今現時点に於いても、ほとんどの製品が時代や常識を大きくリードしていることに気がつかれることでしょう。
 
 
 

2014/02/15

8日の降雪は関東地方には珍しい大雪で高速道路主体に大混乱しました。足柄平野の我が地区も約20〜22cm積もり、会社の駐車場、自宅の駐車場の除雪作業は大変でした。特に会社の広い駐車場は10cmほど積もった時に一回目を実施、半分終わる頃には早くも5cmは積雪、仕方なく2回行い、翌日には綺麗になっていて、一安心。雪国に暮らす人々の大変さを身に染みて痛感させられた1日でした。

14日金曜日 午後6時過ぎても、しんしんと降っています。この間の除雪で、コート、長靴、除雪用シャベルなど準備万端。甲府は記録的な積雪を記録し各地で道路の通行止めが続いています。
●HPから注文される場合は希望通りにお届けできないと思われますので余裕を見込んだ注文をお願いいたします。
 
天候だけは人間の自由になることはなく化学がどんなに進歩しても不可能でしょう。自然の中で生かされていることを痛感させられる出来事でした。

めったに大雪が降らない関東では、スタッドレスタイヤ装着車は、めったに居ない。道路の除雪車及び人員の備えも少ない。その必要性があまりないから・・。雪国の方から見たら、たった20cmの積雪で、なんで大混乱を起こすのか不思議に思えるかもしれません。ここ最近の異常気象を考慮して、通勤買い物テスト車両のフィット3HVは、しっかりとスタッドレスタイヤ装着済みなので、水を得た魚のように雪道を楽しんで走り回りました。

青森県在住のアタック愛用者から嬉しい報告が入りました。
モビリオスパイクで、現在走行17万km、勿論、エンジンオイル、MVSと弊社製品の使用しているが「走るほどに調子が向上してくるのが解る」「MVSはドライな道路でもタイヤの滑らないグリップする感覚が解るが雪道でもグリップして滑りが少なく安心して走れる。自分が滑らないで通過したカーブで後ろについてきた車が滑っていた。それに雪道でも乗り心地が非常に良い。アタックの製品を知らない人が可哀そうに思える」という評価を頂きました。

MVSはホイール用、パワーシートも購入しています。私もMVS新製品開発を通じて自動車の更なる奥の奥が見えてきました。同じように弊社製品を長年使用されている愛好者様であれば自動車に隠されていて見えていなかった奥の世界を体験されることで感じてきていることでしょう。そして車の奥深さが見えてくると同時に、ちょっとしたアクション(高性能オイル、高性能添加剤、MVS他)を与えることで愛車の変化を体感できることに目覚めてくる。

ここで最も重要なことは、同じような目的で開発された製品でも、裏側に隠された本当の性能はピンからキリまで存在しているという事実。私が開発で目指すのは、いつも金メダル。「2位ではダメなんですか?」と仕訳で語られた言葉は有名ですが、オリンピックでは3位と4位の差は、とてつもなく大きい。現役を引退しても亡くなった後でも3位以上なら元メダリスト、4位以下なら記事にもならないほど格差が大きい。最高の性能を目指す目的は、性能が高ければ高くなるほど実際に購入された方が「効かなかった!」と落胆される確率が低下するから。

ひとつだけ注意点は、どんなに高性能であっても使い方で変わるという現実。「効果が低いな」と感じた場合は、遠慮なくお電話下さい。状況を把握して適切なアドバイスを致します。性能が高まれば高まるほど添加剤は添加率で大きく変化致します。多くても少なくても高性能は発揮できません。ある意味では初心者向けの製品は誰がどんな使用をしても、ほどほどの性能を発揮するよう考慮しているかもしれません。MVSを始めとして弊社製品は自動車を深く理解した方々に最適、最高の商品となるべくマニアックな製品群となっています。全ては使用するコツさえ解れば、それほど難しい製品群ではありません。


