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●OIL series
●ATTACK OIL seriesへの質問・疑問

●アタックオイルは1年間、1万km持つという話を聞いたのですが本当ですか?
●何を目安にオイル交換時期を判断するのが理想的ですか?
●アタックオイルはどのくらいの期間、保管できるのですか?
●TENオイルが少し残っているのですがAZX1に混ぜても大丈夫ですか?
●AZX1極が減ってきたのでAZX1を補充したいのですが大丈夫ですか?
●「匠」・「極」グレードを使用した時の注意点は何ですか?
●アタックオイル使用の場合、でプラグ熱価を変更した方が良いと聞いたのですが?
●ブースト圧がアタックオイル使用で0.1Kアップしたが問題ありませんか?
●湿式クラッチ内蔵の空冷オートバイにも使用できますか?
 
 
●アタックオイルは1年間、1万km持つという話を聞いたのですが本当ですか?
オイルのライフを走行距離で表すことは不可能です。エンジンの種類・走行条件・ドライバーの癖等の要因で大きく変わります。極端な例として停止した状態なら、エンジンは回っていてもいつまでも走行距離評価では0kmという結果になります。(オイルは当然劣化します) 逆にアメリカ大陸に存在するような、遥かに続く信号も何も無い道でのテスト結果なら、日本での走行距離DATAの数倍も持続するという結果になって当然です。(海外製品に多いケースです)

日本国内での一般道における平均的使用を前提としても、アタックオイルで1万km性能を持続し続けたと語るユーザーは沢山存在します。
ですが、「今から使用する予定のクルマでの結果を教えてください。」と聞かれても、正確な結果は使ってみて初めて判るというのが正解です。にも関わらずほとんどの人は使用する前に結果を知りたがります。そこで目安として走行距離を平均的数値でお話する場合もあるのです。各オイルのシビアコンディション・ノーマルコンディションの目安は下記の通りです。参考にして下さい。
*BRオイルはディーゼル車でも使用できますが、その場合ライフは20%程度短くなります。
*ターボエンジンの場合、通常使用でもシビアコンディションに近い数値とお考え下さい。
*上のグラフは初回使用の場合です。2回、3回と継続使用すればライフは更に延びます。
走行条件について:
ノーマルコンディション・シビアコンディションとは、自動車メーカー・ディーラーの表記
に準じ、一般道・(一般高速道)での走行を基準としたものです。

車両条件について:
排気量アップ、キャブレター変更、タービン交換、ブーストアップ、カムシャフト変更
ECU書換・変更(フルコン・サブコン含む)など燃料供給量に影響する改造を施して
いる場合、過剰な燃料増量によるオイル希釈や燃焼悪化によるスラッジ発生
助長されています。
例えオイルがどんなに高性能であったとしても、燃料によって希釈されてしまった場合、
その性能を維持することは不可能です。
(粘度増強剤等で希釈をごまかす方法もありますが、弊社としてはお勧め致しません。)

その場合の交換サイクルは、劣化ではなく希釈に影響を受けてしまいますので、
弊社の高性能オイルでも他社オイル同様、短いスパンでの交換が必要となります。

オイル管理:
油温・油圧・油量の点検は、トラブルを避けるためにも、定期的に行うようにして下さい。
特にサーキット走行前・後にはオイルも点検項目のひとつとしてしっかり管理しましょう。
    
●何を目安にオイル交換時期を判断するのが理想的ですか?
正しくは「オイルの潤滑能力が明らかに低下した時」が交換時期となります。新しいオイルに交換した時、メカニカルノイズ減少、アイドリングは安定、加速力アップ、振動低下、燃費向上、油温低下等を経験していると思いますが、これらは潤滑が良くなったことにより発生する訳ですから、潤滑が悪化すると、全て逆の現象が発生します。これらを見極めることがオイル交換時期の判断基準になります。その自信の無い人は初歩的な方法ですが、走行距離や期間を目安にするしか方法はありません。また、古い車や今までオイル管理が疎かだったクルマに初めて使用する場合などは汚れも気にしなければなりません。ソレックス(ウエーバー)キャブの人はガソリン臭さも気にしなくてはなりません。汚れは判断が難しい部分なので,メカノイズの大きさで判断したり、燃費の変化で判断するのが一番簡単な方法です。また、油圧計や油温度計が装備されているクルマの場合はそれらも有効活用して下さい。
  
