●添加比率はどのくらいですか?
基本添加率は1000分の1です。この数値はあくまで基本ですから、標準的国産車(満タンで60L前後)なら、満タン時に50ccを一本を入れてください。もし、燃料が半分程度なら25ccといった具合に適宜調整してください。更にこだわる場合は、車種によっては2000分の1でも効きますから、最初は少ない添加率から始め、効果を見ながら徐々に増加してゆき、その車で一番効果の高い添加率を捜し出してみて下さい。一度見つけてしまえば、その後は給油量に比例してG9FSを添加すればよい訳です。
●最大添加率はどの位ですか?
最大に添加しても1000分の2(0.2%)を限度と考えて下さい。0.05%〜0.2%の範囲で必ず一番効果を発揮する添加率があります。G9FSの場合、他の燃料添加剤と大きく違うのは、G9FS自体がオクタン価を上げるのではなく、燃料を改善するという点です。ですからたくさん入れたとしても改善される燃料が決まっているので、そこから先の効果の伸びは少ないのです。それよりも添加量と効果の一番いいバランスを保ちながら、継続使用をする方が理想的です。
●バイクへの添加率はどの位ですか?
排気量の小さな物ほど、少しの変化を敏感に感じる特性があります。燃料タンクも小さいのでスクーターなどの小排気量エンジンでは、キャップ一杯でも効果を発揮する場合があります。ですから、バイクの場合は少量づつ増加しながら効果を見て、最適な添加率を決定しましょう。
基本添加率は車と同じく、1000分の1です。満タン10Lのバイクなら10ccでお試し下さい。
●レースで違反にならないですか?
燃料添加剤として一般的なオクタンブースターは、添加する成分自体がオクタン価を上げるための物質ですので問題となりますが、G9FSは燃料の性質を改善させる働きで効果を発揮する物質で構成されています。ですからオクタンブースターのように違反になりません。安心してご使用ください。
●カートなど混合エンジンでも使用できますか?
カート・水上スクーター・スノーモービル・草刈り機・50ccスクーター・ラジコンエンジンなどの混合エンジンにも大きな効果を発揮します。混合エンジンは4ストロークエンジンで言うところのオイル上がり(下がり)した状態と同じなので完全燃焼が阻害されていますが、混合式でも分離式でもX1とG9FSを併用することにより、性能(完全燃焼)と潤滑(耐久性)の両立が図れます。
●ソレックスキャブに使用できますか?
セッティングの前でも後でもG9FSを添加することに大きな意味があります。キャブセッティングはドライバーが気温、気圧、湿度などの変化から、最適の燃料の濃さを判断して自分で交換する作業ですが、実際は面倒なのでそのまま走ってしまうのが普通でしょう。添加することによって燃調(A/F)適正領域の幅が拡大するので、今までより少し濃い目でも薄くても良好な燃焼爆発が得られます。(結果としてセッティングが非常に楽になります。)寒冷時の始動性向上、冷えている時のパスパスする息付きも減少して、始動後の暖機時間が大幅に減少します。また、箱根などの高い山に登った時の気圧変動から発生する不調も最低限で抑える働きをします。
●アルコール燃料で使用できますか?
高濃度アルコール含有燃料は排気ガス中の有害物質削減という面では見るべき良さを持つ反面、燃料系の部品に腐食や劣化が生じる恐れがあると自動車メーカーサイドで警告を出しています。G9FSの添加に関しては問題ありませんし、効果も期待出来ますが、使用は貴方の判断で決定してください。
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