MVS新製品の開発がほぼ完了しましたので写真を掲載致します。名前はシンプルに「パワーラップ」と命名しました。
 
見た目はシンプルですが開発には見えない所で苦心しております。極端に高温になる排気系以外に使用が可能です。
但しエンジン関連やラジエター関係も高温になるので、タイラップを取り外し(タイラップの挿抜が可能)、別途、耐熱性に優れるステンレス線やアルミ線で固定することにより使用可能です。
MVS全アイテムに共通していることは「ご自身で効果的な所を探し出すことが出来る」という点です。※チューニングとは本来そういうモノなのですが・・・

現在、すでに吸気系にパワーバンドを施工している場合は、バンドの横にパワーラップを仮装着して走行テストを実施し、その結果を検証。
結果が良ければタイラップなので簡単に装着出来ます。MVSはタイラップ上を移動できるように工夫されているので、お客様の好みで移動してください。

サイズは4種類(各サイズ2本組+タイラップ2本付属:価格は税込価格)
Sサイズ=タイラップ全長200mm MVS全長50mm 直径20mm〜50mm 5500円
 ※付属品としてタイラップ全長250mm 2本 対候性-40〜+85℃
Mサイズ=タイラップ全長250mm MVS全長80mm 直径25〜50mm 6600円
 ※付属品としてタイラップ全長300mm 2本 対候性-40〜+85℃
Lサイズ=タイラップ全長300mm MVS全長100mm 直径30〜100mm 7700円
 ※付属品としてタイラップ全長382mm 2本 対候性-80〜+170℃
LLサイズ=タイラップ全長382mm MVS全長130mm 直径35〜100mm 8900円
 ※付属品としてタイラップ全長382mm 2本 対候性-80〜+170℃
S・M・Lサイズのタイラップは対候性ナイロンタイラップにしました。
理由は細い所に巻き付ける際にナイロン製の方が柔らかくて巻き付け易く、使用用途からして、大きな荷重が掛らない点を考慮しました。

Sサイズはドライブシャフトに装着出来るよう設計です。
写真では割愛しましたが付属タイラップは全長の長い物を2本付属することで、全長が不足して装着できない場合や、取付変更したい場合に対応出来るできるようにしました。

画像では解り難いですが、装着されたMVSはロープウェイのようにタイラップに吊り下げられた状態で程度な力を加えることでタイラップ位置を移動させることが出来ます。
また、巻き付ける対象物の形状に馴染む素材を選択していますので少し力を加えて形状に馴染ませたり移動することで最適位置に装着できるよう工夫しました。

Lサイズの付属タイラップ2本と、LLサイズの4本はETFE(フッ素樹脂)で全長382mmで耐熱性です。
※耐熱性ですが排気管など極端に高温になる箇所へは使用できません。ラジエターホースなどへの装着を前提としております。
発売時期は、HPネット注文開始予定は3月1日より、(電話注文は2月20日より注文受付OKです。)

お詫びと訂正
藤沢の部屋:1月15日
※仕様変更する商品。現在の在庫が無くなり次第に切り替えてゆきます。
●Z30(10W-30)=Z53(5W-30)と低粘度側を5Wにします。同時にクリーンディーゼル新規格に対応する仕様に変更致します。
●Z40&Z50=現在はSM規格ですがSM/CF クリーンディーゼル新規格に変更致します。

と紹介いたしましたが、クリーンディーゼル車は販売台数が少なく、新車保障の観点から弊社オイル使用頻度が極端に少ないため、SM規格からSM/CF規格(従来のディーゼル対応)にする予定です。
慎んで訂正させて頂きます。
 
 
2014/02/01

雪国にお住いの方々には申し訳ありませんが、あちらこちらで梅の花が満開を迎え、早くも春の足音が聞こえてきます。朝の陽ざしも陽光が輝きを増し、自然と気持ちも明るくなってきます。

フィットHVの走行距離は早くも4200kmになりました。新車を購入して燃費に一喜一憂している方も多い今日この頃ですが、慣らしが終わり春の訪れと共に気温上昇に伴って自然と燃費も向上してゆくことでしょう。

