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●2010/12/28
2010年も多くの方々に弊社製品をご愛用頂き、社員一同を代表し心より御礼申し上げます。

経済情勢は、未だ輝きが見えてこない不透明な時代、自動車を趣味としてこよなく愛する方々には、クルマを楽しく操って充実する事で、「心地よいひととき」を過ごして頂ければと願っています。
ただ残念な事に、社会全体の流れとしてエコロジーに取り組む事が最優先され「実用燃費に優れる車」が消費者に好まれ販売台数を伸ばす時代、メーカー側もそちらに傾向していくのはいたしかたない流れだとも感じています。
二の次にされてしまう「気持ちよい走り」・・・車好きなら寂しさを感じて当然でしょう。
私が今も追及している「自動車メーカーが世に送り出した車を、いかに大きな改造を施さないで、気持ちのよい走りをするクルマに変身させることが出来るか?」は、こんなご時世だからこそ支持されているのかもしれません。
特に自動車メーカーが独自開発をしていないオイルなどの液体による「潜在性能を引き出すチューニング」は、皆さんご存じの通り、estremoX1をはじめとしたアタックレーシングの従来製品をご覧頂ければ、成果としてご納得頂けるものと思います。
もちろんestremo製品を、未だ使った事の無い方にしてみれば「そんなにメリットがあるのであればメーカーが既に取り組んでいる筈でしょ?」と考えても不思議ではありません。
でも残念ながら「使っていない人にまで理解して頂く事」は不可能です。
これから発売を予定しているMVSにも共通する事ですが「運転が楽しい、気持ちよい、喜びを感じる、どこまでも走っていたい」という一貫したコンセプトに揺らぎはありません。
雪解けに合わせての発売にご期待下さい!
今年は例年に比べて「豪雪」との噂も聞きます。行楽・帰省の折はくれぐれも安全運転で!
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●2010/12/15
私がエストレモ製品開発でいつも感じることは「これなら多くの方に感激してもらえるだろう」と世に送り出した時に、「凄いね!」「驚いた!」と凄く感激して感謝の言葉をたくさん並べ立て、笑顔一杯でコメントしてくださる方が居る反面で、「効果が判らない?」と首をかしげる方も必ず存在する。現在開発中のMVSも、同じことが起きている。こればかりは弊社製品に限らず、世の中に、どんな素晴らしい製品が存在したとしても万人から評価させれるのは至難の業である。
だから
A:10%の方が判って、90%の方が判らないのか・・・
B:50%の方が判って、50%の方が判らないのか・・・
C:90%の方が判って、10%の方が判らないのか・・・
A・B・Cそれぞれのユーザー層の中には「判らない」という人もそれぞれ存在する。しかし、製品差があるのも事実である。
そして製品差がある・・・という事は、実は「それぞれの製品には違いがある=CにはBより、BにはAより効果がある」とも言える。
弊社の開発目標は、創業以来、一貫してCを目指してきた。多くの愛用者の方々から「アタックの製品は当り外れがないので信用している」という嬉しい褒め言葉を頂くときが素直に一番嬉しい。
でもそれ以上に、真摯に受け止めなければならない事として「効果が判らない」という意見である。
そこには必ずと言って良いほど「理由」が存在しているからである。その理由を付き止める事が、更なる製品の顧客満足度を高め、製品の性能向上を計る早道だからだ。

一見遠回りにも感じられるかもしれないが、新しい事だけを追及するだけが開発ではない。
MVS開発に於いても、エンジンオイルやギヤオイル開発と同様に、多くの方から驚きの言葉を頂く反面、一部の方からは「効果が判らない」という言葉を頂く。
でもそんな声にも耳を傾ける事が大切。
人それぞれ、「体感度合い」は違うので、時には無駄足になる事もあるのは事実だが、それを否定せず、可能性を考える姿勢はいつまでも失いたくないと感じている。
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●2010/12/01
「MVS」は、ようやく大まかなSystemとしての流れが構築されつつあります。ご期待下さい。

今年も今日から師走。月日の流れの早さを痛感させられている毎日ですが、今回は現代の生活に欠かせないネット情報について私の感じた点や考え方を書いてみて、少しでも皆様の参考になれば幸いです。
基本的には実名を出さないで情報だけが勝手に回り回って伝わってゆくのが最大の特徴ですから、何を書いても責任の所在が曖昧になる特徴を肝に銘じて検索する必要性を強く感じています。自分で検索した情報がどれだけ信憑性があるのかを判断する能力が問われます。昔から言葉よりは活字やテレビなど公共の情報ほど、間違っていても疑う感覚が少なくなってゆく傾向を示します。無意識の内に活字になった情報を正しいと思う錯覚が働くからです。そんなことを意識してネット情報を検索してゆくといつも感じることがあります。
1:5年前や20年前の古い情報が検索で一番先頭の方に沢山出てくるので、何時頃の情報なのかを強く意識しないと、つい最近の情報と勘違いして見てしまう。特に弊社のように、1年前と2年前では製品の改良が絶えず進んでいるために3年前の情報は実際には通用しません。G9FSを例に取り上げても、性能を毎年のように向上させてきたら、それまでは効果が低ければ追加して添加率を高めるほど効果も比例して高まってきたが、3〜4年前からは、薄めに添加した方が効果を強く感じるように変わってきて、キャップ付近に2000分の1〜3000分の1が基本という注意シールを貼って出荷しているが、使用した人の中には「5000分の1が良かった」とか「7000分の1がベストだった」という報告が多数寄せられるように変化してきている。エンジンオイルひとつ取っても「エストレモのオイルは・・・」という評価は解る人から見ればどのオイルを表現しているのか抽象すぎて的を得ていないことがすぐに解ることでしょう。次々と新しいオイルを新発売したので、ZEROシリーズだけでも、Z30,Z40,Z50三種類の粘度×X1,FS,匠、極、轟の5バージョンとなり15種類のオイルがある。この他にもSPORTSがS13,S14,S54、S15×12種類、エコノミア、GP、AZ,RB,HDが加われば、全部で実に54種類という多彩なラインナップを誇る。従って全種類のオイルを経験できるほどお金と時間と車を所有することは不可能に近い。また、実際は混合して粘度調整も可能な訳だから、もっと多くの組み合わせが存在する。従って、評価として信用できる情報とは「どの車種に、どのオイルの、どのバージョンを使用して、どんな環境で何ヶ月間使用した結果、メカニカルノイズ、トルク、加速フィーリング、油温、油圧、燃費、オイルの持ち具合、オイル消費などが、交換直後、途中経過、交換間際まで、具体的にどう変化したのかを、それまでの製品と正確に比較して述べた情報」が信用性が高いと判断できる。
