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●GEAR OILseries>●GEARUの取扱方法について |
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ミッション専用オイル[疾風]との使い分けを教えて下さい
トランスファーに使用できますか?
GEARUや疾風seriesとの混合使用は可能ですか?
GEARU(75W-90)と比べ粘度が大きく違わないと思うのですが?
各グレードの違いはX1の配合率だけですか?
ライフサイクル(交換目安)は、何Kmほどですか?
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●ミッション専用オイル[疾風]との使い分けを教えて下さい
疾風はミッション専用フルード(MTF)で、実質粘度は72.5W-82.5ですがGEARUは75W-90という純正指定粘度として最も多く採用されている粘度であることが特徴です。疾風はFFのMTにLSDを組み込んだ場合は使用できませんが、GEARUはLSD対応ですので問題なく使用出来ます。またGEARほど固くないので冷寒時のミッションギヤ入りにも良好です。その他にもFRや4WDのフロントデフ&リヤデフにも問題なく使用できますのでオールラウンドオイルとしてご活用下さい。
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●トランスファーに使用できますか?
車両指定オイルとの粘度が大差がなければ使用できます。最近は柔らかい粘度指定の車(例:ATFを指定オイルにしている等)も増えておりますので、まずは純正指定粘度を調べて下さい。純正指定粘度が明らかでない場合などは純正オイルまたは今まで使用して実績のあるオイルにX1を10%添加する方法をお勧め致します。
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●GEARUや疾風seriesとの混合使用は可能ですか? 他のオイルと混合することにより性能が保障できなくなりますので絶対に混合使用はしないで下さい。ただし、弊社の場合、グレード間(X1・FS・極・轟の各グレード間)での混合使用は問題ありません。予算に応じて上位グレードの混合使用をご検討下さい。
例:疾風FSとGEARU-FSの混合=×(疾風とGEARUの混合は禁止) GEARUFSとGEARU極の混合=○(GEARU同士なのでOK)
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●GEARU(75W-90)と比べ粘度が大きく違わないと思うのですが?
エンジンオイル粘度は30番と40番と表記されるように10番違いで表示されます。これがギヤオイルになると80Wとか75Wと表記されるように5番違いの表記も出てきます。実はギヤの5番違いはエンジンオイル粘度と比較すると50番と30番ほどの大きな違いがあります。ですからW側(低温時)の粘度番数は非常に重要な意味を持っており、冷寒時のミッションギヤ入り具合に影響を与えます。
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●各グレードの違いはX1の配合率だけですか?
X1(FS)配合率はグレードが上がるほど高くなりますが、グレードの違いはX1の配合率だけでなく他の有効成分の含有量を含め決定されておりますので、単純に後からX1を追加しても上位グレードへグレードアップする訳ではありません。後から追加添加する予定なら上位グレードを初めから使用する方が良好な結果をもたらします。
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●ライフサイクル(交換目安)は、何Kmほどですか?
走行距離での判断より、実際の状況判断をお勧めします。例えばミッション使用の場合、ギヤ入りが正常なうちはオイル潤滑機能が正常に働いていると判断できますので違和感を感じなければ、一般的使用条件では3年間、または3万kmを目安として下さい。違和感(劣化)を感じた時点で速やかに交換することにより、メタルリペア作用にダメージを与えず、継続使用によるX1の向上作用を実感出来るでしょう。ハードユースの場合は更に短期間での交換を推奨致します。デフにも使用した場合はMTと同時交換とお考え下さい。
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