比較的温暖な我が地域は朝の気温が3〜7度ほどです。朝の暖気で5分間エンジンを稼働させると、その後に燃費走行に気配りしても落ちこんだ燃費を回復させるのには20〜30km走行しても、なかなか取り返せないことが浮き彫りとなりました。走行距離が100kmを超えて、ようやく良い燃費をマークできます。少しでもスポーティな運転を堪能すれば燃費は急激に落ち込みます。元々、高燃費なのだから車の走りを遠慮なく楽しめるのがHVなのですが・・・。

1日1日の燃費で喜んだり悲しんだりする方が増えてきていますが、本当の燃費は1年間の平均燃費で見てゆかないと比較としては差が大きく出過ぎます。生涯燃費が一番信頼できるかもしれません。フィットHVの生涯燃費はメーター読みで19.3km/lを維持しています。

話は大きく変わって昨日から今日、大きな話題をさらったのはSTAP細胞を発見した美人研究者の小保方さんではないでしょうか。5年間の研究成果が実ったようです。それに比べれば私の発見は小さな物ですがMVSの研究が実るまで約16年間を費やしています。最初に興味を持ったのはマイナスイオンで、トルマン岩石やトルマリンの粉末を3kgほど購入して実験を開始しました。今でも沢山残っています。

トルマリン岩石は産地によって様々な色があり、中でも黒色のトルマリンが効くという情報(確かな情報では無いが)で黒色トルマリンを購入。ペットボトルに水道水を入れ、数個のトルマリン岩石を入れて一晩置くと、塩素が無害化されるそうです。しかし、どういう原理で無害化されるか現代の科学でも解明されていないと聞きます。

トルマリン粉末は塗料に入れてバンドの内側に塗りつけてテストしたこともありますが効果は実感できませんでした。私も技術屋の端くれになるのか実験や実験的なことも大好きです。研究は時間も経費も莫大に必要とします。両方が手に入るのであれば実現できるかどうかは別にして、MVS効果の原理を研究によって明らかにしたいと常に持ち続けています。

明らかにするということと、実際の製品に反映させることとは大きく違います。MVSを研究によって明らかにできれば理想的ですが、私が生きている内に解明できるかどうかも解りません。未知なる領域とは、そういう物です。今回も常識を覆した発想の転換により偶然に見つけたように、私も常識の枠から、飛びだした発想が得意分野です。

それでは、MVS新製品の開発状況をお知らせします。(まだ名称は未定です)
興味を持つ方は待ちきれないでしょうから試作段階の写真を公開しましょう。

主な使用場所はドライブシャフト、サスペンションアーム等を想定しています。主に丸形状や四角形状などの棒状な部分に巻き付けタイラップで固定します。現在は来店されるお客様の色々な車種に仮装着しながら全長や装着方法や耐久性を試しています。

サスペンションアームの形状や太さは車種により大きく異なりますので、新アイテムの全長も車に適合するように製作すると沢山の種類を設定しなければなりません。そこで何とか3種類ほどの全長の物を設定しようかなと思っています。装着方法もステンレスタイラップが好ましいかなと探って行くと、締め付け専用工具を必要とすることから断念しました。

現在は耐熱170℃フッ素樹脂製のタイラップ固定方式が最善かなと検討に入っておりますが、大きな問題点が出てきました。タイラップの全長が150mm、200mm、250mm、300mmを必要としますが、業者を変えて探しましたが、今の所は250mm、300mmの欲しい長さの設定が無く壁に突き当たりました。耐熱110℃ナイロン製で耐久テストを実施中ですが、妥協はしたくありませんが、さてどうなるか?