その人の使用環境やアクセルの踏み具合、車種やへたり具合でも最適な粘度やバージョンも変わってくる訳だから、万が一、悪い結果が得られたとしたら、粘度の選択が使用状況にマッチングしていなかったことが一番考えられるが、無責任な評価として「オイルが悪かった」と評価されてしまう。また、弊社の企業姿勢を理解していただいている方であれば「コストを低減して性能を落とすことはしない」と信頼していただいる長い歴史があるし、その信頼を裏切ることは一切していない。また、万が一、少しでも問題提起されれば真摯に耳を傾け、間髪を置かずに改善に取り組んで製品に反映してきて現在に至る。その姿勢は設立から現在まで一貫して変わることはない。
2:先ほどの情報の匿名性を悪意に利用する情報を検索に見慣れてくると気がついてくる。「この人の言っていることは具体性に欠ける」「実際に使用しての評価だろうか、いつの時点の評価なのだろうか?」
全ての製品は
A:即効性だけど、すぐに効果が落ちる物。
B:それほど効果は高くないが、ぼちぼち長続きする製品。
C:最初はそうでもないが、使いこむほど良さが高まってくる製品。
と、3種類の特性の違いを持つ。この3種類の中で評価が高くなるのはA特性であるが、本当に価値ある特性はC特性だと思っている。高価と思えても長期間に渡って効果を実感できる製品が本物であり、解る人であれば、その点が解ってくる。だからこそ評価を見る際は使用した直後だけの情報には充分に注意する必要がある。また、高いという評価は、本当は購入価格でするのではなく、費用対効果を見極めて初めて語れる評価が信頼できる。
3:私はディラーや修理工場の経験も持つが、メカニズム音痴は新車でパンクしても「故障だ保証しろ」とディラーに駆け込んでくる方も存在する。ネット情報は皆が博士か技術者よろしく自分の見解を述べる場所でもある。だからこそ、どれだけのレベルの方の情報なのかを見極めなければならない。また、その情報が何の目的(意図)で書かれた物なのかを判断しなければばらない。そのためには一つや二つの情報ではなく、できるだけ多くの情報を見ることで突出した情報はそのまますんなりと受け止めない方が無難だと思われる。そこに何かの意図を感じてしまうからだ。技術的な製品は100人居たら全員がどんなに優れていても「良い」とは言わない。必ず1人〜3人は「悪いとか解らない」と判断するものである。この場合も悪い評価の3人の意見を尊重して重く受け止めるか、残りの97人の意見を尊重するのかの違いである。さて、貴方は、どちら派?
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●2010/11/15
MVSの開発に明け暮れている今日この頃ですが私にとっては最高に楽しくドキドキする毎日を過ごしています。

アイデアは突如として閃く瞬間があるのですが、その時間帯は朝方の夢うつつの状態の中で天空から舞い降りてくるような感覚で眼前に閃く時です。それは何時も四六時中MVSのことを空想していることで浮かんでくるのでしょう。昼間は夢中で考えてみても優れたアイデアはなかなか浮かんできませんが、今までも人を驚かすような商品は、この朝方の夢心地の時間帯に訪れたアイデアを正夢に変えたものばかりです。
どんなに優れた商品も、使い方ひとつで良い結果に結びつくときと悪い結果に結びつくことになるので、正しい情報を第三者に伝える難しさを痛感させられています。実際に販売店を訪れて目の前で実際に試して指導することができるのが理想的ですが、全国の販売店を訪れて指導するに至っておりませんので、多くのパターンで導きだされる「テスト結果の収集」と「製品完成度を高める作業」を並行して行っています。
例えば・・・近年の新型車で訪れた方の多くは「出足が遅い」と不満を漏らす方が多くなりました。勿論、大排気量でターボ付き車であれば、何の不満もおきないでしょうが、軽四輪を初めとしてNAの小排気量車では「燃費優先」のためにスロットルを踏み込んでもリニアに反応しにくい燃費仕様に振ってあります。発進からアクセルを強く踏み込んで加速を楽しむほど即座に燃費の悪化に繋がってゆくので、メーカーとしても、この加速時の燃料消費量を少なくするのに必死なのでしょう。
これは車好き、走り好きにとっては寂しい事ですが、MVSを装着により「気持ちよい加速感をしっかりと楽しみながら、給油してみたら素晴らしい燃費をマークして驚いた」という装着結果も目立つようになりました。
「加速向上と燃費向上の両立」その理由は「アクセルを少し踏み込んだだけで元気良い加速をする」「アクセルを離しても勝手に前に進む感じ」「スピードの落ちが少なくエンブレが効かない」という評価に現れています。特に小排気量や低速トルクが不足した車種(エアコンON時のパワーダウン)で不満を抱いている方の解決方法としてMVSは活躍する事でしょう。
基本的にMVSは通信販売せず施工店で納得して頂いた上での販売を行う予定です。お試し頂き、効果を体験してみてから、購入を検討して下さい。
装着・脱着も簡単ですから、施工店でお客様自身がいろいろな装着方法をお試し頂き、「最適な結果」を得られる事を願っています。今後の展開にご期待下さい。
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●2010/11/01
