車種:平成2年3月初期登録:W126 2代目Sクラス・メルセデスベンツ500SEC
エンジン形式:1176 排気量4970ccV8SOHC 190PS  車輌重量:1670kg
  




テスト車両として走行4万kmで購入。新車だけでなく「途中からの弊社製品の使用検証」を行うのが目的。
エンジンオイルはAZX1極を使用、ATFにはX1を500cc添加。現在113000km。
エンジンもオートマもノンOH、エアコンはOH済。走行8万kmでパワステポンプが少しハンドルを切ると
凄い唸り音が出てきたのでX1を100cc添加で解決。この車は九州から北海道まで全国を走破してきた。

このエンジンはオイルフィラーキャップの真下にカムシャフトが組み付けられているためカムカバーを
取り外すことなく撮影可能。
「カムシャフトが輝く」という話を聞くと、カム山全体が光輝くと誤解するかもしれないが、実際は赤矢印の
頂上付近が一番圧力が掛かる部分で判断する。光輝いているのがお解かり頂けると思う。
潤滑が悪い場合、サンドペーパーで磨いたかのように鈍く光る。
ちなみに圧力の低い所は、製造時に出来た砥石の目がそのまま残っていているのが普通である。