走行テストの結果は、前にも書いたように「効果があり過ぎるので、これを装着する前にボディをしっかりMVS装着で弱い所を補強しておかなければなりません。また、誰でもが簡単に装着できるタイプの物とは異なり、リフトアップして、取り付ける太さに合致しない場合は、最小限の加工を施すケースも出てきます。更にフロント側のみに装着すれば、必ず前後のバランスが崩れること間違いなしです。従いまして、前後に装着するのがベストです。MVS初心者アイテムとは異なりまので、ご了承ください。

理想的にはリフトアップして仮装着、または紐などで装着する場所の太さを巻き付けて測定し、寸法に合致した長さの物を注文して頂かないと、最悪のケースでは装着できないトラブルも出ることでしょう。この辺りをいかにしてフィット確率が高まるように設定するのかで頭を悩ましているのです。勿論、発売しても絶えず改善や改良を視野に入れておりますので、小さな問題点以外は、つぶして対策を盛り込んでゆきます。

どんな世界でも奥を知れば知るほど奥の深さが見えてきます。MVSも同様で、電気的な特性向上にも目を疑う大きな効果を感じられます。どうしてそうなるのか、皆様と同じように私も多大な興味が湧いてきます。おぼろげながら幽霊のように(見たことはありませんが)姿が瞼に浮かんでは消えてゆきます。夢で幽霊(MVS)の尻尾を捕まえたら嬉しくて飛び起きることでしょう。いつの日か・・・・








2014/01/15

新しい年を迎え皆様方、いかがお過ごしでしょうか。

北国では雪のために雪降し、駐車場の除雪など日々格闘の毎日と思われます。私が住む足柄上郡は小田原から約10kmに位置するため、雪が降って屋根や庭が真っ白に雪化粧する日は、1年間で1〜2回ほどです。子供の頃は、もっと降りましたが、雪だるまを作ったり、雪合戦をしたりと楽しく過ごしました。

小田原から湯河原、熱海に行くに従って更に温暖な気候に変わってゆきます。早くも梅の蕾は咲く直前で今月下旬には早咲きは花開き春の訪れを告げます。熱海の梅園が満開になる頃には熱海港の近くにある桜の花が満開になって驚かされます。年賀状に「新春」と書くのに抵抗が起きません。

温暖な地域ですが御殿場から長野に行ったり、箱根に行く時には、ノーマルタイヤでは少し心配になってきます。天気の良い時には大丈夫ですが、ひとたび天候が崩れれば驚くほど短時間で路面に積もる雪が降ります。ですから年間に数度の頻度であってもスタッドレスタイヤがあると安心感が全然違ってきます。無ければ無いで何とか過ごせる地域ですが、昨今のように変わり易い状況だと何が起こるか心配です。凄く中途半端な地域ですから、大雪が降れば坂道で車がスタックして交通が混乱します。と、言っても数年間に1度起きるか起きないかの頻度です・・・。15日も雪予報が出ていますので安心感が違います。

フィツトHVも納車から早くも2ヶ月を迎え走行距離は3540kmとなりました。
安全確保のためにスタッドレスを購入しました。雪国の方なら本格的な凍結路や積雪した路面に適したスタッドレスタイヤを装着する所でしょうが、99%はドライ路面を走行するために、ミシュランX-ICE3 サイズは185/60R15 ホイールは安いティラード・ガンマ5.5J/15インチを選択した。取り付けボルト4本に対してスポークが12本均等に配置され力学的なバランスも取れている。


装着前にMVSホイール用を1輪辺り28ピース貼り付けた。12本スポークなので各スポークの中程の裏面、ホイール取り付けナットとナットの中間に各1ピース、裏側のリブの所に等間隔で12ピースで合計28ピース。ホイール用の場合、どこに幾つを貼ったらベストなのかを探るのが難しい。仮り貼りでは剥がれる恐れもあるし数が多いので手間が掛るので、最初から確実に貼る必要があるからだ。もし、仮貼りして剥がれて紛失したら泣くに泣けない気持ちになるだろう。

