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更新履歴:3/8 第4章、第5章追加

―― 目次 ――

-RAV4 DELUXE-藤沢流RAV4チューニング-プロローグ

-RAV4 DELUXE-藤沢流RAV4チューニング-第一章

-RAV4 DELUXE-藤沢流RAV4チューニング-第二章

-RAV4 DELUXE-藤沢流RAV4チューニング-第三章

-RAV4 DELUXE-藤沢流RAV4チューニング-第四章

-RAV4 DELUXE-藤沢流RAV4チューニング-第五章

第5章 不満点の改善

この章では、1000km走行後で判明した不満点の対策をする。 走り良し(ECOモードでストレスなく走れる)、乗り心地良し、操縦性良し、ブレーキ良し、と満足できる車に仕上がってきた。 ただ、運転席と助手席では静かで快適に感じたが、後席に乗車した人から「路面が荒いところをある程度、速度が高い状況で走行すると『ゴーッ!!』という音がすぐ後ろ側から聴こえてきてうるさく感じる」と指摘された。 5-1:フロントタイヤハウス内に防音防振材施工 そこで、防音防振材をネットで探して、厚み4ミリで12枚セットで3000円ほどの製品を購入した。施工場所は、後側タイヤハウスと、荷室のスペアータイヤ収納部分。 タイヤハウスはカバーが装着されているため一度取り外して内側全体に施工する。荷室のタイヤハウスのところは、画像を見ると分かるように、防振材が一部分だけ貼られている。そこで全体に防音防振材を貼り付ける。 その結果は…… 後席同乗者から一言「静かになったよ」と評価を頂いた。タイヤを取り外ししないと作業は難しいが、タイヤさえ外せれば作業自体はそれほど難しくない。 最初から舗装面が良好であれば、とても静かで快適である。その反面、荒れた舗装面になると急にロードノイズが煩く感じられる。乗り心地と静かさなど、快適性に関しては上限がどこにあるのかではなく、向上できるのであれば絶えず追求してゆきたい。 5-2:フロアーマット下に防音。防振材追加 タイヤハウスに施工した防音防振マットを更に12枚購入。 フロントのタイヤハウス内に施工、余ったものをフロアーマット下に敷いた。更にエーモンからフロアー用の防音・防振マットが発売されていたためラバーマットの下側に敷き詰めた。 このような対策効果は一箇所では僅かであり、各部の積み重ねが重要となってくる。また感覚的には更に向上したくなる要素なので、どこまでやるかはその人次第と言える。 5-3:リアタイヤハウス内に防音。防振材施工 フロント側と同様に、タイヤハウス内のカバーを一度取り外し内側に貼り込むように施工した。効果的にはあまり実感できなかったが、雨天ではタイヤハウス内のカバーに当たる水の音が小さくなる可能性はある。 5-4:リア・ドア側にウェザーストリップ追加 言葉では表現が難しいが、リアドアの下後ろ側にヘッドライトとボンネットの所に装着されているゴム部品を6本取り寄せて、片側に3本装着した。 画像を見ても最初から装着されていたかのように見えてしまう。なぜこの場所かと言えば、リアタイヤに大変近いことと、密閉される空間(ゴムが接触する範囲)が非常に狭いため、確実に密閉したかった。 5-5:エーモン静音計画、風切り音低減低減・ドア4箇所施工 エーモンから発売されている静音計画シリーズを活用。前後左右ドア4枚に追加でウェザーストリップを貼りつける。 一度、水性絵の具を純正のウェザーストリップに塗布して、どの位置に密着しているかを確認し、その場所に貼り付ける。 密閉度が上昇する見返りとして、ドアを最後までしっかり閉めないと半ドアになることが多くなったが、確実に静かになった。高速道路などで、すぐ真横を大型トラックが並行して走行した際や、すれ違った時に凄く静かに感じるようになった。 5-6:エーモン静音計画、風切り音低減・リアハッチバック施工 外からの音は後方から室内側に入ってくることが多い。ドア用と同様にリアハッチ用が発売されていたため、完璧を期すためリアハッチにも施工した。 5-7:エーモン静音計画、風切り音低減・フロントドアとリアドアの隙間施工 ドアエッジに挟み込むタイプの風切り音低減シリーズ。左右施工用として販売されている。ここまでやれば完璧だ。 徹底的に施工したために重要なことが分かってきた。それは確かに静かになったことは間違いないが、ロードノイズだけに絞れば、路面の凸凹が多い所ではまだ少し大きいという点である。 このノイズはタイヤ銘柄に大きく関係していると分かった。RAV4の欠点の一つでもある。色々な車に乗ってきたが、歴代の車の中で1番大きなロードノイズと言える。 最終的には、ロードノイズの小さな設計のタイヤ銘柄に交換しない限りは解決出来ないようだ。交換時期が来るまで、多少煩いが継続使用する。 アドベンチャー純正のオールシーズンタイヤに交換して差を比較してみたが、「違うね!」と感じるほどの差は出なかった。 乗り心地や静粛性は、一箇所を対策すると次の音が気になってくる。ボディ剛性と同様にモグラ叩きゲームと同じだ。 路面が荒れている舗装路ではそれでもタイヤノイズが気になるが、最終的には「静かなタイヤ銘柄に交換する」ことが結論となった。

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