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更新履歴:3/8 第4章、第5章追加

―― 目次 ――

-RAV4 DELUXE-藤沢流RAV4チューニング-プロローグ

-RAV4 DELUXE-藤沢流RAV4チューニング-第一章

-RAV4 DELUXE-藤沢流RAV4チューニング-第二章

-RAV4 DELUXE-藤沢流RAV4チューニング-第三章

-RAV4 DELUXE-藤沢流RAV4チューニング-第四章

-RAV4 DELUXE-藤沢流RAV4チューニング-第五章

第1章 藤澤流ファインチューニング

最初に納車から2000km走行までの感想及び実燃費をお知らせしましょう。 車好きなら購入した新車をそのまま乗るのではなく、これまでの経験値から不満な点を何とか改善して自分好みの車に仕上げてゆきたい。現代の安全装置満載、コンピューター制御の車は、改造するのではなく潜在性能を無理なく導き出す先進のファインチューニングが最適である。新車のメーカー保証にも抵触しないし、耐久性や故障発生のリスクも限りなくゼロに近い。 購入した自動車の操縦性、乗り心地、静粛性、加速性能など、微妙な部分で不満があったとしても壊れていなければディーラーの修理対象とはならない。高い潤滑性能のオイルでフリクションを低減したり、MVSの活用でボディ剛性向上を図ることで最終的に、ポテンシャル向上と同時に燃費向上も図れる。何よりも運転していて楽しい車に仕上げる事が可能である。 ○購入車両はHYBRID-G、グレード的に年配者仕様である。他にアドベンチャー仕様とG-Zパッケージ仕様があり、フロントデザインが異なる。ボディカラーも若者好みの鮮やかなブルーやツートンカラーも選択できる。その他の部分で大きな違いは装備及びタイヤ&ホイールとなる。 HYBRID-Gがサマータイヤ225/65-18インチに対して、アドベンチャーはオールシーズンタイヤ235/60-19インチとなる。 HV-G 純正18インチサマータイヤからアドベンチャー19インチ・オールシーズンタイヤに速攻で交換。準備期間がたっぷりあったためMVSホイール用をたくさん貼った。 納車され、いつもの1周2kmの市街地試乗コースを私は1周、社員が2周ほどしてすぐにタイヤ交換を実施した。 ホイール用MVSをたっぷりと貼り、外装内装のMVS処理済メッキパーツの装着と、フラットプレートLサイズ2枚+Sサイズ2枚、後は定番のパワーラップMサイズをフロント&リヤドライブシャフトに装着。まだ慣らし運転中だが、この仕様で、行きは戸倉上山田温泉→軽井沢経由→草津温泉まで家族3人+荷物積載。気温は-1度から12度、エアコン常時使用24度設定で向かう。 神奈川県からだと、草津までは登り下りはあっても全体的には高地に登坂してゆく感じとなるためか、行きのメーター表示燃費は16.8km。ちなみに走行モードは、ほとんどECOモード。今まで乗ってきた車はエコモードだと出足がもっさり過ぎてストレスとなる場合が多かったが、RAV4はかなり使いものになった。 草津温泉 走行距離458km +残り推定走行距離表示342km=800km メーター燃費表示 16.8km 帰路は反対になり、全体的には下って下って降りてくる感じのため、帰路のメーター表示燃費は22.0kmをマークした。行きの燃費16.8km+22.0km÷2=19.4kmと計算上はなるが、走行距離が異なるため、あくまで目安となる。 車の受け取りから帰宅までの総走行距離は737.9km 残り推定走行表示は100km ギリギリ満タン距離は737.9km+100km=837.9km となる。 車両重量が約2トンで空気抵抗が大きく重い車での燃費から考えると抜群に優れている。この車でも燃費が悪いと評価するコメントも見かけるが、冬季に2〜5kmなどの短距離で、始動直後から登り坂を登坂した場合などの悪条件が重なれば、どんな車でも燃費は大幅に落ちる。この常識を知らない人であれば燃費が悪いと思ってしまうケースも出てくる。ひと昔前の車の燃費から見たら驚異的な燃費と言ってよい。 では実際に燃料補給した時の実燃費はどうだろうか。 結果的に3人で2泊3日で700km以上走行して1人あたりの燃料代は約2000円と格安に上がった。高速代の方がはるかに高い。 (画面表示は、その後給油のため少し走行した分もあり、21.8kmとなっている) 2回目の給油 2回目は、いつもの通勤で片道2kmを含めて燃費検証をスタートする。2月の朝の気温は3〜8度ほど、今までの各車では8〜10kmほどだが、RAV4は13.5km前後をマークする。水曜日の定休日は家族3人で山梨県まで片道130kmを往復する。 長距離を走行したため燃費は大幅に向上した。 