効果的な貼る場所を探し出すことが出来れば理想であるが、何台かテストを重ねた結果、次のような結論に達した。

1:当たり前のことだが、どこに貼ろうが、貼っていない場合とは歴然とした差(効果)を感じる。
2:スポークに貼れば、それほど的は外れない。純正ホイールは剛性があり重いホイール、市販の軽量ホイールと、どちらに貼っても効果は得られる。
3:貼る場所の違いより、やっぱり貼る枚数が重要。1輪5ピースでも解る場合は解るが、なぜ81ピース(27ピース増量中)で販売開始したのかという理由は、1輪辺り、20ピース貼るのがベスト(最大効果を得られ易い)だからです。10ピースで十分効果的だと感じれば、他に流用しても良いが中途半端な施工だと改善効果は低下するため「もったいない」と思います。
4:最初から1輪辺り20ピース貼る方法でも良いし、5ピース貼ってテスト走行→10ピース増やして違いを検証→15ピースに増やし違いを検証→20ピースに増やし違いを検証と数を増やしてゆき違いを見極める方法もある。どちらが良いとは言えず、各人の考え方で選べばよいが後者の方が時間や手間が掛る。

4月1日から消費税値上げとなり自動車や住宅などの高額商品の駆け込み需要がピークを迎えているようです。常連の皆様やアタックファンに喜んで頂けるよう、最善を尽くすべく各種対策に努力しています。化粧箱廃止、ラベルの簡素化も、その対策のひとつでした。更に・・・・

※在庫が無くなり次第、廃止する商品。
●残り僅かで在庫切れ:2ストオイルのRX2
●HMTX・ホンダMT専用品=代用はX1&X1FS添加。または疾風他に交換●HDX1(鉱物油)=代用はBRX1(部分合成油)
●SPORTS/S13,S14=S53、S54、S15混合で対応できます。
●エコノミア(5W-20)=代用はGPX1(5W30)
●紅・90W-140=代用は藍・75W-140で対応可能。
●GEAR・80W-90=代用はデフはGEARU、藍。MTは疾風、GEARU。
在庫については沢山ある物と残り僅かな物など様々です。電話にて問い合わせ願います。必要とする方は早めに確保してください。在庫の多い品物は慌てなくても大丈夫です。

※4月1日より廃止するバージョン:エンジン&ギヤオイルの全商品。
●匠バージョンを廃止=X1、FS、極、轟の4バージョンと簡素化を図る。
 FSと極を半々で匠バージョンと同等になります。

※仕様変更する商品。現在の在庫が無くなり次第に切り替えてゆきます。
●Z30(10W-30)=Z53(5W-30)と低粘度側を5Wにします。同時にクリーンディーゼル新規格に対応する仕様に変更致します。
●Z40&Z50=現在はSM規格ですがSM/CF クリーンディーゼル新規格に変更致します。

上記、変更により138種類あったエンジン、ギヤオイルが89種類と大幅に減ることで在庫や生産の効率が大幅に向上でき、コスト低減に繋がります。また、購入に際して、解り難さの解消に貢献するものと期待しています。

弊社からの発送も従来より更に簡易梱包で対応してゆきます。コストだけでなく環境に優しくなるようゴミの低減を徹底的に追求してゆきますので、ご協力、ご理解を重ねてお願いいたします。

上記、ラインナップ見直しにより4月1日より全製品の価格を3%値下げ致します。
また4月1日より消費税増税分を反映し価格を3%値上げ致します。
結果として税抜き価格は3%値下げとなりますが、現在お客様にお知らせしている価格は税込価格ですので、4月1日以後も税込販売価格は変わりません。変わらないご愛用をよろしくお願い申し上げます。

※従いまして、駆け込み購入の必要はありません。

MVSで新しい発見があり、商品化に向けてテストを開始しました。MVSを初め使用するのに適したアイテムではなく、ある程度、MVSパワーブロック等をボディに装着しボディ剛性を高めてから使用するアイテムです。サスペンションアーム、ドライブシャフト等、主に丸い形状や棒状の形状の部分に簡単に装着できる仕様を狙っています。パワーシートの強さに比べて数倍強力な作用でトラクションが高まりますがボディが弱いと、その弱い所が負けてしまうほど強力に効きます。すでにパワーシートをサスペンション各部に貼ってあっても強力に効きます。従って、一般的な運転よりも、サーキットを含めた走りのパフォーマンス向上を狙うマニアックなアイテムと言えるでしょう。例によって見た目は「強力に効くの?」となることでしょう。
発売時期は3月上旬頃を予定しております。
ご期待下さい。