MVSの開発進行具合は、開発者の私自身が驚くばかりの進化を日々遂げていまして素晴らしい結果が次々と得られています。今回のMVS開発において改めて解ったことがあります。それは「製品の性能(改善効果)が強ければ強いほど(性能が高いほど)性能劣化が解り易い」という基本的な問題を強く認識させられました。逆に性能が低ければ低いほど。元々の性能差が少ない訳ですから、少しくらい劣化したとしても体感的に劣化を指摘するのが難しくなるという法則に突き当たりました。例えば、ガソリン添加剤にしても弊社製品のG9FSなどは性能向上を図るほど添加率がシビアになってきますが、性能が低い物ほどアバウトな添加率でも済んでしまいますが得られる結果は、凄いと感激できるほど高くはありません。性能向上をどんどん高めてきたG9FS燃料添加剤、その結果は、G9FSは素人さんには「難しいマニアックな製品だ」と評価されるケースも出てきました。
同様に、オイル添加剤にしても「オイル交換しても効果は持続します」と謳われていれば、劣化具合を普通の人が判断することは非常に難しく、その謳い文句を信じる他はありません。例え、性能が落ちたと思っても、オイル交換によって新品オイルの性能に戻っている訳ですから調子が悪い訳はなく判断に迷うことでしょう。弊社の全ての開発基準は「交換して何も変化を感じない場合は効果が無かった(または効果が低い)と判断することにしています。効果があるから添加する。効果のある物が排出されてしまったら効果が落ちるのが当たり前だと思っています。この当たり前の話が実際の世の中ではなかなか広まってこないのが事実です。添加剤にしても添加したら、その成分の99%は何もしないでオイル中にただ分散(散らばっているだけ)しているのです。たまたま、摩擦が発生する接触部分に、分散していた添加剤成分が存在していた時に、その成分が摩擦熱に反応してメタルリペアーや潤滑を保護する作用に働く訳です。これを繰り返して劣化や消耗を少しずつしてゆくことになります。だから途中でX1を少しだけ追加することも有効な方法となる訳です。どんなに優れた添加剤でも完全に磨耗劣化したメカニズムを回復させることは困難です。しかし、これだけ景気が悪化すると「オートマが滑ってきたが直るか?」と問い合わせが増えてきます。本来の添加剤の役目は「故障を直す万能薬」として使用するのではなく「磨耗劣化を抑制しメカニズムの寿命延命を図る」ことが目的なのです。この点を理解する方は少ないので「添加剤が効かない」と誤った判断が巷に氾濫してくるのです。しかし、ワラをもすがる気持で頼ってきた方が「オートマの滑りが改善できて非常に助かった」と感謝の電話が入ってくれば、私も本人同様に嬉しくなってしまいます。その秘密は、詳しく弊社HPでは触れておりませんがX1&X1FSの最大の特徴は「トラクション性能を保有している」点に尽きる。潤滑を行いながら滑ってはいけないメカニズムの滑りを抑制できる働きをすることが最大の特徴です。メカニズムに詳しい人ほど、この「滑り抑制と高度な潤滑」の両立がどのように作用するのか、すぐには納得できません。今まで自分の常識内で思考していたものが、その常識を超えた場合に理解不能に陥るからです。化学製品は全て不思議で成り立っています。今回開発中のMVSも開発者の私自身が絶えず「不思議だ」と感じながら開発に励んでいるのです。考えても答えが出ないので試してゆく課程が重要となってくるのです。だから逆に思考を停めて頭の中を真っ白の白紙に変えて、とにかくトライしてみることで新しい発見が次々と生まれてくるのです。
MVS「マシン・バイタル・システム」と呼ぶように、色々なアイテムを開発しているので、すでに4ヶ月以上の時間が経過してきましたが着実に進化を遂げてきて皆様にお届けできるでしょう。恐らく、全部で20種類前後のアイテム数になる予定です。新しいアイデアも次々と浮かんでくるので、正式発売前に、できるだけ製品に盛り込むように努力しています。初回に試作で造った物は「アッ」という間に完売してしまいましたが、やっとモニター販売できる幾つかのアイテムが完成致しました。まだまだ試行錯誤で製品の造り込みをしています。正式販売はまだまだ先になります。その最大の理由は、最初に書いたように「製品の性能の劣化具合の確認」を重要視しているからです。多くの方が弊社エンジンオイル、ギヤオイル「極」「轟」グレードで感動されたように、今回のMVSも感動を与えられる製品に仕上げることが私に課せられた宿題となります。だからこそ、少し正式発売を遅らせても、性能の持続性をしっかりと検証しなければなりません。それを6ヶ月間行うか、1年間行うか難しい判断をしなければなりません。すでに、それでも少しでも早くMVSを体験したいと購入してくださる方も増えてきています。MVSの最大の特徴は「低速トルクの向上」であり、低速トルクの増大は、気持ちよい走りに欠かせないと改めて痛感させられています。MVSを初め、アタックレーシングの製品を信頼して購入してくださった皆様方に、重ねて感謝申しあげます。

お詫び:MVS開発に全力で取り組んでいる関係上、藤澤の部屋の先月15日の更新が滞っておりました。この場を借りてお詫び致します。
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●2010/09/30
ようやく長い猛暑が終わりを告げたら、今度は集中豪雨。自然が人間によって崩されてしまったバランスを元に戻そうとしているかのような印象を受けたのは私だけでしょうか。

現在開発中の製品コンセプトはMVS(マシン・バイタル・システム)。略称はV−SYSTEM(ブイ・システム)という名称です。
この製品が従来製品と決定的に異なることはシステムとしての発展性がある事です。あたかも自作パソコンのようにお客様ご自身がシステムを組めるようになっています。
また、システムですから自分の予算と、何を改善したいのか、どこを改善したいのかで、どのように発展させるのかを選択する事が楽しみながら出来るのです。
※現在システム化に向けてニューアイテムを鋭意開発中
MVSの具体的なメリットとデメリットは?