走行距離501.1km で、残り推定走行距離321km メーター表示燃費は17、0km 普段の近場の買い物などを含めて 576、6km走行、残り走行推定距離214km燃料計は約1/4 メーター表示燃費 16.3kmと燃費は落ちている。1日2km往復を2回すると0.1〜0.2kmずつ燃費は低下してゆく。 2回目の給油は37、21、リットル 従って576.6÷37.21=15,495km/L 満タン給油後の走行推定距離は906kmと表示された。 エルグランドの時、400〜450km走行時点で、そろそろ給油しないとダメだった。ハイオク満タンで8000円を超える。今回の給油はレギュラーガソリンで142円だった単価が134円と大幅に下がった日を選んで給油したため約4986円とガソリン代の違いを痛感させられた。 毎日ガソリンスタンド前を通るためその日のガソリン単価が分かる。慌てて入れる必要性が無いためと、141円が続いたため給油しないで過ごした。3月10日になったら何と134円と7円も安くなったため給油した。37、21リッターのため差額は260円安く入れられた。よくハイブリッドの価格差50万円は元が取れないと言う人がいるが、ここの計算は盛り込まれていない。 3回目の給油は、自宅と会社の往復が多かった。まだまだ朝の気温は上下動が激しく10度を切る日も多く、片道2kmなので、今まで使用して来た車は8〜10kmほどの燃費であった。 RAV4はどういう結果が出てくるのか私も興味津々であった。結果は13.2〜13.8kmという意外に良い結果が出た(エアコン未使用)。始動直後はエンジンが始動するためと、まだ気温が低いことを考慮すると優れた燃費と言える。 通勤燃費13.5kmのまま、20〜50kmほど一般道を走ると、燃費はすぐに15〜16.0kmほどに跳ね上がる。高速道路をそれなりに速く走行しても16km前後を維持してくれる。 592.7km走行後、給油した結果は。実燃費15,873kmであった。 4回目の給油は、走行距離、111.3km走行後に給油した。その理由は、純正アドベンチャー19インチ・オールシーズンタイヤから、HV-Gの純正ホイール&タイヤに交換したからである。メーター表示燃費15.0kmに対して給油量が少ないこともあり、実燃費15.3kmと出た。 純正アドベンチャー・ホイール&タイヤで、走行距離2020.6km、総給油量124.67リッターで平均実燃費を計算してみると 16.2km/リットルという結果となった。 燃料タンク容量は55リットルなので、残量5リットルまで走行(警告メッセージが表示されるが)するとして計算すると、16.2×50=810となる。このことから、走行条件にもよるが、750〜850kmほどは走れることが分かる。また私の走行条件は、乗車人員は3人が多く、通勤以外はエアコン常時24度設定が多い。車重2トンの空気抵抗の大きな車なのに予想通りの高燃費を得ることが出来た。 その他のチューニングポイントは以下の通り。 1-1:オールシーズンタイヤ&19インチに交換 購入時にオールシーズンタイヤ仕様が欲しかったが設定は無い。そこでヤフオクを検索すると新車外しの純正タイヤ&ホイール4本セットがいくつか出品されている。高い物は15万円前後、その中で走行距離が僅か500km、最安値の8万円(送料別)を落札した。ホイールデザインも若々しく好みだ。せっかくSUV、しかも4WD仕様を購入した訳だから、タイヤはオールシーズンだとタイヤ交換の手間も省けて気軽に走れそうだ。 タイヤ&ホイールを純正品と交換して乗り心地、操縦性、燃費の比較テストも出来る。 冬季高速道路にてチェーン規制が実施される区間があり、チェーンを装着していないと走行できない。そこでチェーンでもジャッキアップをしないで停車したま装着できて、最高時速50kmまで走行できるカーメイト製のゴムタイプを購入した。非常用なので滅多には使用しないと思われる。 1-2:ホイール用MVS施工 ホイール交換前に行う私の儀式は、ホイール用MVS施工である。汚れが少ない新品または新品に近い状態であれば比較的施工も簡単に行える。本来は18インチと19インチの乗り心地や操縦性の比較、サマータイヤとオールシーズンタイヤの比較、MVS施工前と施工後の比較を実施するのが正統であるが、MVSの特性をある程度理解してきているため一発で行い結果を見てゆくことにした。 1輪に対して、5本スポークなので、2ピースを20枚、1ピースを5枚、3ピースを15枚、画像のようにバランスを考慮して施工した。冬季は気温が低いため、ドライヤーや太陽なので暖めて貼りつけると接着力が増す。 1-3:キャリパー・オレンジ塗装とMVS施工 純正キャリパーはスポーツカー以外は見た目がイマイチである。ブレーキ強化が行えるフルード添加剤ドラッグツー、ドラッグワン、それにMVSがあれば改造しないでブレーキ強化が簡単に行える。それでも車好きは見た目も大切でこだわりがある。