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●GEAR OILseries>●疾風(Hayate)の取扱方法について |
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疾風を使用できない車や場所を教えてください。
純正でLSDが組み込まれていますが使用できますか?
インテグラ・タイプRにマッチするのはエンジン用のAZX1?M/T用の疾風?
シルビア、アルテッサの6速MTに使用できますか?
フルタイム4WDのトランスファーに使用できますか?
疾風のライフサイクル(交換目安)は、何Kmほどですか?
疾風に交換しても思ったほどの改善効果が得られない。
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疾風を使用できない車や場所を教えてください。
M/T専用フルードとしてM/Tでの用途のみに絞り込んで高性能を追求しましたので、残念ながらM/T以外(エンジン・デフ・AT・CVT)には使用できません。日産アテ―サETS・三菱AYCなど駆動配分を変化させる方式は疾風を使用せずに、純正オイル+オイル総量に対して3〜5%のX1添加で良い結果が得られます。LSDの有無に関わらずFR車のデフには使用できません。
●A/Tへは、ATF+X1(推奨添加率:3〜5%)の使用をお願い致します。
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●純正でLSDが組み込まれていますが使用できますか?
LSDの種類が問題となります。純正のビスカスまたはトルセン、ヘリカル、クワイフなどであれば使用できますが、レースなどで使用するフリクションタイプ(摩擦板タイプ)は使用できません。@純正オイル+X1
or X1FSを10%添加AGEARU(LSD対応)のご使用をお勧めします。推奨はFSグレード以上です。最大の効果を望む場合は轟グレードを選択して下さい。
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●インテグラ・タイプRにマッチするのはエンジン用のAZX1?M/T用の疾風?
どちらを選んでも良い結果が得られると予測できますが、強いて言えばM/T専用に開発した疾風の方が好結果に繋がります。問題はギヤの入り具合は1台1台微妙に異なり、その改善目的でアタック製品は最終選択される場合が非常に多いので、例えばエンジンオイルシリーズのAZX1でもM/T専用の疾風でも、X1配合率が違う各々のグレード(X1・FS・極・轟)のどれを選択するかによって結果は違ってきます。改善目的の場合、出来るだけ上位グレードを使用することをお薦め致します。
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●シルビア、アルテッサの6速MTに使用できますか?
弊社開発段階での実験車両としてアイシン製6速はテストしており、むしろ向いていると言えます。またGT-Rなどに使用されているゲトラグ製のM/Tは純正指定で柔らかい粘度指定(一部のATF)となっていますが、シフトチェンジのフィーリング向上・メタルリペアによる改善を考慮に入れれば、疾風の使用は有利と判断されます。もちろん普通の5速M/Tにも安心してお使い下さい。峠・スポーツ走行・サーキットなどハードな走行の場合はGEARUシリーズを推奨致します。
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●フルタイム4WDのトランスファーに使用できますか?
FF方式でもFR方式でもMTでもトランスファーでも使用できます。駆動抵抗を減少させ静かで軽やかな走りを得ると同時に耐久性向上に貢献します。但し、日産アテ―サETS・三菱AYC等など駆動配分を変化させている構造の方式はX1添加(3〜5%)がベストです。
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●疾風のライフサイクル(交換目安)は、何Kmほどですか?
市販の同一粘度域でのMTF専用オイルと比較し、格段に優れています。但し、弊社GEARUシリーズと比較し、過剰な温度上昇に対しては一歩譲ります。(真夏で長距離レースでの使用や、激しい走りを長時間続ける等の用途ではGEARUシリーズをお薦め致します)しかしながら、疾風の特性として温度上昇により一時的にフィーリングが悪化した場合でも、その後、通常の走行をしばらくすることにより、独自オイル+X1の相乗効果でメタルリペア効果が促進され、再び回復します。長期テストの結果、この回復現象は一度や二度でなく何十回も続きますので、長時間走行でフィーリングが悪化した際でも、その日の内に交換せずに、しばらく様子をみてください。また回復が遅くなったらX1を少量(オイル総量にもよるが50〜100cc)を追加することにより、再び使用可能となります。したがって走行距離や年月で判断せずに「ギヤの入り具合の良し悪し」で交換時期を決定するのがベストです。
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●疾風に交換しても思ったほどの改善効果が得られない。
1速とバックギヤが改善されない場合は、クラッチ切れ不良やエンジン・アイドリング回転数が高い、アイドリングが不安定など、他の要因が考えられますので点検修理してください。また疾風使用から500km未満の場合は、メタルリペアがまだ完全に作用していない場合がありますので、しばらく様子を見ることをお薦めいたします。
メタルリペアの効果が出てくるまで遅いケースとして、既に機構自体がかなり痛んでいることも考えられます。特にサーキットや峠に行く人のMT内部の損傷ダメージは時間に関係なく想像以上に大きなものです。1000km以上経過しても改善されない場合、M/T自体の問題であると判断出来ます。
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