ユーザーレポートを要約すると・・・。
弊社の製品愛用者ほど、これからの話は伝わりやすいと思います。その理由は、初めて極バージョンや轟バージョン、紅などを使用した時の、あの驚きや感動に似ています。
また、モニター報告で出された主な改善項目もX1やエンジンオイルのレポートに似ています。
○エンジンが静かになった。○オートマの変速タイミングが早くなり変速ショックが激減した。○低速トルクが向上し、エアコン負荷が気にならなくなった。○エンジンが静かになった。○坂道発進が楽になった。○エンジンブレーキが効かなくなった。○オイルのタレを感じていたのが蘇った感じ。○燃費が向上した。エンジンの場合はこんな感じで従来のエンジンオイルやX1効果とダブって見えます。
○路面の追従性が向上した。○乗り心地の角が取れた。○操縦性がしっかりした。○ブレーキの効きがしっかりした。この他にも、○電動パワステの引っ掛かりが改善された。○ヘッドライトが明るく感じる。○FMの雑音が消えた。○スピーカーの音が向上した。○後輪がしっかりした。●オイルのタレ(悪化)が解らない。●エンジンブレーキの効きが弱い。
どんな優れた製品もメリットとデメリットは背中合わせに存在します。オイルのタレは、NAであれば、こまめに点検補充を心がけて対応できます。ターボ車やシビアコンデションの使い方であれば、スラッジ増大を予防するためにも定期的な交換を行うことで対応できます。また、エンジンブレーキの効き具合に対しては、早めにアクセルを離す、D1やマジカルストップ&D2を活用することで対応できます。
私は家と会社の通勤に日産マーチのe−4WDを使用中ですが、新製品のテストも含めて毎日MVS効果を味わっています。効果の低いアイテムであれば装着して数日経すると「アレッ!効果が落ちた」と感じてしまうのが普通です。装着のやり方に問題がある場合は別ですが、確実に装着した愛車のケースでは3ヶ月経過した現在でも、家からアクセルを踏んで走り出した瞬間に「効いている!」と確実に解ります。一番ビックリしている変化は、アクセルを軽く踏み込んでも発進加速が力強く感じると同時に、ある速度(車種により異なると思われうがマーチの場合は40〜70km/n)からアクセルを離した瞬間にエンジンブレーキの効きが極端に弱くなりアクセルを離しても勝手に車が進んでゆく感覚。これは極や轟バージョンと同じ感覚で、うまく走れば燃費に大きく貢献しそうです。
これらは、弊社従来製品のような液体系とは違うものです。またシステムという言葉で解るように自動車の各部に使用することが可能です。
※特許出願予定ですので具体的に公開できませんことをお詫びいたします。
初回のモニター販売には思わぬ反響があり大変嬉しく思っています。
次回のモニター販売は現在予約受付中です。
これからのMVSの展開にご期待下さい。
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●2010/09/15
残暑お見舞い申し上げます。今年の異常な夏も、ようやく終わりを告げようとしている。朝方はやっと冷え込みを感じるようになってきたが今年の夏は全国的にセミの数が少ないように感じる人が多いようだ。ようやく初秋を告げる「ツクツクボウシ」のセミの声が聞かれるようになってきた。今年の異常気象は車の故障にも少なからず影響を与えている。某メーカーの軽四輪車のサイドブレーキが完全に掛からないトラブルがリコールになった。昨年は300台発生したらしが原因を特定できないでいたらしい。冬にトラブル件数が減り、今年の猛烈な暑さと共に500件と急増加したために、車内の温度上昇により、樹脂部品が変形して起こるということが判明してリコールとなった。最近の新型車のボンネットを開けて気がつくことは、ヘッドカバーや吸気菅が樹脂製を多用してくる車が増えていることだ。金属より軽量化が図れて燃費に好影響を与えると説明するが、コストダウンも見え隠れする。樹脂は経年劣化する割合が高い。100円ショップで購入したバケツは数年使っていたら、ある日、持った瞬間に脆くも大きく破損してしまった。この例が示すように重要な部分に樹脂パーツを採用するリスクも考えて欲しい。メーカーは4年間の耐用年数しか把握できていないと思われる。購入した自動車が大好きになり家族のような存在になったときは何十年も飽きがこないので乗り続けようと考える。その際に重要部品に重大なトラブルが発生することほど悲しいことはない。これも某輸入車のワゴンであるがルーフの両サイドに取り付けられた樹脂製の棒が変色しているのを何回か見た。安い車ではなく四百万円前後の高級車での変色はガッカリする。多分、指摘しても「ああ、これはこんなもんです」と取り合ってくれないだろう。自動車ではよくあるケースと言われてしまえば、それまでだが弊社では考えられないことだ。お客様の立場に立って物事を考えることは、全ての企業にとって不可欠なことである。弊社でも様々な希望や意見が寄せられてくるが全部を採用することは様々な理由で出来ないことも多い。一例を挙げるとG9FSの計量カップについての意見としては
1:計量カップなど不要だ。
2:計量カップが大き過ぎて入れにくい。
3:もっと良い計量カップを付けて欲しい。
4:もっと少量が量れる計量カップを付けて欲しい。
等があるが・・・。その判断を書くと・・・
1:性能を強力にしたために添加量がシビアになったために必要となった。
2:柔らかいプラスチック製なので自由に変形するため、問題はないと判断。
