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●BRAKE seriesに関する疑問・質問>●D1の使用方法について

D1はどのように塗るのですか?
ホイールの隙間が無い車はどうするのですか?
塗布は走行後の熱い時と走行前の冷えている時のどちらがお奨めですか?
ドラムブレーキにはどうやって塗るのですか?
バイクやスクーターにはどのくらい塗るのですか?
表側だけでなく裏側も塗らなくてよいのですか?
どのくらいの間隔(期間)で再塗布するのが理想的ですか?
 
 
●D1はどのように塗るのですか?
付属の筆にD1を付着させ、ホイールの隙間からディスク・ローター表面に放射線状に3〜5本線を塗布します。フロントがディスクでリヤーがドラムの場合は、フロント外側のみ塗布して試してください。四輪ディスクの場合は前後の外側に3〜5本線を塗布し、安全な道で5回ほど強くブレーキを掛け、滑り込みがなくなった段階でコーティングが完了します。軽四輪などは3本線、普通車は3〜4本線、大型車は4〜5本線を基本とするのが良いでしょう。塗布直後の一時的な滑り込みさえ注意すれば、塗布量は多めでも良いのです。また、二回目からは少なくてもこまめに塗るほうが効果的です。

 
●ホイールの隙間が無い車はどうするのですか?
一昔前の車などでは、ホイールの隙間の無い車を見受けます。隙間が無ければ筆が入りませんが、タイヤを取り外すことにより塗布が可能です。この場合、塗布作業が面倒なのを考慮して多少多めに塗ることをお奨めします。(多く塗布した場合、初期の制動距離が一時的に長くなります。ご注意下さい。)一度塗っただけでは、D1本来の効果は発揮しずらいので、定期的に数回の塗布が必要です。
面倒を避け、より手軽にブレーキ性能を上げたい場合は、フルードに添加を行うD2の使用をお勧めします。

 
●塗布は走行後の熱い時と走行前の冷えている時のどちらがお奨めですか?
どちらで塗っても効果は変わりませんが、ローター温度が高くなっている場合、付属の筆が熱で焼けて傷んでしまう場合があります。
D1はローター温度が上昇するとコーティングが完了し、高い効果を発揮しますので、冷えているときに塗布した場合は、塗布後ハードブレーキを数回掛けて。ローター温度を上昇させて下さい。コーティングが完了すると独特の匂いがしてきます。

 
●ドラムブレーキにはどうやって塗るのですか?
タイヤとドラムを取り外さないと塗れませんから、メンティナンスが面倒な方にはお勧め出来ません。しかし、ドラムブレーキは、ディスクブレーキと比較して、ブレーキ性能は劣っており、それを補う為にD1を使用するケースもあります。
塗布の方法はドラム内側に3〜5本線を塗布します。塗布直後はかなり滑り込みして停まらなくなるので、必ず安全な場所・安全な速度でハードブレーキを繰り返し効きを回復させてください。

 
●バイクやスクーターにはどのくらい塗るのですか?
多く塗るほど効くというものではありません。片面に指先でポンと一箇所で効きます。走行直後はローターが熱くなっているので筆で薄く1本縦に線を書く程度で充分に効きます。ブレーキを掛ければローター前面に引き伸ばされます。バイクも塗布直後は滑り込みしますので早く回復させるためには軽くブレーキを掛けたまま走行してローター温度を上昇させてください。塗り過ぎにはご注意下さい。車体が軽い分、ローター温度が上がりにくく、コーティングには時間が掛かります。

 
●表側だけでなく裏側も塗らなくてよいのですか?
タイヤを脱着せずに塗布できる車であれば、裏側にも塗るのが理想的ですが、通常はバックプレートが邪魔して塗れないので、表側だけ塗布することになります。効果は両面塗布の半分ですが、体感効果は充分に得られるとともに、作業時間は1分間ほどなので簡単に塗布できるメリットがあります。メカ好きの人はタイヤを外すか、バックプレートを加工して裏側にも塗布出来るようにすれば、より効果的です。また、一部車種ではハンドルを切るとバックプレートの隙間から裏側にも簡単に塗布することが出来ます。

 
●どのくらいの間隔(期間)で再塗布するのが理想的ですか?
何度も塗り重ねる程、コーティング層は落ちにくくなりますから、持続も長くなります。よって高い効果を持続させるためには、少量をこまめに頻繁に塗るのが理想的です。完全に落ちてゼロから出発するより、高い効果を落とさないように維持することが効果を最大に発揮させることになります。再塗布は一回に塗る量より、塗布間隔を詰める方が重要だと思ってください。給油毎で実施されている方が多いようです。給油時間より短い時間で塗布は可能ですので、ガソリンを入れてもらっている隙に塗布してしまうのも一つの方法です。