●1万km持つという話を聞いたのですが?
オイルのライフを走行距離で表すことは不可能です。エンジンの種類・走行条件・ドライバーの癖等の要因で大きく変わります。極端な例として停止した状態なら、エンジンは回っていてもいつまでも走行距離評価では0kmという結果になります。(オイルは当然劣化します) 逆にアメリカ大陸に存在するような、遥かに続く信号も何も無い道でのテスト結果なら、日本での走行距離DATAの数倍も持続するという結果になって当然です。(海外製品に多いケースです)日本国内での一般道における平均的使用を前提としても、弊社オイルで1万km性能を持続し続けたと語るユーザーは沢山存在します。ですが、「今から使用する予定のクルマでの結果を教えてください。」と聞かれても、正確な結果は使ってみて初めて判るというのが正解です。にも関わらずほとんどの人は使用する前に結果を知りたがります。そこで目安として走行距離を平均的数値でお話する場合もあるのです。
●オイル交換時期の目安は?
正しくは「オイルの潤滑能力が明らかに低下した時」が交換時期となります。新しいオイルに交換した時、メカニカルノイズ減少、アイドリングは安定、加速力アップ、振動低下、燃費向上、油温低下等を経験していると思いますが、これらは潤滑が良くなったことにより発生する訳ですから、潤滑が悪化すると、全て逆の現象が発生します。これらを見極めることがオイル交換時期の判断基準になります。その自信の無い人は初歩的な方法ですが、走行距離や期間を目安にするしか方法はありません。また、古い車や今までオイル管理が疎かだったクルマに初めて使用する場合などは汚れも気にしなければなりません。ソレックス(ウエーバー)キャブの人はガソリン臭さも気にしなくてはなりません。汚れは判断が難しい部分なので,メカノイズの大きさで判断したり、燃費の変化で判断するのが一番簡単な方法です。また、油圧計や油温度計が装備されているクルマの場合はそれらも有効活用して下さい。
●どのくらいの期間、保管できるのですか?
エンジン内部に使用しても、最長3年間は高い潤滑能力を維持できる性能を与えています。保管する場合でも冷暗所(太陽光が当たらない室内等)に保管していれば3年間程度なら大きく性能低下してしまうことはありません。長期保管した場合、沈殿物が発生する場合がありますので使用する前に容器を振ってから使用してください。
●GPとAZの混合使用は可能ですか?
オイルは同一Seriesで使用して下さい。混合使用をする場合はご自身の判断で行ってください。
●AZX1極にAZX1FSの補充は可能ですか?
同じSeries内なら、違うグレードの混合使用は全く問題ありません。現在、使用中のオイルと同じSeries内ならFSから極も可能です。
●「匠」・「極」使用の注意点はありますか?
「匠」・「極」グレードは、2輪車に使用した場合、タイヤ、ブレーキ、サスペンションのノーマル守備範囲性能を超えてしまい危険です。初回はX1添加から初める事をお勧めします。(X1⇒FS⇒匠⇒極と徐々に試して下さい)乗用車でも車両重量が重い車ほどエンジンブレーキが効かなくなりますのでD2&D1を使用するなど、制動面での対策を行うことをお勧めします。
●プラグ熱価も変更した方が良いと聞いたのですが?
弊社オイルは高性能を誇るチューニングオイルです。メカチューンで改造の度合いによりプラグ熱価を変更するように、弊社オイル使用でもプラグ熱価の吟味が必要になります。試験的にノーマルプラグで「極」オイルで長期間テストしています不具合は発生していません。しかし、サーキットや峠等をハードに走行する等、特殊な場合はプラグ熱価を1〜2番冷え型(NGKですと数字が大きい側:ノーマルが#6なら#7・#8)に交換することを推奨しています。これはフリクションが大幅に低減する為、結果として完全燃焼に近づくからです。昔で言う焼け気味とは異なります。
●ブースト圧がアップしたが問題ありませんか?
ターボのブーストは排気圧力で決定されます。X1&弊社オイル使用によって圧縮圧力アップや摩擦低減効果の影響で燃焼効率が高まり,結果として強い排気ガスがタービンインペラ(羽根)に作用するためブーストが自然とアップします。ターボ車は良いアイテムを使用すれば自然と調子は上向きます。もちろんターボラグ減少、トルク増大、馬力アップ、レスポンスアップも体感できるでしょう。更にターボチャージャー軸受けの潤滑にも作用しますので、ターボの耐久性もアップします。ブースト圧が上がったのはその理想的兆候の始まりです。下手にブーストアップするより効果的なので安心して走りをお楽しみください。
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