3:購入する方はずっと愛用する。計量カップは高価なので良い計量カップを装着するとコストに跳ね返る。毎回付いてくれば扱いにも困るだろう。
4:バイクなど数CCを計量するのであれば、スポイトや自分が使用する容量に適した物を探して購入しておくことで済んでしまう。このように使用条件の異なるケースを全て想定してメーカー側が準備することは難しい。
この他にも容器に関する要望は多い。金属製で無くてもよい、という意見も寄せられたが携行管が樹脂製が禁止となり金属製に法令が変わったために樹脂製容器から金属容器に変更している。一番の問題は、このように、いつも変わらぬ姿勢で取り組んでいるかどうかに掛かっていると思う。デポクリーンの容器にしても最初はスプレー式で販売したがボディが熱い状態でスプレーしてしまうケースがあることが解ったために、雅と同じ、穴式ワンタッチキャップに即座に変更した。透明容器も紫外線の影響を受けることから白色に変更した。このように販売した全ての製品も、何か改良できないかと、いつも私は考えていることをお伝えしておきます。

さて皆様にお伝えしていた新製品の件ですが、特許抵触調査を依頼した結果がようやく解りました。今の所、どこの特許にも抵触していないということでホッと一安心。特許取得を前提として進行中ですが開発自体は着々と進んでいて、新しい発見や初めての体験をして興奮したり喜んだりしています。こんな気持は何年ぶりかな。18年ほど前にドラッグワンを開発した時に似ているようだ。ドラッグツーも開発していて効果をハッキリと確認できた時は、飛び上がりたい気持になった。あれから長い年月が経っているがD1もD2も類似品は製品として販売されてきていない(私が知らないだけ?)。今回の新製品も日本では勿論のこと多分、世界的にも初めての新製品だと思われる。だからHPに掲載して最初から販売することは、もう少し先になる予定です。そこで考えていることは弊社工場と弊社製品を販売している親しいお店数軒に限定して、実際に装着して頂き、効果を確認されてから購入を希望される方だけに販売したいと思います。装着自体はとても簡単で5分から10分あれば装着終了ですが、装着後の試運転(体感)を10分間ほどして頂きたいのと、装着する場所や数で得られる効果も大きく変化する特性なので、できれば1時間の余裕を持って予約してから来社して下さると有難いです。体験開始は、とりあえず弊社のみ、9月19日から開始したいと思います。正式販売前の特権としてモニター販売ということでお得な割引価格にて提供する予定です。製品の仕様、内容、価格などは電話では一切お答え出来ません。まあ、ネット時代ですから、すぐに書き込まれることで徐々に明らかになることでしょう。ちょっと秘密めいた内容ですので、何が飛び出すかお楽しみに。一つだけ言えることは1歩ではなく10歩も時代を先取りしている革新的な製品なので弊社製品愛好者以外からは懐疑的な目で見られてしまうかもしれません。いつの時代も革新的な物ほど理解されるまで少し時間が掛かるのが常なので覚悟しての販売開始です。
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●2010/08/31
土日が高速割引もあり、今週のアタックレーシングも遠方にも関らず、多くの方にお越し頂きました。
ナンバーは、新潟・岐阜・なにわ・仙台・三河・・・・
車種もレクサスのような質感を求めるクルマから、インプレッサのようなタイムを求めるクルマまで多岐に渡り、大型バイクの方もお見えになりました。
不況を感じさせない賑わいには、本当に感謝しております。
また、新アイテムの開発も着々と進行中です。できるならば特許を取得までを視野に入れて鋭意開発中です。
しかしながら、昨今では特許の申請数も多い為、申請済み特許に抵触していない事など、特許申請にあたって必要な作業がより複雑になることは避けられませんので、
特許を申請した時点で、告知と共に販売開始となる予定です。
それまでは詳細や効果に関して、あまり詳しく書けないのが残念ですが今しばらくお待ち下さい。
今年の異常な暑さは、まだまだ続くようです。

35℃を超える猛暑日には人もクルマも暑さバテします。
メンテナンスを怠っているのに無理をしたりすると、後に大きなしっぺ返しがあるのでご注意下さい。
ちなみに、皆さんはエンジンオイルに「適温」があるのをご存じでしょうか?低過ぎても、高過ぎても良い環境とは言えません。
ですから、一概に「油温が100℃をオーバーしたのでエンジンオイル交換」という固定概念を全ての車種に適応しようとするのは間違いと言えます。
車種によっては、エアコンをつけたまま、高速道路を巡航するだけで簡単に100℃を超えますし(オイルを水冷で冷やすタイプのエンジンなど)
だからと言って、その時点で「オイル交換が必要か?」と言えばそうではありません。
日頃から、自分の車の「適温」を見つけておく事が、クルマの健康管理には必要であると考えて下さい。
もちろん、油温計がついていれば、走行中でもタイムリーに計測する事が可能ですが、例え油温計がついていなくても「明らかにフィーリングが落ちる」のであれば、
温度以外の要素を含め、オイルの交換時期と考えるべきでしょう。
また、前記のような「冷却方式によっては100℃程度は日常茶飯事」なタイプなら、日常での油温とシビアコンディションでの油温の違いを把握しておくのも良い事です。
過剰なヒートも問題になりますが、反面、オーバークールになってしまっても「求める本来の性能」を追う事は出来なくなります。