●アタックオイルはどのくらいの期間、保管できるのですか?
エンジン内部に使用しても、最長3年間は高い潤滑能力を維持できる性能を与えています。保管する場合でも冷暗所(太陽光が当たらない室内等)に保管していれば3年間程度なら大きく性能低下してしまうことはありません。長期保管した場合、沈殿物が発生する場合がありますので使用する前に容器を振ってから使用してください。
   
●TENオイルが少し残っているのですがAZX1に混ぜても大丈夫ですか?
オイルは同一銘柄で使用して下さい。混合使用をする場合はご自身の判断で行ってください。
  
●AZX1極が減ってきたのでAZX1を補充したいのですが大丈夫ですか?
同じAZシリーズ内なら混合使用は全く問題ありません。(ベースオイルは全て同じ)

参考:AZX1オイルにAZX1極を混ぜて使うと新しい発見があるでしょう。極に興味はあるが予算に余裕が無い人にお勧めの隠れテクニックです。
  
●「匠」・「極」グレードを使用した時の注意点は何ですか?
「匠」・「極」グレードは、2輪車に使用した場合、タイヤ、ブレーキ、サスペンションのノーマル守備範囲性能を超えてしまい危険です。初回はX1添加から初める事をお勧めします。(X1⇒FS⇒匠⇒極と徐々に試して下さい)乗用車でも車両重量が重い車ほどエンジンブレーキが効かなくなりますのでD2&D1を使用するなど、制動面での対策を行うことをお勧めします。
    
●アタックオイル使用の場合、プラグ熱価を変更した方が良いと聞いたのですが?
アタックオイルは高性能を誇るチューニングオイルです。メカチューンで改造の度合いによりプラグ熱価を変更するように、アタックオイル使用でもプラグ熱価の吟味が必要になります。試験的にノーマルプラグで「極」オイルで長期間テストしています不具合は発生していません。しかし、サーキットや峠等をハードに走行する等、特殊な場合はプラグ熱価を1〜2番冷え型(NGKですと数字が大きい側:ノーマルが#6なら#7・#8)に交換することを推奨しています。これはフリクションが大幅に低減する為、結果として完全燃焼に近づくからです。昔で言う焼け気味とは異なります。
  
●ブースト圧がアタックオイル使用で0.1Kアップしたが問題ありませんか?
ターボのブーストは排気圧力で決定されます。X1&アタックオイル使用によって圧縮圧力アップや摩擦低減効果の影響で燃焼効率が高まり,結果として強い排気ガスがタービンインペラ(羽根)に作用するためブーストが自然とアップします。ターボ車は良いアイテムを使用すれば自然と調子は上向きます。もちろんターボラグ減少、トルク増大、馬力アップ、レスポンスアップも体感できるでしょう。更にターボチャージャー軸受けの潤滑にも作用しますので、ターボの耐久性もアップします。ブースト圧が上がったのはその理想的兆候の始まりです。下手にブーストアップするより効果的なので安心して走りをお楽しみください。
  
●湿式クラッチ内蔵の空冷オートバイにも使用できますか?
X1&X1FSは独自の優れた特徴として、LSDが効いたり、CVT&ATの滑りを改善したり、MTシンクロを回復させる特別なトラクション作用を有しています。数え切れない市販添加剤の中で当社だけの絶妙な作用です。湿式クラッチにも同様に作用しますので滑りを気にせず安心して使用できます。
  
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