2014/01/01

新年明けましておめでとうございます。

今年も皆様の愛車、ご自身、ご家族にとって幸多い年になるよう願っております。
地球環境の変化により、今までと違い大型台風、竜巻、大地震、山崩れ、河川の氾濫、空気汚染など様々な予期せぬ出来事が襲ってきますが、知恵を働かせて災害から愛車と自分の身体、家族を守って行きたいと心を新たに致します。

ご存じのように4月1日より消費税が8%に値上がり致します。それを見越して昨年より着実に一歩一歩、手を打ってきました。4月までに製品の大幅な見直し(生産中止(廃止統合)を煮詰めてゆきます。それによる性能低下は絶対に行いませんおでご安心ください。すでにエンジンオイル、ギヤオイルの化粧箱の廃止を実施中です。売れ筋の商品は化粧箱が無くなっていますので気がつかれた方も多い事でしょう。廃止しても在庫がある品物は売り切れるまで販売いたします。

量販店の店頭に長期間置かれると、ホコリをかぶったり、いたずらの可能性さえ否定できません。そこで化粧箱導入となった経過がございますが、デフレと経済の停滞で弊社のような高額商品(しかも種類が豊富)が量販店の店頭に沢山並べられる時代では無くなりました。

弊社のスタンスとしても売れ残って長期在庫の品物がお客様の手に渡ることは好ましくありません。できる限り、製造から日時が経っていない物をお渡ししたいと願っております。但し製品の特性上、生鮮野菜とは異なり数か月間で性能が著しく劣化することはありません。また、劣化しにくい特殊な処理も盛り込んでいるお蔭で「estremoオイルは長持ちする」という評価がこの特性を証明しておりまうので、万が一古い品物を購入しなければならない際でも、ご心配はいりません。

あるお客様が「オークションで購入したX1が古い紺色の箱に入った物が送られてきてビックリした。掲載されていた画像は現在の銀色の箱だった」と言ってきました。実際に送る品物と異なった画像で説明がされていないものはオークション規定違反となります。この例のように、弊社から直接販売していない品物については購入したお店の責任範囲になりますのでご了承願います。

この他に「購入後数年間保管をしていたが使っても大丈夫か?」と言う問い合わせが年に数回寄せられます。弊社の製品に限らず、ケミカル類は購入を見込んで購入することを推奨いたします。予期せぬ出来事で、すぐに使用しなくなった場合も、できるだけ早く使用する事をお勧めいたします。その理由は、使用開始から最低でも1年間、長い場合は3年間とか使用する訳ですから、使用開始前の性能低下は少しでも避けておきたいと車好きなら考えて損はないと思います。販売から1年以上経過した製品については自己責任でご使用願います。こちらも賞味期限と異なり、半年経過したからといって即座にトラブルを引き起こす恐れは、ほとんどありません。但し、ワインと同じで日光が直接当たらない「冷暗場所に保管」が重要となってきます。

MVSの予想を超えた改善力に、開発した私自身が一番驚ろかされてきた毎日でした。発売開始から早くも3年が経過し、その未知なる可能性の高さに今年もワクワクしている自分が居ます。否定して試してみないと未来は開けません。何事もアタック、アタックすることで解らなかった世界の扉を押し開くことが可能となってきます。MVSヒューズ施工を体験されて驚かれた方も多いと思いますが、MVSは電気的な部分の改善率、変化量が素晴らしく未知なる可能性を感じています。HV,PHEV、EVと、電気が重要な要素を占めて、益々、電気が重要となってきていますので、今後の展開に目が離せません。

今年も全力で取り組んでゆきますので、宜しくお願い致します。


Copyright2002 ATTACK RACING Co,ltd. All right reserved.