油温単体だけでなく、水温との絡みもチェックしてみて下さい。
同一水温を維持する状態でもエンジンオイルの質や粘度によって、油温・油圧は変化します。
それらをチェックする事で、高性能オイルと一般オイルの特性の違いがシビアコンディションのみならず、通常使用でも確認出来る事がご理解頂けると思います。
※しばらくは新製品の開発に全力を傾注していますので、藤沢の部屋・プリウスHPともに更新が遅れたり、文面が短かったりすると思いますがご容赦頂ければ幸いです。
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●2010/08/14
残暑お見舞い申し上げます。
お盆の帰省からのUターンラッシュ真っ盛りです。この時期になるとエアコン添加に関する質問が沢山寄せられます。そこでエアコン添加に関する注意点や添加剤の基本的知識をお伝えしましょう。新車を購入されたら、できるだけ早い時期に、エアコン、CVT,ATFに添加するのが理想的。エンジンやMTやデフは構造作用から慌てて添加しなくても大丈夫です。その理由は中味の構造と作用を理解できれば自然と解ってくるのですが専門家でなければ解らなくて当然。中古車になると故障するのがAT,CVT、エアコンで、多大な出費が伴い車の買い替えを検討する大きな要因になります。故障と書きましたが多くはメンテナンス不良や走行距離の増大によって自然と磨耗劣化してゆくメカニズムですので、プロから見たら「消耗限度に達した」と認識します。エンジンは、よほどのことがない限り10万kmは通過点に過ぎませんが、AT,CVT,エアコンは早ければ5年5万kmでも故障するケースが見受けられます。保証期間中は保証で修理できるので金銭的な心配はありませんが保証期間が過ぎてから故障したら修理金額の見積り額を見てビックリすることでしょう。エストレモX1を発売以来、電話での問い合わせは「○○○がおかしいのだけれどX1添加で治りますか?」という問い合わせです。本来は、できるだけ早く添加して磨耗を少しでも低減して寿命延長を図る目的で使用するのが基本です。またエアコン添加のメリットは排気量の小さな軽四輪などではエアコンONにした途端にガクッンと速度が落ちたりショックが出る不愉快さの軽減です。排気量が大きい場合やターボ付き車などでは、エンジン出力に対するエアコン負荷の割合は少なくなってゆくのでX1添加によるフリクション低減効果の体感度は減少するのでX1添加しても解らないというのは当たり前の現象で、添加目的は寿命延長効果に比重が移ります。この点を理解していない方は「効かない」という評価になってしまいます。
また、新車でエアコンに添加する場合はエアコンガスは減っていません。多くのエアコン添加剤は50ccサービス缶の中味は[添加剤20cc+押し込むためにガス30cc]という割合になっています。その点を考慮して弊社では圧力式で添加剤のみを押し込む方式を採用しています。この点を理解していない方は、古い車で冷媒ガスが少し漏れている車に他社のエアコン添加剤を添加したら「エアコンが良く冷えるようになり効果が高い」と評価する場合が出てきます。減っていた冷媒ガスを補充することとエアコン添加剤を添加することは目的が違っているのですが・・・。
元々、自動車メーカーはエアコンの中に添加剤を添加することを推奨しておりませんし、最近のエアコンは圧力センサーの精度が向上し非常にシビアな制御を盛り込んでいます。エアコンに添加剤を添加する、もう一つの理由は「少しでもエアコンの寿命を延ばす」ために添加します。使用している間は回転するのですから良き潤滑で少しでも磨耗劣化を予防することが寿命を延ばすことに繋がってゆきます。
さて、エアコン負荷を減少させる手立ては他にもあるのです。つまり動力源はエンジンですので「エンジンを元気」にすることによりエアコン負荷も気にならなくなってきます。例えばFSグレードのエンジンオイルを使用している方であれば、ワンランク上げて匠グレードにするだけでエアコン負荷の割合も違ってきます。弊社に来社する車を観察していると、アーシングしたりバッテリーに様々なアイテムを2重、3重に装着していたりします。方法は無限にありますが肝心なことは「効果的なアイテムを装着して」エンジン・トルク&パワーをアップすることに尽きます。もう答えは見えてきたように、エアコン負荷の低減と、エンジン出力向上の両面から攻めてゆくことが気持良き走りに繋がってゆくのでエンジンとエアコン添加の両面から攻めてゆくのが理想です。
暑い猛暑も残り僅かになってきました。車も人間も、この暑さに負けないよう活力を注入し乗り越えてゆきましょう。

新製品の開発は次第に進行しています。今回の新製品も低速トルク向上が図れるのでエアコン負荷の低減に貢献します。色々な試行錯誤を繰り返しながら、秋頃の新発売を目指して性能向上と性能維持期間の確認作業を積み重ねておりますので、ご期待下さい。
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●2010/07/31

初めに新型プリウスHPの更新が遅れておりますことをここでお詫び致します。その理由は、今年中の正式発売に向けて、猛暑に負けないで新製品開発に精力的に取り組んでいて新型プリウスも大幅な変貌を遂げ一段と完成度を高めています。新製品はテストを重ねるほどに熟成してゆき効果も高まってきていますので、正式発売を楽しみにお待ち下さい。弊社の新製品の開発の最大のポイントは・・・。
○体感で大きな違いが解るか?