一般走行、ハイブリッド車なら、キャリパーはそれほど温度的に厳しくないから普通の塗料でも問題は無い。色を塗るだけで各段に見栄えが良くなり満足感が大きい上に、費用的にはスプレー缶1本分も要らない。今回は実験的にスプレー缶をMVS処理して剛性感向上が体感できるかテストしてみる。更にブレーキパイプに試作品を装着して効果を検証、これも更に効きがダイレクトになる。 更に後日、パワープレート0.5mm装着、D2を100cc添加、プラスしてD1を塗布する。 1-4:ドライブシャフト・MVSパワーラップ装着 駆動効率向上が簡単に望めるパワーラップ装着は欠かせない。E-Fourは後輪もモータで駆動するため前輪後輪にパワーラップを各ドライブシャフトに1本ずつ、合計4本を装着した。 後日、ミッションオイル交換時に中心部にパワーラップMサイズを2本追加装着した。 1-5:後輪駆動用モーターケース本体にPTブロック装着 モーターケースにPTブロック3個装着。合わせてデフオイルをHAYATE轟(販売終了)に交換。(総量1.7リットル) 改造ではないので、耐久性やメーカー保証に抵触しないで駆動ロス低減が図れる。 1-6:無段変速機オイル交換、及び前輪駆動用モーターケースにPTブロック施工 PTブロックを一度でも使用した方なら、その効果を充分に体験済だと思われる。ケースの歪みが減少することで伝達効率が向上し気持ち良い走りが得られる。またMVSはモーターやオルタネーター、配線など電気部品にも強力に作用する。 プリウスHV、カムリHVの時も、無段変速機(約3リットル)フルードにX1またはX1FSを300cc添加することで、大幅にフリクションが減少して発進加速が軽やかになったことを体験している。中古車などの表記ではCVTと表示されるが構造作用はまるで異なる。大雑把に言えば、デフレンシャルの構造作用に近い。ここは新車は切粉が出るので、走行距離1000km〜3000km走行後に純正オイル交換と同時にX1またはX1FSを添加するのが理想的。 すでに販売終了しているHAYATE轟をRAV4用として確保しておいたので、走行距離2350km走行後にHAYATE轟に交換することにした。最初からX1FSが10%以上添加済なので総量3.9リッターを交換するだけでよい。今までプリウスのお客様で交換した実績が何台かあるためリスクは無い。HAYATEの粘度は硬すぎず柔らか過ぎないという絶妙な粘度設定が、耐久性向上にも効いてくると推測できる。ちなみにプリウス50型の時はオイル総量が3リッターであった。車が重く大きくなったのに合わせてミッションも大型化されている。 1-7:純正エンジンオイルにX1FSプラスVG添加 メンテナンスパックで契約したために、しばらくは純正オイルで走ることになる。アタックファンなら必然的にX1またはX1FS添加は欠かせない。同時にVGと併用するのが理想的と言える。そこで納車当日にX1FS-300cc +VG-300cc=合計600ccを添加。そのまま添加するとLレベルを超えてしまうため600cc抜いてから添加した。 1-8:LLCにLXを添加 HVシステムはエンジン冷却水とインバーター冷却用LLCと2系統の冷却システムを有する。エンジンは頻繁に始動停止を繰り返す。だからこそエンジンオイル添加剤X1+オイル活性剤VG添加、LLC添加剤LXの添加メリットが生きてくると予測できる。詳しい数値の判定は難しい。これから1年間の燃費データーを見てゆくことになる。 1-9:下周り、クリアー・アンダーコート吹き付け 雪道走行を前提として、凍結防止剤などの影響による錆防止対策として透明なアンダーコートを吹き付ける。これもアンダーコート缶をMVS処理を施し、フロアー全般の剛性アップを実験してみる。その他にも、オイルパン、無段変速機、後輪駆動用モーターケースなどに吹き付けることにより、ケースの歪みを抑制して駆動力向上が期待できる。 1-10:サスペンションアーム&メンバーに、MVS黒色スプレー MVSスプレー塗装による剛性アップ。果たして走りはどう変わるのか興味は尽きない。私は鈍感な方なのでハッキリした効果が得られたか断言できないが、悪くはない。 後日、リア・ショックアブソーバーにパワーラップSサイズを装着する。 1-11:エアコン電動コンプレッサーにパワーアルミテープ施工 リフトアップしてアンダーカバーを取り外したので下側から施工できるためポンプ本体下部にパワーアルミテープを貼ってみた。恐らく、体感で何が変化したのか解らないと思う。ただ言えることは、施工して悪いことは一つも無く、上手く効けば燃費向上に貢献してくれると推定している。 ただし、RAV4はアンダーカバーが8割方装着されているため、アルミテープ施工(貼り付け)はアンダーカバーを取り外さないと施工できない。

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