○色々な車種、色々な人(各種条件の違い)で高い評価が頂けるか?
○その効果はいつまで持続しているのか?
の上記主要3ポイントの確認検証となります。ボディコートの開発でも、エンジンオイルの開発でも最後の項目である効果はいつまで持続しているのか?を確認するのには、それなりの年月を掛けて経年劣化を検証しなければなりません。ですから、製品が完成したとしても、それから検証確認を行いますので、それなりの月日が経過するまでは正式発売できません。これはどこの会社でも同じ手順を踏むことが一般的でしょう。最も昔からアタックレーシングに頻繁に顔を見せてくださる方の第一声は「何かおもしろい物ができた?」でした。「こんなの開発しているんだけど試して見る?」「エッ!是非!是非試したてみたい!」といった具合で体験していただき正式発売に向けた最後の煮詰めを行ってきた。興味のある方は気楽に遊びに来店してください。無料でモニターテストを体験できるチャンスが訪れるかもしれない。そして皆様の貴重な意見をお聞きして製品に反映させてゆきます。私の開発の持論は「パワーチェックで3馬力向上したというよりも、車を発進させた瞬間に、いいね〜、気持いいね〜、やっぱり違うよね〜!」と体感で違いが解ることを重要視している。レーシングカーのセッティングポイントはエンジンよりもサスペンション、空力、タイヤ、ブレーキの変更の方が大幅なタイム短縮を図れる。エンジンで1秒、いや0.5秒のラップタイム短縮を図るにはカムシャフト変更、ピストン変更などの部品変更、ベンチテストも含めて莫大な投資を必要とする。対して、タイヤをポンと新しいタイヤに交換しただけで「オッ!2秒もタイムが短縮されたとなる別世界だ。だからエンジンオイルでもオイル添加剤でも街乗りの方が遥かに違いを感じ取る部分が大きい。その理由は赤信号で停車すればアイドリングの振動の少なさ、安定度、メカニカルノイズなどを感じ取ることができる。青信号で発進する際にエンジン応答性や加速の違いを感じ取れる。時速60kmで流していてもエンジンフィールを感じ取ることが出来るからである。
私の中で一番楽しい時間はと問われた場合は、愛車で見知らぬ土地をドライブしている時と、新製品の開発をしている時と答えるでしょう。完成してしまって、ユーザーの手に渡ってしまえば、当然ながら一番気になることは購入されたお客様が心の底から喜んで下さって満足していただけたかどうかである。本当に車の難しさは「どんなに効果的な物でも100%の満足度は得られない」ことである。車でなくても全ての商品でも旅館やホテルなどのサービス業でも100%の満足度を狙って行っても必ず100%に満足を与えることなど出来ない。しかし、私の願いとしては自分の稼いだ給料の中から私のリリースした商品を購入して頂いた訳だから「効果が解らない」では申し訳なく思ってしまう。この気持は、ある意味では映画監督にも似ているのかもしれない。自信を持って送り出した作品の評価が低かったらガックリくるだろう。でも、似ているようで大きく違うのは、車のアイテムは技術的な物だから技術的な裏付けがある。問題は、この技術的な物をどこまで公開できるかできないかという難しい側面を持つ製品があるということである。現在、開発中の製品も、実はこの部分が開発以上に難しい。今、言えることは、X1,エンジンオイル、ギヤオイルなど全ての商品は車に隠されている潜在性能を無理なく引き出すバイタルチューニングであり、新製品もこのコンセプトから外れる事はない。車が益々元気になり、操縦性も高まり、ブレーキ性能も高まり、走っていて「快感!」と思わずニタリとしてしまう、そんなトータルシステムを構築できると本気で思っている。
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●2010/07/15
新製品の開発から発売までは非常に神経を使う。一番楽しい時期でもあり苦しい時期でもある。予想したよりも優秀な結果が得られれば疲れも吹き飛ぶし、逆に期待した結果が得られなければ落胆してしまう。外食産業でもファミレスでも状況は同じであり、激しい競争に勝つために新メニューの開発に励んでいる。そんな舞台裏がテレビの取材番組で放映される時代になってきた。つい最近もフライドチキンの新製品開発の舞台裏が放送されていたので興味深く見ていた。創業者が苦心して開発して売り上げの中核をなしているフライドチキンを油で揚げるのではなくスパイスを振って焼くことに変更した。そして社長を含めた重役達にプレゼンした際に、社長から「新世代というコンセプトなのに現世代にしか見えないね」と指摘されていた。そこで野菜や果物を素材としたサラダで色のアクセントと味覚をつけて新感覚を与えるように変更された物が最終選択されていた。それに較べて弊社の製品は見た目だけでは性能の判断ができない。食べてみておいしい物は見た目でも、色や艶、匂いなどでおいしそうに見える。自動車用ケミカルにそれを求めることはできないので他社製品との差別化が難しい。と、なれば、決め手は「実際に使ってみての体感度」ではないかと私は考える。ボディコートの「グロスターEX」開発でも、ここが一番苦労した。また、お客様の希望や好みは多種多様であり、その中で沢山の方に「満足」を与えることができるかどうかを絶えず忘れないように心がけている。弊社や私に対する最大の賛辞とは「アタックさんの商品は当り外れがないね」と言っていただけることに尽きる。それは今までも、これからも不変のものでなければならない。
話は変わるが、時代は大きく変化を遂げ始めている。日産の主力車種であるマーチが海外生産(タイ)になったが、安く購入できると諸手を上げて喜んでばかりでは、いられまい。大手企業の国外生産が多くなると96万人の雇用が失われるという資算が出ている。今まで大手から仕事を受注していた下請け工場、孫受け工場の仕事が無くなることになり、更なる国内技術力の低下が懸念される。

※経営破たんしたJALから学ぶところは大きい。「お客様本位」であったANAとは対照的。
こんな世の中であるけれど、ひとたび愛車のハンドルを握りクルマを発進させると、世の中のしがらみなど、即座に後方に流れ去ってしまい頭の中は真っ白になる。好きな音楽を流すべくスイッチON,、コーナーを見つめてクルマの鼻先を向ける。自分の意のままに反応してくれる愛車に快感と愛着を覚えながら、コーナーをスルリと回り込んでゆく気持ちよさは至極のひと時である。そのたびに湧き上がってくる思いは「エストレモ製品を知らない車好きは可愛そう」という気持である。ほんの少しの変更(改造ではない)で、自動車はこんなにも大きく変わってしまうという一種の驚きでもある。だからこそ、私は新製品の開発が大好きであり、それがエストレモ製品を生み出す原動力ともなっている。そんな訳だから、年々、新製品を発売し、何時の間にか200近いアイテム数に膨らんでしまった。
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●2010/07/01
皆様方より、お問い合わせを沢山頂きました、New雅とも言える「グロスターEX」を7月1日より新発売致します。

世間で目にする「万人向け」は便利な反面、性能(皮膜厚や皮膜強度)の優れたコート性能を達成する事は難しく、
反面、性能に優れた製品をそのままリリースすれば、施工が難しく、且つ価格が高いという壁に突き当たってしまうのです。
それらを総合的に判断したのが、今回の製品です。
施工のし易さは「雅」をお使いだった方なら、きっと「同等の施工難易度でコート性能が飛躍的に上がった」とお感じ頂けるでしょう。
ちなみに今回の製品は、従来「雅」の1液から2液になっています。
下地に塗るベースコートが強靭なガラスコート層を形成し、トップコートがガラスコート特有の汚れを付きにくくしています。
1:新車は下手な下地処理は必要ありません。中性洗剤での洗いで十分です。できるだけ早めの施工を致しましょう。
2:使用するのは繰り返しますが必ず中性洗剤で!カーシャンプーにはワックス成分が含まれいるものもあるのでNGです。
3:今回のグロスターシリーズは、コート性能を重視。水溶性ではありませんので洗車したら水分を完全に拭き取って下さい。
4:これからの真夏の季節は特に太陽の当る場所、時間での施工は問題が多いのでやめましょう。
これはどんなボディコートでも同じですが「ボディを手で触ってみて冷たいと感じるくらいの状態」が施工に適しています。
5:暗い時(施工確認がし難い)、雨が降りそうな時(完全乾燥前のコートに悪影響)、風の強い時(砂塵による傷)など、条件が悪い
時に無理に施工を実施しないようにして下さい。
6:ボディ状態が良くない(汚れ・鉄粉などが未処理)車は、焦らずに、まず下地作りを行いましょう。
鏡面コンパウンド(9000番以上)でボディをツルツルにしましょう。このツルツルを守るのがコートです。
コートすればキレイになるという訳ではありません。
また、汚れを残したまま施工するとコートが汚れを封じこめるため、性能の優れているコート剤ほど、落とすことが難しくなります。
7:下地造りに自信が無い場合は、磨きのプロに依頼してしまうのも一つの方法です。
もちろん、プロはプロなりにお勧めのコートを用意していますので勧められますが、「グロスターEXはガラスコート」である事を
プロが理解してくれれば、(ガラス系とは違う)施工してくれるでしょう。もちろんスーパーグロスターなら最高です。
8:薄く延ばして施工しても、形成されるコート層の厚みは変わりません。
むしろ多く塗り過ぎて余剰液剤を拭き取る方が液剤の無駄&拭き取り作業も難しいので、結果として時間が掛かります。
注意点をしっかりと理解すれば、ボディコートは難しくはありません。
特に直射日光で熱せられたボディには絶対に施工しないで下さい。、瞬時に蒸発して焼きついてしまいます。
セットの梱包箱は桐箱を使用しております。
湿度を調整し中味の品物を温度や紫外線から守る性質が優れており、古くから利用されている「日本ならではの匠の箱」です。
使用後は捨てずに、別途ご活用いただければ幸いです。(ラベルは簡単に剥がせます)
お願い
これは製品の説明書にも記載しておりますが、購入後は、できるだけ早めに使用して下さい。
開封後の製品は、日々劣化していきます。
また、保管する場合も暗くて涼しい場所を選ぶなど、配慮して下さい。
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